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更新日:2022.03.22 / 掲載日:2021.09.28
ココが決め手!! のSUV選び【MAZDA CX-30】
【国産全ブランド代表戦! 人気モデルのキャラ&適性早わかり!】 ニューモデルが続々登場のSUVカテゴリーは現行モデルも百花繚乱。 国産全ブランドの人気モデルをピックアップして、特徴をわかりやすくまとめた。 自分にピッタリの一台を見つけていただければ幸いだ。
●文:川島茂夫
MAZDA CX-30【2ℓ直4:FF/4WD】【1.8ℓディーゼル:FF/4WD】【2ℓHV:FF/4WD】

【PROFILE】CX-3では手狭、CX-5では大きすぎるというユーザーに向けた、両車の間を埋めるサイズのモデルであるとともに、2ケタ数字が表すように、よりクーペライクな流麗なフォルムを採用した新系統のモデルでもある。パワートレーンはスカイアクティブG/D/X。マニュアル車も設定する。



この記事の目次
【ココが決め手!!】「魂動」+「人馬一体」、マツダイズムを具現化
マツダらしい走りとパワートレーンが売り マツダSUVラインナップの末っ子となるCX-3のキャビン実用性改善型上級モデルとして開発されたモデルだが、マツダ3に採用されたプラットフォームをベースとするなどハードウェアは最新仕様となっている。 キャビン実用性がセールスポイントといっても、あくまでもCX-3対比であり、同サイズのSUVとしては後席居住性や積載性は今ひとつ。魂動デザインと実用性の程よいバランスと考えるべきだ。 注目は多彩なエンジン展開だ。2ℓガソリン、1・8ℓディーゼル、SPCC+マイルドハイブリッドのスカイアクティブXの3タイプのパワートレーンを設定し、6MTも用意。CX-30の走りへのこだわりを実感させる要点にもなっている。 175㎜の最低地上高や悪路走行トラコン制御の採用など、クロスオーバー系に不足ない悪路対応力を備えているが、同車の魅力はオンロードでのファン・トゥ・ドライブ。要するにマツダの唱える人馬一体をSUVでも楽しみたい、というのが走りのセールスポイント。実用性能でコスパ評価すると厳しいのだが、その象徴的存在が操り心地に特化したスカイアクティブX車でもある。
【おすすめグレード】XDプロアクティブ ツーリングセレクション(4WD) ●価格:324万5000円

安全&運転支援機能の充実からツーリングセレクション以上を勧めるが、悩ましいのはパワートレーン。操り心地よさではX系だが、経済性と余力を軸にするならXD系がいい。
【シーン別/用途別】キャラクターグラフ

まず魂動デザインと人馬一体ありきで、そこに悪路踏破性とキャビン実用性をトッピングさせたと考えると理解しやすい。言い方を換えるなら実用面の必要性から選ぶSUVではなく、プレミアム&スポーティを軸としたクルマ趣味で選んでこそ魅力的なのだ。
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