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更新日:2014.11.10 / 掲載日:2014.11.04
ロールス・ロイス、“究極のラグジュアリー・プロダクト”「ゴースト シリーズII」
新デザインのLEDライトやボンネットを採用している
ロールス・ロイス・モーター・カーズは10月31日、中核モデル「ゴースト シリーズII(SWB)」を発売した。ショートホイールベースのゴースト シリーズII(SWB)とともにロングホイールベース仕様「ゴースト シリーズII エクステンデッド・ホイールベース(EWB)」を設定。
今回導入された「ゴーストII」は、”究極の頂点に立つラグジュアリープロダクト”をテーマに、上質なレザーやウッドパネルなど豪華な装備を多数搭載したハイエンドモデル。
ゴースト シリーズII(SWB)のボディーサイズは5400×1950×1550mm(全長×全幅×全高)、ホイールはベース3295mm。新デザインのフロントフェイスは現代的なアレンジが加えられ、ボンネットには”ウェイクチャンネル”と呼ばれる新形状のボンネットを採用した。また、高くなったグリルやクローム仕上げのバンパーが装着されダイナミックな印象を与える外観となっている。新デザインのLEDライトはステアリングの回転に応じて向きが変わる機能が搭載されている。
インテリアでは、新デザインのシートを搭載。フロントシートでは電動調節式のサイ・サポート機能が加わった。リアシートはリクライニングが可能で、温度を3段階に調節できるヒーターも標準装備となり、さらにオプションでマッサージ機能も用意される。そのほかソフトな手触りに仕上げたダッシュボード、各メーターの周囲にポリッシュ仕上げの金属製の装飾が追加された。
メーターの周囲にはポリッシュ仕上げの金属装飾が施された
電動調節式のサイサポートを搭載する新デザインシート
モダンな印象のメーター
上質なウッドパネルにポリッシュ仕上げの金装飾を組み合わせゴージャスな仕上がりとしている
パワートレーンはV型12気筒6.6リッターツインターボエンジンにZF製8速ATの組み合わせで、ゴースト シリーズIIから新たにレイスで初採用となった「サテライト・エイディッド・トランスミッション(SAT)」と呼ばれる最新技術を全車に標準装備した。このSATは、GPSと地図データを用いて交差点や高速道路の合流点や出口などを認識し、それに応じて常に最適なギヤを選択してくれるというもの。またリアサスペンションも改良を受け、乗り心地と操縦安定性を高めるとともに、キャビンへの振動を抑えているという。
21インチホイールやサンフールなどを追加することもできる
ドライバーズカーとしての魅力を最大まで高めたという新型「ゴースト」