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更新日:2021.08.30 / 掲載日:2021.08.30
ロールスロイス「ブラックバッジ レイス&カリナン」 オーダーメイド車両を英国で公開予定
ブラックバッジカリナン、ブラックバッジレイス
ロールスロイス・モーター・カーズは、9月1日より英国オックスフォードシャー州ブレナム宮殿内で開催される、高級車のコンクール・デレガンス「サロン・プリヴェ」に参加すると発表した。これを記念して、ブラックバッジ レイスとブラックバッジ カリナンの2台のビスポーク車両を展示する。
ロールスロイス ブラックバッジ
ブラックバッジレイス
2016年に発表されたブラックバッジは、ビスポークのパーソナライゼーションがデザインスタジオからエンジニアリングセンターにまで及んだ初めてのケースでもある。このビスポークシリーズは、レイス、ドーン、カリナンに用意されており、ノワールの美学と高度に現代的なインテリア素材を組み合わせ、よりダイナミックな個性を表現する。サロン・プリヴェ2021で、ロールス・ロイス・モーター・カーズは、顧客の要望からインスピレーションを得て、ブラックバッジ レイスとブラックバッジ カリナンの2つを展示する。
ブラックバッジ カリナンでは、エクステリアに極めて現代的なビスポーク・ヴェルデ・エルメス・グリーンが選択された。また、ダーククロームのスピリット・オブ・エクスタシー、ブラックニングされたステンレススチールのエクステリア・トリートメント、22インチのパートポリッシュされたブラックバッジ専用ホイールがその美しさを際立たせる。インテリアでは、シートにハバナ・トリムを採用し、タン・レザー・パネルとシート・パイピングにカシミア・グレーのアクセントを加えてコントラストを際立たせている。
ブラックバッジ レイスは、大胆なアイスプルミエール・シルバーの車体に、21インチのパートカーボンファイバー製ブラックバッジホイールと合わせて、ほとんど単色とする効果を生み出している。対照的に、インテリアのカラー・トリートメントには、鮮やかなムジェロ・レッドが採用されている。
コッツウォルズを巡る120マイルのツアー・プリヴェをゴーストが先導
例年通り、ロールス・ロイス・モーター・カーズがツアー・プリヴェを先導する。2021年は、このツアー・プリヴェにロールス・ロイス・ゴーストが先導する、コッツウォルズの120マイル・ツアーが組み込まれる予定。
ロールス・ロイス・ゴーストは、深みのあるサラマンカ・ブルーを採用。インテリアでは、カシミア・グレーのレザーがすっきりとしたシンプルな美しさを醸し出し、ゴーストを支える「Post Opulent」の哲学を反映する。また、シート、ステアリング・ホイールのセカンダリー・パネルにはネイビー・ブルーを、シート・パイピングにはコバルト・ブルーを採用することで、エクステリアの色調との調和が図られた。また、フロントシートの間にあるセンターコンソールには、豊かな質感を持つサーカシアン・ウォルナットを採用し、ゴーストのコンテンポラリーなインテリアに自然な雰囲気を与える。
また、ブレナム宮殿で開催されるサロン・プリヴェでは、ロールス・ロイスの英国のショールーム担当者が、ゴーストとファントムのコンセプトを作成し、世界初公開する。地元のランドマークや英国文化など、さまざまな影響を受けた7つのデザインスタディは、ロールス・ロイスのビスポーク能力を示すものであり、同社のクラフト、デザイン、エンジニアリング能力を表すものになるという。サロン・プリヴェのVIPエリアでは、これらのビスポークカーのデザインレンダリング、レザー見本、塗装サンプルを見ることができる。
サロン・プリヴェには、他にもブラックバッジ レイス、ブラックバッジ ドーン、ゴーストが参加し、試乗することができる。
ロールスロイス レイス
ロールスロイス史上、最もパワフルな動力性能を誇る「レイス(WRAITH)」。流れるようなファストバックデザインがこの新モデルに唯一無二の個性を与える。大胆なライン、ボディを覆う緊迫感、そして傾斜したリアウインドウはスターティングブロック上で構えるトップアスリートの姿を思わせる。エンジンはV型12気筒48バルブエンジンを搭載し8速オートマチックを組み合わせる。最高出力465kWを発揮し、停止状態からわずか4.6秒で時速100km/hに達する加速を可能とした。短いホイールベース、低いルーフがロールスロイス史上最もパワフルで魅惑的なドライビング体験に大きく貢献している。サテライト・エイディッド・トランスミッション(SAT)がロールスロイスならではの余裕の動力伝達を新たな水準にまで高め、ロールスロイスに相応しいエフォートレスなドライビングを実現。左右ハンドルが用意される。