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掲載日:2021.11.01 / 更新日:2021.11.01
英ロールスロイス 「ブラックバッジ・ゴースト」を発表

ロールスロイスは現地時間の10月28日、「ブラックバッジ・ゴースト」を発表、受注を開始した。同モデルは、ポスト・オピュランスのダークサイドを表現した、ロールスロイス史上最もピュアなブラックバッジとしている。
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ダークな美しさを追求したビスポーク・モデル

ブラックバッジは、新たな顧客層に向けてよりダークな美しさと緊張感を秘めたデザイン、ドラマチックな素材選びを追求したロールスロイスのビスポーク・モデル。このモデルシリーズについてロールスロイスは、顧客の求める美的嗜好や妥協のないライフスタイルなどへの理解に応え、生み出してきた製品の典型的なものと位置付けしている。2016年に「レイス」と「ゴースト」に初設定され、その後2017年に「ドーン」、2019年には「カリナン」に設定された。
最も濃厚なブラック
ボディカラーは“モーターカーで最も濃いブラック”を追求。45kgの塗料を霧状にしてホワイトボディに塗布、オーブンで乾燥させた後、2層のクリアコートを施し、さらに職人の手による手作業の研磨を経て高光沢のピアノフィニッシュに仕上げるという、3~5時間の工程を経て作り上げられる。
ホイールはビスポークの21インチコンポジットホイールセットを採用。ホイールのバレルは、22層のカーボンファイバーを3軸に敷き詰め、リムの外周で折り返して合計44層のカーボンファイバー構造を形成し、強度を向上。素材の特性と表面効果を生かした仕上げを施し、技術的な複雑さを表現したものになった。

先進の高級素材で丹念に作り上げたインテリア
インテリア イルミネイテッド・フェイシア ステアリング シューティング・スター・ヘッドライナー
インテリアは先進の高級素材で丹念に作り上げ、独特のスイート感を醸し出したものに。カーボンファイバーとメタリックファイバーで表現された、深みのあるダイヤモンドパターンを含む複雑かつ繊細な織りは、職人の手により作り出された。また、内装を構成する基板も手作業で貼り付けられ、立体感を生み出している。
また、助手席側のダッシュボードに設置されたイルミネイテッド・フェイシアのアニメーションや、頭上に輝くシューティング・スター・ヘッドライナーなどが、車内を幻想的な空間に演出する。
走行性能にもこだわり

ブラックバッジについてロールスロイスは“単なる美学ではなく、体験”としており、走行性能もこだわりが詰め込まれた。アーキテクチャーには「ファントム」にも使われたロールス・ロイス独自のオールアルミ製スペースフレーム・アーキテクチャー「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」を採用、高剛性かつ柔軟なレイアウトを実現した。
エンジンは6.75リッターV12エンジンを搭載、最高出力は600PS、最大トルクは900Nmに強化。駆動は四輪駆動となっている。
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