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更新日:2018.11.27 / 掲載日:2013.01.18
トヨタ クラウン 新車紹介
トヨタ クラウン 新車紹介
紹介
【フルモデルチェンジ】
発表・発売/2012年12月25日
トヨタ 0800-700-7700(2012年12月)
■14代目の主役はロイヤル、アスリート ともに設定されたハイブリッド
クリスマスにトヨタからのプレゼント、14代目のクラウンが登場した。すべてを一新し、2003年に登場した12代目、通称ゼロクラウンが登場したときと同じくらい、デザインもセンセーショナルに変貌。歴代クラウンのなかでも、もっとも躍動感あふれるダイナミズムを感じさせるものとなっており、早くも話題を呼んでいる。
■メカニズム/ユーティリティ
Report 竹岡 圭
ラインナップは、ロイヤルシリーズとアスリートシリーズの2本立て。どちらもフロントグリルを大きく主張したデザインで、ロイヤルシリーズはクラウンの象徴でもある王冠をモチーフに、アスリートシリーズはそこにスポーツモデルとしての機能性を感じさせる造形となっている。どちらもかなりチャレンジングだ。
インテリアは「伝統と革新」の融合をねらい、革やプリントパネルをうまく使い「包む」、「重なり」、「表と裏」といった日本の美意識を表現。その手法を使い、センタークラスター部に設えられた、エアコンや車両設定操作などのスイッチをタッチパネルに集約させた、トヨタマルチオペレーションタッチをうまく包むことで、落ち着き感のなかにも目新しさを感じさせている。
パワートレインは、ロイヤルシリーズにはV型6気筒2.5Lエンジン+6ATを、アスリートシリーズにはV型6気筒3.5Lエンジン+8ATとV型6気筒2.5Lエンジン+6ATを設定。そして両シリーズ共通で、直列4気筒2.5Lエンジン+モーターのハイブリッドモデルが用意されている。なかでも今回の主役はハイブリッドとのこと。従来のV型6気筒3L車を上まわる加速性能を確保しつつ、燃費はJC08モード23.2km/Lを達成。安全装備でも「トヨタブランド初」が多数あり、クラウン=革新の歴史はキッチリ受け継がれたようだ。
■インテリア/エクステリア写真[1]
センタークラスター部をソフトパッドで包んだのがユニーク。ハイブリッド車には、ロイヤルシリーズ、アスリートシリーズともに標準でステアリングヒーターを装備。
ロイヤルシリーズは包み込まれるような座り心地を視覚的にも表現。アスリートシリーズは、スポーティな形状を採用。
ゆったりとした後部座席。ドアトリムにも指し色的に色使いを変えることで、メリハリのある空間となっている。
■インテリア/エクステリア写真[2]
ハイブリッド車は従来比86Lプラスの450Lという大スペースを確保。ガソリン車も従来比23Lプラスの552Lと大容量。
直噴技術に次世代のD-4Sを搭載した、直列4気筒2.5Lエンジン。ハイブリッドの電池はニッケル水素を採用する。
ソナーが障害物を感知すると、エンジン出力を抑えたりブレーキをかけたりする機能も搭載。安全面の装備も抜かりなしだ。
クラウンハイブリッド ロイヤルサルーン(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 | 4895×1800×1460mm |
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ホイールベース | 2850mm |
トレッド前/後 | 1545/1545mm |
車両重量 | 1650kg |
エンジン | 直4DOHC+モーター |
総排気量 | 2493cc |
最高出力 | 178ps/6000rpm |
最大トルク | 22.5kg m/4200~4800rpm |
モーター最高出力 | 143ps |
モーター最大トルク | 30.6kg m |
JC08モード燃費 | 23.2km/L |
サスペンション前 | ダブルウイッシュボーン |
サスペンション後 | マルチリンク |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 215/60R16 |
バリエーション&価格
クラウンロイヤル | 353万円~536万円 |
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クラウンアスリート | 380万円~575万円 |