車種別・最新情報
更新日:2022.01.25 / 掲載日:2021.12.09
魅力たっぷり! スバル現行モデル一気レビュー【その1】

レヴォーグの発表以降、矢継ぎ早にニューモデルをリリースし続けているスバル。
そんな今勢いのあるスバルの既存ラインナップを一気に振り返ってみよう。
●文:川島茂夫
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レガシィ アウトバック
●価格:414万7000〜429万円 ●発表日(最新改良):’21年10月7日(未実施)
1.8ℓターボ×4WD

国内スバル車の頂点に立つ
贅沢装備満載のSUV
レガシィはスバルの看板モデルだったが、主市場を北米に移してから車格及び車体サイズを拡大。同時に国内向けの車種を整理し、現在はアウトバックのみの設定となった。元々はツーリングワゴンをSUVに仕立て直したモデルだったが、先代からツーリングワゴンを廃止、ボディからSUVらしい設計となった。
パワートレーンはスバル最新の設計が施された1.8ℓターボ。X-MODEを採用した電子制御4WDや213㎜の最低地上高による悪路踏破性、実用機能を高めたルーフレールなど、アウトドア趣味に則したスバルSUVの最上位モデルらしい機能を備えている。また、渋滞時ハンズオフなどの高度運転支援機能をアイサイトXが全車に標準装着されているのもセールスポイントである。

レヴォーグ
●車両本体価格:310万2000〜477万4000円 ●発表年月(最新改良):’20年10月(’21年11月)
1.8ℓターボ×4WD 2.4ℓターボ×4WD

スバルテクノロジーを象徴する
スポーツ&ツーリングワゴン
レガシィ ツーリングワゴンの後継モデルとして開発された2ℓ級のワゴン。ツーリングワゴンのイメージと昨今のワゴンのトレンドを汲み、スポーツ&ツーリングに特化したモデルとして開発された。
2代目となる現行型はプラットフォームをインプレッサから採用されているSGPとし、骨格の強化などを図った。また、スバル車初となる可変減衰ダンパーを用いた電子制御サスをSTIスポーツ系に採用。ハードなスポーツ走行でも優れた安定とコントロール性を発揮。レヴォーグから展開された完全新設計の1.8ℓターボとのコンビにより、高レベルでスポーツ&ツーリングを両立。ハンズオフ制御を含む高レベル運転支援を行うアイサイトXの導入など技術面でスバルを象徴するモデルでもある。
※試乗内容は1.8ℓ車のもの

新開発の1.8ℓ直噴ターボ「CB18」。動力性能や燃費、環境性能が向上。しかも従来の1.6ℓターボよりコンパクトになっている。
※’21年11月に2.4ℓターボを追加
フォレスター
●価格:293万7000〜330万円 ●発表年月(最新改良):’18年6月(’21年8月)
2ℓハイブリッド×4WD 1.8ℓターボ×4WD

ラインナップの中核を担う
スバルらしさ満載のSUV
ファミリー&レジャー用途向けにバランスの取れたサイズのミドルSUV。スバルSUVの看板モデルであり、基準器でもある。同クラスでは最大級となる最低地上高や悪路踏破向けの駆動制御であるX-MODEを備えた4WDシステムなどアウトドア趣味用途を見据えた設計だ。
また、アイサイトXは設定されていないが、アイサイトはカメラ画角の拡大や制御精度を向上した最新仕様が導入されている。
標準系のe-BOXERとスポーツの1.8ℓターボの2タイプのパワートレーンを用意。NA・2ℓのe-BOXERは車格に対して必要十分レベルの動力性能だが、1.8ℓターボは同クラスでも俊足かつ余力に優れている。また、X-BREAKとスポーツには悪路用途向けにオールシーズンタイヤを装備。

ライタープロフィール
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。