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更新日:2022.11.08 / 掲載日:2022.11.08
日産サクラ/三菱eKクロスEV 日本自動車殿堂カーオブザイヤー受賞


日本自動車殿堂(JAHFA)は11月8日、2022~2023年 日本自動車殿堂イヤー賞の4賞を発表、カーオブザイヤーは日産 サクラ/三菱 eKクロスEVおよび開発グループが受賞した。
日産車が2年連続の栄誉 国内EV市場拡大への貢献が評価
2022~2023年 日本自動車殿堂 イヤー賞は、2021年10月16日~2022年10月15日までに日本国内で販売された新型車を対象に、「実用利便性」「経済性」「先進性」「安全性」「環境性」「審美性」などの項目で評価し、最も優れた乗用車・輸入車・デザイン・テクノロジーおよびそれらの開発グループ等を表彰する。なお、選考は自動車研究に携わる大学教授や研究開発機関の研究者などで構成された選考委員により、投票および評価総合点で行う。
今回受賞したサクラ/eKクロスEVは、「国内EV市場の拡大に貢献する軽規格適合の本格的EV」「クラスを超えた力強いEVの走りと高い質感の内装」「軽自動車ながら優れた走行安全アシストシステムを装備」の3点で高い評価を受けた。日産は前年、ノートオーラで同賞を受賞しており、2年連続での栄誉となった。
輸入車部門はメルセデスベンツ・EQS デザイン部門はトヨタ・クラウンクロスオーバーが受賞

そのほか、輸入車を対象とした「2022~2023 日本自動車殿堂インポートカーオブザイヤー」では、メルセデスベンツ「EQS」およびインポーターが受賞し、こちらも前年のEQAに続く2年連続。デザイン部門の「2022~2023 日本自動車殿堂カーデザインオブザイヤー」はトヨタ「クラウンクロスオーバー」およびデザイングループが、技術部門の「2022~2023 日本自動車殿堂カーテクノロジーオブザイヤー」には、ドライバーサポートと緊急時対応の技術を搭載したマツダ「CX-60」および開発グループが選ばれた。


「日本自動車殿堂 歴史遺産車」は日産・フェアレディZ(1969年)トヨタ・プリウス(1997年)などを選出



日本の自動車の歴史に優れた足跡を残した名車を選定した「2022 日本自動車殿堂 歴史遺産車」では、4車を選出。そのうち四輪車では、日本最初の前輪駆動小型乗用車である「筑波号(1934年)」、発売後約9年間で世界販売52万台を記録したスポーツカーの「日産 フェアレディ Z(1969年)/DATSUN 240Z(1970年)」、世界初のハイブリッドシステム搭載量産車として販売された「トヨタ プリウス(1997年)」が選ばれた。
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