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更新日:2018.11.30 / 掲載日:2015.07.02
【フォルクスワーゲン】「ゴルフ オールトラック」発売【価格・燃費】
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
フォルクスワーゲン「ゴルフ」シリーズのラインナップに、初のクロスオーバーステーションワゴンモデル「ゴルフ オールトラック」が設定され、7月21日に発売された。ゴルフシリーズとしてはじめて1.8L TSIエンジンを搭載、専用の足回りと最新の4WDシステム、専用の内外装を備えている。価格はベーシックグレードの「TSI 4モーション」が347万円、上級装備を採用した「TSI 4モーション アップグレード パッケージ」が367万円。
「ゴルフ ヴァリアント」をベースに、オンロードからオフロードまで幅広い路面に対応した走行性能を高めたモデル。全高は1510mmでゴルフ ヴァリアントよりも25mm高くなっている。エクステリアには、前後ともクローム加飾をアクセントに用いた専用バンパー、ブラックのサイドシル、ブラックのホイールハウス エクステンション、専用デザインの17インチアルミホイールなどを採用し、力強い印象を強めている。インテリアは、専用デコラティブパネル、ドアシルプレート、「Alltrack」のロゴ入りの専用ファブリックシートなどが装備される。
パワートレインは、ゴルフシリーズ初搭載の1.8L 直4 DOHC ターボエンジンと6速DCTの組み合わせ。最高出力180ps/4500~6200rpm、最大トルク28.6kg-m/1350~4500rpmを発生させる。JC08モード燃費は14.7km/L。
足回りには、専用サスペンションを採用した。ゴルフ ヴァリアントにくらべて最低地上高が25mm高くなり、オフロード走破性がアップ。4WDシステムには、あらゆる条件の下でトラクションのロスを最小化し、前後輪に最適なトルクを配分する最新世代の「ハルデックス 5 カップリング」を搭載し、アクセルオフの空走時またはエンジン負荷が比較的小さい状況では、駆動系からリアアクスルを切り離してフロントアクスルだけに駆動力を配分し、無駄な燃料消費をカットする。
走行シーンに合わせたドライビングプロファイル機能には、通常の「ノーマル」、「エコ」、「スポーツ」、「カスタム」に加え、ゴルフ オールトラック専用に開発された「ラフロード」モードが追加されている。
インテリアもゴルフヴァリアントとは異なり専用のものとなる。
リアアクスルへの駆動力が必要になった場合も、コンマ秒単位の素早い制御を行う。また、走行状況によっては駆動トルクのほぼ100%を後輪に伝えることも可能。
前席に「Alltrack」のロゴが入る専用のファブリックシートとなる。