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更新日:2018.08.28 / 掲載日:2017.08.09
ロータス、「エヴォーラ GT430」の日本での受注を開始
全世界60台の限定で発売される「エヴォーラ GT430」
エルシーアイは8月8日、ロータス「エヴォーラ GT430」の受注を開始した。全世界で60台の限定モデルとなる。エヴォーラ GT430は、3.5リッターV型6気筒DOHCスーパーチャージャーエンジンを搭載。最高出力436PS、最大トルク440Nm/を発生する。トランスミッションは6速MTが組み合わされる。シングルマス・フライホイールと、トルセン式LSDも装備。乾燥重量は1258kgとなる。
新設計のボディパネルは、フロントとリアの各所に炭素繊維の織目を露出したカーボンファイバーを使用。大きくとったフロントの開口部やカーボンファイバー製スプリッターに加え、各フロントホイールアーチの上にエアブレードとルーバーを装備。リアには、ホイールアーチ内の圧力を抑えるために各ホイール後方にエアロダクトを設けている。また、大型リアディフューザーとカーボンファイバー製ウィングを装着し、先進のエアロダイナミクスにより生み出されるダウンフォースは最大250kgとなる。
ブラック アルカンターラとディンプルレザーのコンビネーションで統一されている
インテリアは、シートの背面にカーボン素材を使用した新設計のスパルコ製を採用し、レース志向の強いユーザー向けに運転席、助手席用4点式ハーネスとチタン製リアフレームをオプションで用意している。ステアリングホイール、ダッシュボード、ドアパネル、トランスミッショントンネル、センターコンソールはブラック アルカンターラとディンプルレザーのコンビネーションで統一。フルレザーまたはフルアルカンターラのトリムオプションを追加費用なしで指定する。
フルレザーまたはフルアルカンターラのトリムオプションを採用
足まわりには、コンプレッションダンピングとリバウンドダンピングを20段階に調節できるロータス仕様のオーリンズ製TTXアルミ2ウェイアジャスタブルダンパー や、側面負荷の小さい超軽量のアイバッハ製スプリングを採用。フロントとリアのアンチロールバーにより、ハンドリング性能を向上させている。
タイヤは従来モデルから10mm幅広となるミシュラン パイロット スポーツ カップ2に10.5Jのリアホイールを装着。ブレーキはAPレーシング製の4ピストンキャリパーと、フロントに2ピースのベンチレーテッドディスク、リアに3ピースディスクが組み合わされる。超軽量鍛造アルミホイールは標準仕様のブラックとシルバーのほか、オプションのグロスレッド仕上げまたは、リムカットデザインのグロスブラックを選択可能としている。
3.5リッターV型6気筒DOHCスーパーチャージャーエンジンを搭載
そのほか、「ダイナミック・ドライブ・モード」が用意されており、「ドライブ」、「スポーツ」、「レース」、「オフ」という4つのモードが選択可能。ECUに直接リンクされた新開発の可変トラクション機能により、「レース」、「オフ」のモードでは、ホイールスリップを5段階のトラクションレベルのいずれかまたはオフに設定できる。
エヴォーラ GT430は、ロータスの本拠地である英国・ヘセルのテストサーキットでは、エヴォーラ最速となるラップタイム1分25秒8を記録したという。世界60台の限定となる車両は英国のノーフォークで手作業で生産される。
メーカー希望小売価格は、1,944万円(税込)