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更新日:2023.03.10 / 掲載日:2023.03.10

電動&自律走行で運搬をサポート!ホンダ「AWV」3代目プロトタイプをアメリカで公開

ホンダ AWV 画像1
ホンダ オートノマス ワーク ビークル(AWV、プロトタイプ)

 ホンダの米国現地法人は、プラットフォーム型自律移動モビリティの実験用車両「Honda Autonomous Work Vehicle(Honda AWV)」の3代目となるプロトタイプを、2023年3月14日~18日まで米国・ラスベガスで行われる建設機械の見本市「CONEXPO-CON/AGG 2023」で公開すると発表した。

プラットフォーム型電動モビリティ 屋外での運搬に活用

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 Honda AWVは、CES 2018に出展したプラットフォーム型ロボティクスデバイス「3E-D18」のコンセプトを基に開発された頑丈で耐久性の高い電動モビリティ。

 アタッチメントやツールの追加で、運搬をはじめ、さまざまな作業に活用できるプラットフォームで、GPSによる位置情報、レーダーやライダーによる障害物検知機能、その他のセンサー類を駆使して自律的に走行する。

 2021年には、Honda AWVの2代目のプロトタイプを用いて米国南西部の大規模太陽光発電所の建設現場で実走行テストを実施。

 今回公開するのは、こうしたテストを通じて得た知見を踏まえ、各性能を向上させた3代目のプロトタイプとなる。

積載量は先代比2倍以上の907kg!路上の障害物回避機能なども強化

ホンダ AWV 画像3

 Honda AWVは、2代目プロトタイプから、積載量を400kgから907kgへ倍以上に拡大。さらに、GNSSサービスが弱い場所や利用できない場所でのナビゲーションを改善したほか、タブレット端末ベースのシンプルなプログラミングインターフェースを採用、道路上に停止している障害物に対する回避機能を強化したとしている。

 ホンダは、今後もHonda AWVの商品化を目指し、北米でフィールドテストを実施するとともに、性能・仕様のさらなる向上に取り組むとしている。

Honda AWV(3代目プロトタイプ)の主な仕様

全幅・全長・全高全幅  51インチ (1,300mm)
全長 119インチ (3,025mm)
全高  81インチ (2,052mm)
荷台のサイズ101インチ (2,560mm) x 51インチ (1,300mm)
乾燥重量1,765 ポンド (800kg)
最大積載量2,000 ポンド (907kg)
最大速度
最高速度
・自律走行時:時速10マイル (16km)
・リモコン操作時:時速2.5マイル(4km)~(デフォルト設定)
最小回転半径11.4フィート (3.5m)
バッテリー容量18.6kWh
最大積載時の航続距離最大28マイル (45km)(ユースケースによる)
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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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