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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2015.02.10
【ロータス】エキシージSに6速AT搭載モデルが登場。発売は2015年6月

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
ロータスのスポーツレースカー「エキシージ S」に、ATモデルが導入され、2月10日より販売が開始された。ATはオプションという位置づけで50万7600円で販売され、車両本体にATオプションを追加した価格は、クーペモデルの「エキシージ S オートマチック」が1006万5600円、「エキシージ S ロードスター オートマチック」が1022万7600円となる。日本でのデリバリーは2015年6月にスタートする予定だ。
3.6L V6DOHCエンジンをミドシップにレイアウトした正統派の2シータースポーツカーとして多くのファンを魅了してきたエキシージに、パドルシフト付の6速ATモデルという選択肢が加わった。オートマチックの操作はレバー式ではなくボタン式で、コクピットのセンターコンソールに整然と並んだ「P」、「R」、「N」、「D」のボタンと、ステアリングに備えられた鍛造アルミニウムのマニュアルパドルシフトで操作する。シフトアップに要する時間はわずか0.24 秒で、スポーツモード時にはスロットルブリップを伴った素早いシフトダウンも可能。
スロットルの応答が鋭くなるスポーツモードでは、「ロータス ダイナミック パフォーマンス マネジメント(DPM)」によるトラクションスリップの限界値が高くなり、ドライバーの意思でコントロールできる範囲が広がる。さらにアグレッシブなドライビングを志向するドライバーには、DPMの介入を減らす「レースモード」を備えたオプション「レースパック」も用意されている。
パフォーマンスでも、マニュアルモデルを超えることが予想されている。イギリスのヘセルにあるロータス社テストトラックでは、マニュアルモデルに劣らぬタイムで走行。0~100km/h加速ではマニュアルモデルより0.1秒早い3.9秒を記録している。