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更新日:2026.04.24 / 掲載日:2026.04.24

新型RAV4の実力公開!〜PHEV追加発売! 最新最上の実力〜

《TOYOTA 新型RAV4 実力全解剖》

新型RAV4の「PHEV」は、シリーズ最高峰の動力性能を手に入れた上級グレード。なかでも先代よりもパワーアップした電動駆動の実力はこれまでのSUVの常識を大きく超えているのは間違いない。ここでは、その魅力を探ってみたい。

●文:まるも亜希子

※本記事の内容は月刊自家用車2026年5月号制作時点(2025年3月中旬)のものです。

新型RAV4はプラグインハイブリッドも大進化!

TOYOTA RAV4 Z(PHEV) ●価格:600万円

より圧倒的な完成度を獲得。進化した最上級グレード
新型RAV4が掲げるキーワードのひとつとなっている「電動化」を象徴するのが、洗練されたデザインの「Z」と走りにこだわった「GR SPORT(GRスポーツ)」に設定されたPHEVだ。先代ではトップグレードとして君臨しており、走行性能から乗り心地、上質感やエネルギーマネジメントがもたらす恩恵まで、もはや”別モノ“と呼びたくなるほどに突き抜けていたモデルだった。そして新型ではRAV4の持つ高い走破性に加え、アウトドアでも大容量電力を利用できる給電性能を兼ね備え、6代目RAV4がこだわる「どこへでも行けそう、なんでもできそう」という価値観をさらに広げるモデルとしての登場となった。

一充電航続距離は151㎞。BEV的な運用も可能
搭載されるのは、世界トップレベルのエネルギー効率を実現したという、トヨタ初採用となる新世代プラグインハイブリッドシステム。新開発の大容量電池は先代の18.1㎾hから22.7㎾hに容量アップし、システム最高出力は242㎾を達成している。これはZのハイブリッドモデルの177㎾と比べてもかなりパワフル。ここぞというところでダイナミックな走りを引き出すことができそうだ。
さらに電力のロスを低減するSiC半導体をPCUに採用することで、満充電からのEV航続距離は先代の約95㎞から約151㎞(GR SPORTは145㎞)と大幅に伸びている。これなら近所の買い物や送り迎えといった走行のみならず、ちょっとしたレジャーまでガソリンを使わずに走行が可能。大半はBEVとして使用して長距離の時のみハイブリッドで走るという使い方がしやすくなっている。

進化した充電&給電性能で「走る」以上の価値も提供
また外部からの充電性能も、6㎾までの普通充電に加えて50‌㎾までの急速充電に対応。充電時間の目安としては、6㎾の普通充電で満充電まで約4時間30分、50‌㎾の急速充電で80%まで約28分となっている。もし時間に余裕があれば、長距離ドライブの途中でも急速充電を行い、繰り返しEV走行を続けることもそれほど苦ではない充電性能を手にしている。
そして、大容量の電池は走るためだけでなく、アウトドアシーンなどで便利なEV給電モードでも活用される。標準装備のヴィークルパワーコネクターを普通充電口に挿し込むことで、100Vのコンセントとして電気製品を使うことができる。合計1500Wまで対応し、電気ポットや電子レンジ、電気ヒーターなどさまざまな道具が使えるので、屋外レジャーでできることが一気に広がるはずだ。
また、停電や災害などの非常時に、最大約7日間分の電源として使えるHV給電モードも注目の機能のひとつ。満充電かつガソリン満タンの状態から消費電力400Wで供給すると、通常は約6.5日分。PHEVにはさらに給電時間優先モードがあり、約7日分の供給が可能となっている。急速充電口にV2H機器を接続することで、住宅にも電力供給が可能だ。
このように、新たに大容量バッテリーを手に入れた新世代PHEVは、長くなったEV航続距離で電気を賢く使った効率の良さと、パワフルでダイナミックな走りに加え、停車中に外部給電機能を使うことでレジャーの楽しさを広げるとともに、いざという時の備えにもなる安心感が手に入る。まさにどんなシーンでも、どんなことでもできそうな、ワクワクさせてくれるSUVだ。

PHEVは、システム最高出力242㎾(329PS)を発揮。新開発の大容量電池とSiC半導体を採用したことで、EV航続距離は約151㎞へ進化している。
普通充電は満充電まで約4時間30分(200V/6㎾の場合)、急速充電は約28分で満充電の約80%まで充電することが可能。さらにPHEVは電源が使える「給電機能」も大幅に強化。付属のヴィークルパワーコネクターを普通充電インレットに挿し込むことで、合計1500Wまで対応する、100Vの外部給電用コンセントにもなる。

RAV4が手に入れた「モータースポーツ」のDNA

TOYOTA RAV4 GR SPORT ●価格:630万円

 これまで、自然の中や雪道などのワイルドなイメージを前面に出してきたRAV4に、もうひとつのキャラクターとして新登場したのが「GR SPORT」だ。
 今や世界最高峰のラリーからニュルブルクリンク24時間レース、国内最高峰のGTやフォーミュラとあらゆるモータースポーツに挑戦を続けるガズーレーシングが手がけたスポーツモデルということで、外観からしてシリーズの中では異彩を放っており、いかにも走りの機能を追求したデザイン。内装も専用スポーツシートやアルミペダルを装着し、メーターディスプレイもGR専用に開発するという懲りようだ。 
 さらにこのモデルの魅力を高めてくれるのが、走りの質を追求するべく足回りを中心に用意された機能パーツ群の存在だ。ボディ剛性や足回りを中心に煮詰められることで、直進安定性やダイレクトな操舵感を高めている。
 新型のGR SPORTは、SUVといえどもオンロードでの爽快かつリニアな走りを存分に味わいたい人のための、贅沢なほどのこだわりが随所に詰まったグレードに仕立てられている。

1灯の光源でロービームとハイビームを切り替えるバイ・ビームLEDが先進的で、立体感が際立つヘッドランプをはじめ、専用フロントリップスポイラーが強烈な存在感を演出。リヤにも専用リヤスポイラーウイングや専用リヤサイドスポイラーを備え、車体前後のデザインバランスも追求している。

機能部品を中心にGRのチューニングを注入。具体的には、微低速域から摩擦をきめ細かく制御し最適な減衰力を発生させるサスペンションや、フロント下部にGRパフォーマンスダンパーを装着することで、車体そのものに減衰特性を持たせ、走行中に生じるボディの変形をしっかりと収束。直進安定性やダイレクトな操舵感を高めている。
インテリアも専用パーツを採用。フロントコンソールサイドニーパッドやアルミペダル、メーターディスプレイもGRスポーツ専用に開発するという懲りようぶり。スポーツシートも、ドライバーや車体に溜まる静電気を分散低減することで、気持ち良い走りに寄与する除電スタビライジングプラスシートが装着される。
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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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