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更新日:2022.03.22 / 掲載日:2021.09.26
ココが決め手!! のSUV選び【LEXUS RX】
【国産全ブランド代表戦! 人気モデルのキャラ&適性早わかり!】 ニューモデルが続々登場のSUVカテゴリーは現行モデルも百花繚乱。 国産全ブランドの人気モデルをピックアップして、特徴をわかりやすくまとめた。 自分にピッタリの一台を見つけていただければ幸いだ。
●文:川島茂夫
LEXUS RX【2ℓターボ:FF/4WD】【3.5ℓHV:FF/4WD】

【PROFILE】ハリアーの兄弟車として歩んできたが、現行型は先代カムリから発展させたボディ構造で、TNGAモデルとなったハリアーとは別系統の成り立ちとなっている。上位ブランドであるレクサスの名にふさわしい押し出しと上級な仕立て、贅沢な装備で独自のポジションを築いている。



【ココが決め手!!】クロスオーバー系レクサスの旗艦
オンロードで真価を発揮するプレミアム番長 ハリアーのレクサスでの呼称がRX。国内でのレクサスブランドの立ち上げとRXの上級化に伴い、3代目以降は別車種となっている。ハリアーのプレミアム性に特化、発展させたモデルと考えてもいい。 レクサスSUVでは上位にLXがあるが、ランクルから発展したハードクロカン型であり、乗用車型プラットフォームを採用したモデルではRXが最上級クラス。搭載されるパワートレーンも上級プレミアムクラスに相応な2ℓターボと3.5ℓのV6ハイブリッドを設定。搭載パワートレーンの格で言えば、レクサスでも上位モデルと言える。なお、ハイブリッド車にはリヤオーバーハングを延長した3列席仕様も用意。3列席仕様が4WDに限定される以外はFF/4WDの選択が可能だ。 クルマのイメージにも不似合いとなる泥濘やギャップ乗り越え等のクロカン向け機能は少なく、走行メカのアピールポイントの多くはオンロードでの高性能と快適性に向いている。ただし、200㎜の最低地上高を備えるので、ラフロードが苦手というわけではない。多くの魅力がオンロードで発揮されるだけで、昨今のプレミアムSUVとして標準的な悪路対応力は備わっている。
【おすすめグレード】RX450hL ●価格:796万円

プレミアムにこだわるならイチオシは3列席仕様。実用性云々以上に外観の印象が標準ボディと違う。セカンドキャプテンシートが選べるのも大きなアドバンテージである。
【シーン別/用途別】キャラクターグラフ

車体サイズを除けば走破性や積載性は悪くないが、客室の延長的な仕様の荷室など、アウトドア趣味というか汚れ仕事に使うには仕立てが高級すぎる。RXに似合うのは大人4名での寛いだドライブ。もしくは高性能SUVとしての走り。上級プレミアムの価値感で見るべきだ。
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