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更新日:2018.10.28 / 掲載日:2015.09.17
【マツダ】ドイツの自動車デザイン賞3部門で受賞、チームオブザイヤーも獲得2015

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
マツダが、ドイツの自動車デザイン賞「Automotive Brand Contest(オートモティブ・ブランド・コンテスト)」の3部門で賞を獲得した。受賞したのは、マツダのグローバルデザイン部門、コンパクトクロスオーバーSUV「マツダ CX-3」、マツダのオリジナルデザインの自転車「Bike by KODO concept(バイク・バイ・コドー・コンセプト)」。9月15日にフランクフルトのシュテデル美術館で開催された式典で、賞を授与された。
Automotive Brand Contestは「German Design Council(ジャーマン・デザイン・カウンシル/ドイツ・デザイン評議会)」の主催で、2011年にスタートしたデザイン賞。自動車関連の優れた製品やコミュニケーションを対象に、報道関係者やデザイン・コミュニケーションの専門家が評議員となって選考を行い、毎年1回、通常部門15部門と特別部門4部門で表彰を行っている。
マツダのグローバルデザイン部門は、革新的で一貫性のあるブランドデザインの実現に貢献したチームを表彰する「チームオブザイヤー」を受賞。日本、米国、ドイツにデザイン拠点を持つマツダのグローバルデザイン部門が、近年の商品群においてデザインテーマ「魂動(こどう)」をベースに生命力と躍動感に溢れる造形を一貫して表現、さらに進化させてきたことが評価された。
「マツダのデザインテーマ『魂動』は、デザイン言語を規定していない点が他社のデザイン戦略とは大きく異なる。マツダのデザインチームでは、常に期待を上回るデザイン提案が奨励されており、マツダの現行ラインアップの各モデルが活き活きとした動きを表現しながらそれぞれの個性を際立たせる要因となっている」とドイツ・デザイン評議会は受賞の理由を述べた。
今年導入されたCX-3は「量販車カテゴリー:エクステリアデザイン」部門で、今年4月の「ミラノ・デザインウィーク2015」に出品されたBike by KODO conceptは「パーツ&アクセサリー」部門で、それぞれ受賞。
マツダの執行役員・デザイン本部長の前田育男氏は、Automotive Brand Contestの3部門での受賞に際し、「このたび、CX-3、Bike by KODO conceptのふたつの製品と、グローバルデザインチーム全員が名誉ある賞をいただいたことは、我々にとって大きな喜び。今後もチーム一丸となって、マツダデザインの中核となる躍動感・生命力の表現への挑戦を続け、お客様にワクワクしていただけるデザインの創造に取り組んでいく」とコメントした。