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更新日:2026.05.31 / 掲載日:2026.05.31
《国産ミドルSUV総決算!》日産・アリア[BEV]
国産ミドルSUVオール型録
ミドルSUVはクルマ選びの本命となる激戦区で、各メーカーが様々なモデルを投入。各車の個性を横並びで見てみよう。
●文:川島 茂夫
※本記事の内容は月刊自家用車2026年5月号制作時点(2026年4月中旬)のものです。
《ミドルSUVの基礎知識》
全長4.6〜4.8m前後、300〜500万円台が中心だ
現在のSUV市場を牽引するモデルの多くは乗用車用プラットフォームから開発。重量や車体サイズの面からセダンや2BOXには及ばないが、本格オフローダーに比べると乗用車らしい走行性能や燃費を備えているのが特徴のひとつ。
悪路を走る機会がほとんどないからSUVは不要という考え方もあるが、現在のSUVのもうひとつの見所がハイトワゴンとしてのキャビン実用性の高さ。キャビン実用性ではミニバンに次ぐのがSUVであり、5名以上の多人数乗車用途を対象としないユーザーのレジャー&ファミリー用途には高い適性を備える。
こういった実用面の特徴と価格、サイズのバランスに優れているのがミドルSUVである。狭い場所では全幅が少々気になるが、取り回しや走行性能は日常用途から長距離ツーリングまで対応し、また各メーカーの看板車種揃いでもある。
NISSAN アリア
●発表年月(最新改良):’21年6月(’25年12月) ●価格:667万5000〜807万2900円
【電気モーター・FWD/4WD】

日産が誇る電動ノウハウを注ぎ込んだフラッグシップ
ニッサンのエコ技術の象徴であると同時にニッサン車の走りをリードしているのがアリアである。開発やハードウェア、制御機構ではHEVのエクストレイル、BEVのアリアという姉妹車的位置付けで考えていい。ただし、性能もキャビン実用性もミドルSUVらしさにもこだわったエクストレイルに対してアリアの軸脚はBEVであり、電動ならではのキレがよく力強い運転感覚や走りの車格感を強調したキャラ付けだ。搭載バッテリー容量によりB6/B9の2系統構成となり、一般用途向けには満充電EV走行航続距離が約150㎞長いB9系を選ぶのが賢明。駆動方式は適応用途次第でいいだろう。


