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更新日:2018.11.06 / 掲載日:2018.06.23
ロータス、「エキシージ」の新シリーズ2モデルを日本で発売
新シリーズを発売した2シーターミッドシップスポーツ「エキシージ」
エルシーアイは6月22日、ロータスの2シーターミッドシップスポーツ「エキシージ」の新シリーズ2モデルを日本で発売した。今回発売された新シリーズは、クーペの「エキシージ スポーツ 410」と、オープントップの「エキシージ スポーツ 410 ロードスター」。デリバリー開始時期は11月を予定している。エキシージのラインアップでも、サーキット志向が強い「エキシージ CUPシリーズ」のノウハウを活かして開発された。
パワートレーンは、3.5リッターV型6気筒DOHCスーパーチャージャーとなる「2GR-FE型」エンジン+6速MTを採用。このエンジンは、既存のエキシージラインアップでも採用されているが、今回は高出力化が図られ、最高出力306kW(416PS)、最大トルク410N・mを発生する。ボディは、軽量カーボン製のフロントスプリッターやアクセスパネル、カーボン製のテールゲートやリアウイングを標準装備するなど、グラム単位の軽量化を実施。車両重量はクーペが1130kg、ロードスターが1103kgとなる。0-100km/hの加速はわずか3.4秒。最高速度は、クーペが290km/h、ロードスターが241km/h。
3.5リッターV型6気筒DOHCスーパーチャージャーとなる「2GR-FE型」エンジン+6速MTを採用
インテリアは、アルカンターラ素材のステアリングホイール、アルカンターラ/レザーの表皮にレッドやイエローでステッチを施すカーボンファイバー製スポーツシートを標準装備。シート表皮はブラックのフルレザー、またはレッドかイエローで選択できるタータン模様をオプションで用意する。
リアにカーボン製ハイマウントウイングを装着した
エクステリアは、徹底したCFDモデリングと風洞テストを実施。フロントマスクにカーボンファイバー製のエアカーテンとフロントスプリッターを装備する改良版軽量フロントクラムパネルを採用する。リアにカーボン製ハイマウントウイングを装着したことでハンドリングバランスと高速走行時の安定性確保を両立させ、ダウンフォースはフロント60kg、リア90kgで最大150kg。
足まわりは、公道用に再チューニングされたナイトロン製3段階調整式ダンパーを装備。前後に標準装備となる調整式のアイバッハ製アンチロールバーは、リバウンドや低速/高速のコンプレッションなど、ドライバーの繊細な要求に応じたカスタマイズに対応できる。タイヤは、18インチのミシュラン「Pilot Sport Cup 2」を装着。ホイールは、カラーリングをブラック、シルバー、レッドから選択できる軽量鍛造アロイ製ホイールが組み合わされる。APレーシング製のブレーキでは、前後に鍛造4ピストンキャリパーと2ピースJフック仕様のブレーキディスクを採用。
なお、今回のスポーツ 410の発売に合わせて、エキシージラインアップ全体で、デザイン変更を行い、「エキシージ スポーツ 350」は、ビジュアルをリニューアルしている。
スポーツ 410のメーカー希望小売価格は、両モデルとも1398万6000円(税込)