車のニュース
更新日:2023.07.19 / 掲載日:2023.07.19
【改善対策情報】マツダ CX-3 バックカメラ映像に乱れ 約7万9000台が対象
マツダは7月14日、「CX-3」についてバックカメラの映像が乱れることがあるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。
対象となるのは、平成26(2014)年12月16日~令和2(2020)年10月15日に製造された79,105台。
電気配線の不適切な固定に要因 準備でき次第、順次対応開始
対象車両は、バックカメラにおいて電気配線の固定が不適切なため、リアゲートを閉めた時や走行中の車体振動などで振れ、バックカメラと電気配線間の接続端子が摺動(しゅうどう、滑って動く)することがあるという。
そのため、そのまま使用を続けると、接続端子の表面被膜が摩耗して剥がれ、腐食することで電気抵抗が増加、最悪の場合、バックカメラの映像が乱れ、車両後方が確認しにくくなるおそれがあるとしている。
改善措置として、対象車両のバックカメラを点検し、映像に乱れが認められた場合はバックカメラ一式を新品と交換し、電気配線をシール材で固定。映像に乱れが認められない場合も、電気配線をシール材で固定する処置をとる。
なお、シール材及びバックカメラ一式の準備に時間を要することから、準備ができた段階で開始するとしている。
不具合は16件発生、事故は発生していない。市場からの情報により発見された。
アクセラ(ハッチバック車)の後付けバックカメラも改善措置実施
また、マツダは同日、「アクセラ」の後付け用品として販売したバックカメラについて自主改善を行うと国土交通省に届け出ている。
対象は平成25(2013)年11月~令和2(2020)年12月に出荷した約57,000個。
改善箇所詳細
CX-3
アクセラ
問い合わせ:
国土交通省自動車局審査・リコール課リコール監理室
TEL:(03)5253-8111 (内線42361)
【あわせて読みたい】