ロータス、50kg以上軽量化された新型「エキシージ スポーツ 350」発売

インテリアでは、1976年の「エスプリ S1」以来となるタータンインテリアを軽量スポーツシートやドアパネルの表皮に採用。伝統的かつ目新しい雰囲気の内装とした。このほか、インテリアトリムにはレザーやアルカンターラの表皮もオプションで用意された。

パワートレーンには、「エキシージ S」から最高出力258kW（350PS）/7000rpm、最大トルク400Nm（40.8kgm）/4500rpmを発生するV型6気筒DOHC 3.5リッタースーパーチャージャーの2GR-FEエンジンを継承。軽量化したボディにこのパワーとトルクを搭載したエキシージ スポーツ350は、わずか3.9秒で100km/hまで到達可能であり、トップスピードは時速274km/hを誇る。6速MTとの組み合わせで、0-100km/h加速3.9秒、最高速274km/hを達成する。また、コンピューターによるギアチェンジの最適化によって0-100km/h加速を3.8秒に短縮する6速ATも用意される。

エクステリアでは、リアウィングとフロア下のフラット形状の組み合わせなどにより空力性能を強化。160km/h走行時に42kgもののダウンフォースを発生させる。サスペンションは硬めのダンパーと改良されたジオメトリーにより反応性を高め、低めの重心や4ピストンのブレーキキャリパーの効果も加わって、ロータスのテストコースでエキシージSよりも2.5秒速い1分29秒8のラップ記録を実現した。ボディカラーはスタンダードペイントの「ソリッドレッド」「ソリッドイエロー」のほか、17万2000円高でメタリックペイント7色と専用シグネチャーペイントの「エキシージオレンジ」が用意された。

メーカー希望小売価格は、「エキシージ スポーツ 350」が972万円（税込）、「エキシージ スポーツ 350 ロードスター」が972万円（税込）