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更新日:2018.10.21 / 掲載日:2008.02.22
トヨタ クラウン 新車紹介
トヨタ クラウン 新車紹介
紹介
フルモデルチェンジ
発表/2008年2月18日
文●諸星陽一 写真●犬塚直樹
■先代プラットフォームを継承しつつたしかな進化を遂げた13代目が登場
クラウンがフルモデルチェンジを受け13代目へと移行した。今回のモデルは従来どおりのロイヤル&アスリートシリーズに加え、新たにハイブリッドが追加されている。今回はそのうちのロイヤル&アスリートを紹介する。
■ドライビング/ユーティリティ
新しいクラウンは先代のプラットフォームを継承した形で登場した。このためホイールベースは従来どおりの2850mm、全長はフロントオーバーハングを25mm、リヤオーバーハングを5mm伸ばし計30mmの延長。また、トレッドについては10mm広げられ、全幅は15mm拡大の1795mm。全高は先代と同一の1470mmのまま。
搭載されるエンジンはアスリートが315馬力の3.5Lと、215馬力の2.5Lの2種。ロイヤルは256馬力の3Lとアスリートと同じ2.5Lの2種。3種のエンジンすべてがV6で、3.5Lは筒内直接噴射とポート噴射を切り替えて使うD-4S、3Lと2.5Lが筒内直接噴射方式のD-4となる。ミッションはロイヤル、アスリートともに6ATで、ATセレクトレバーの操作によって、マニュアル変速も可能なシーケンシャルシフトマチックを採用する。
従来より採用されていたナビAIシフトはさらに進化し、高速道路での合流支援や、一時停止情報の提供などを追加。ミリ波レーダーを使ったプリクラッシュセーフティシステムには、ドライバーの目の開閉状態を検知するセンサーも追加された。
■インテリア/エクステリア写真[1]
センターコンソールとダッシュボードは独立したものに変更。ステアリングなどに集中配置されたスイッチは、視認性&操作性がいい。
前後シートピッチは先代同様の960mmを確保。ロイヤルにはオットマン付きシートも用意される。
シートバックを20mm高く設定し、肩まわりのホールド性を向上。ランバーサポート部は30mm下げられた。
■インテリア/エクステリア写真[2]
フルカバードのV6エンジン。シルバーのカバーにはクラウンのエンブレムも取り付けられている。
十分な広さとアウターヒンジによって、高い実質容量を確保しているトランク。リッド左側は配線用ハーネス。
エキゾーストはバンパーと一体化されたエンドパイプにつながるデュアルタイプを採用。
クラウン・ロイヤルサルーンG(6AT)主要諸元
全長×全幅×全高 | 4870×1795×1470mm |
---|---|
ホイールベース | 2850mm |
トレッド前/後 | 1535mm |
車両重量 | 1630kg |
エンジン | V6DOHC |
総排気量 | 2994cc |
最高出力 | 256ps/6200rpm |
最大トルク | 32.0kg m/3600rpm |
10・15モード燃費 | 11.8km/L |
サスペンション前/後 | ダブルウイッシュボーン/マルチリンク |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 215/55R17 |
バリエーション&価格
2.5ロイヤルサルーン | 368万円(410万円) |
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2.5ロイヤルサルーン・ナビパッケージ | 426万円(462万円) |
3.0ロイヤルサルーン | 458万円(494万8000円) |
3.0ロイヤルサルーンG | 528万円 |
2.5アスリート | 374万円(411万円) |
2.5アスリート・ナビパッケージ | 432万円(464万円) |
3.5 アスリート | 487万円 |
3.5 アスリートGパッケージ | 567万円円 |