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更新日:2021.06.01 / 掲載日:2021.06.01
グループPSAジャパン ポンタス・ヘグストロム氏が代表取締役社長就任 FCAジャパンと兼務

グループPSAジャパンは5月31日、FCAジャパン代表取締役社長のポンタス・ヘグストロム(Pontus Haggstrom)氏が2021年7月1日付でグループPSAジャパンの代表取締役社長に就任することを発表した。ヘグストロム氏は現職と兼務し、ステランティスの日本における2子会社を統括する。
現グループPSAジャパン代表取締役社長の木村隆之氏は、ルカ・デルフィノ氏に代わり、マセラティ(Maserati S.p.A.)のアジア パシフィック リージョンのマネージングダイレクターに就任する。
今回の任命について、ステランティスでインド アジア パシフィック(IAP)リージョンのセールス・マーケティング・オペレーションを統括するウィリアム・ヘイズ上級副社長(SVP)は「自動車業界において確固たる実績を誇るベテラン・プロフェッショナルであるポンタス・ヘグストロム氏が、IAPリージョンで最大の市場である日本を統括することを大変嬉しく思います。そして、木村隆之氏が、歴史あるマセラティ・ブランドをさらなる成功に導いてくれることも確信しています。お二人の貢献により、日本においても、アジア パシフィック全体においても、ステランティスは成長と成功を続けることでしょう」とコメントした。
また、今回の任命についてヘグストロム氏は「グループPSAジャパンの個性あるフランスブランドに携わり、ディーラー並びに従業員の皆さまと共に働くことを光栄に思い、心待ちにしています」と、その思いを語った。
ヘグストロム氏は、1965年生まれのスウェーデン出身。1992年にサーブ オートモービルズ社へ入社後、ボルボ、ゼネラルモーターズ等ほぼ30年にわたり一貫して自動車産業に携わり、日本においても通算20年以上マネジメントを歴任。2012年よりフィアット・クライスラー・ジャパン(FCJ)の代表取締役社長に就任、その後2015年に社名をFCAジャパンに変更し現在に至る。輸入自動車メーカーCEOとして最長の経歴を持つ上に、日本に加え8ヵ国での勤務経験がある。また、日本自動車輸入組合(JAIA)の副会長を長年務めるとともに、米国商工会議所(ACCJ)の米国自動車産業部会(AAI)の委員長にも就いており、自動車業界全体の発展に尽力している。