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更新日:2025.02.10 / 掲載日:2025.02.10
BMW「X1」など47車種 計3万台超リコール 統合ブレーキユニットに不具合
ビー・エム・ダブリューは2月7日、制動装置(統合ブレーキユニット)に不具合があるとして「X1」「5シリーズ」など47車種、計30,503台(2022年6月20日~2024年9月4日)のリコールを国土交通省に届け出た。
エンジンの始動ができなくなるおそれ

国交省によると、統合ブレーキユニットにおいて、製造管理が不適切なため、モーターセンサーの回路基板に異物が付着したものがある。また、コンタクトピン長さの設計検討が不十分なため、モーターセンサーの回路基板との接触圧によりノイズが発生する。
そのため、電気的接触不良が発生し、ブレーキ警告灯の点灯およびチェックコントロールメッセージが表示され、そのまま走行を続けると、フォールバックモードとなることによりブレーキ操作時に通常よりも強い踏力が必要になり、次回にエンジンの始動ができなくなるおそれがあるという。
これについて、ユーザーから171件の不具合報告が寄せられていた。なお、事故は発生していない。
問い合わせは、BMW カスタマー・インタラクション・センター(0120-954-018)まで。
対象車種一覧











改善箇所説明図

BMW 公式HP:
https://www.bmw.co.jp/ja/index.html
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