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更新日:2020.04.08 / 掲載日:2015.10.19
スバル、「フォレスター」の大幅改良を実施

大幅改良が施された「フォレスター」
富士重工業は、SUVモデル「スバルフォレスター」に大幅改良を実施した。10月28日から開催される「東京モーターショー2015」で正式発表される。
今回の改良では内外装のデザイン変更のほか、シャシーの見直しを行うなどパワートレーンの改良を行った。装備は、同社で初となる「LED ハイ&ロービームランプ/ステアリング連動ヘッドランプ」を採用。先進運転支援システム「アイサイト」は、操舵支援機能の「アクティブレーンキープ」を装備するver.3を採用。車両の側方、後方などをチェックしてドライバーに危険を知らせる「アドバンスドセイフティパッケージ」を追加した。
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ドアグリップなどに質感を高めた表皮を使用し、加飾パネルをハイグロスブラックに変更
インテリアは、ドアグリップなどに質感を高めた表皮を使用し、加飾パネルをハイグロスブラックに変更した。メーターパネルは、スピードメーターとタコメーターの指針開始位置を左下から左真横に変更。加飾リングの形状を変更してガラスのスモーク化を行った。メーターパネル中央のマルチインフォメーションディスプレイは、カラーTFT液晶パネルに変更。アイサイトやSI-DRIVEなど各種情報を表示可能とした。

自然吸気エンジンは、燃焼の改善やフリクションロスの低減などを行い、燃費性能を向上させた
エクステリアは、フロントバンパーのデザインを変更したほか、従来はブラックアウトしていた中央部分をボディ同色に変更した。ヘッドランプ内のスモールランプをレヴォーグなどと同じコの字型に変更した。リアビューは、リアコンビネーションランプの灯体内配置を変更した。
アルミホイールは、17インチ、18インチともにデザインを変更。ボディカラーは、フォレスター専用となる「セピアブロンズ・メタリック」、と「ダークブルー・パール」の2色を追加。全11色のラインナップとした。

コイルスプリングのバネ定数やショックアブソーバーの減衰力を最適化
自然吸気エンジンは、燃焼の改善やフリクションロスの低減などを行い、燃費性能を向上させた。CVT車のJC08モード燃費は、15.2km/lから16.0km/lに改善した。リニアトロニックCVTも見直しを実施し、走行中の静粛性を向上させたほか、ターボエンジンモデルではオートステップ制御を採用。加速時のダイレクト感を高めた。
足まわりは、コイルスプリングのバネ定数やショックアブソーバーの減衰力を最適化。路面からの小さな入力でもサスペンションが追従する設定となり、居住性を向上させた。また、ドアガラスの板厚アップ、シール部品の強化などにより静粛性を高めた。
メーカー希望小売価格は、214万9200円(税込)~312万8760円(税込)