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更新日:2018.11.29 / 掲載日:2015.05.22
ホンダ ステップワゴン 新車紹介(2015年05月)
ホンダ ステップワゴン 新車紹介
紹介
【フルモデルチェンジ】
発表/2015年4月23日
ホンダ・お客様相談センター
0120-112010
文●森野恭行 写真●編集部
■人気のファミリーミニバンが魅力を増して登場
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野 恭行
プラットフォームは先代の流用だが、新型はホイールベースやリヤトレッドを拡大して土台をよりしっかりさせたのが見どころ。あわせて全高も拡大し、クラス最大の室内ボリュームを実現したのが自慢だ。広さは5ナンバークラス(スパーダは全長4735mmの3ナンバー)のマックスといっていいだろう。でも、それ以上の魅力は、縦にも、横にも開く「わくわくドア」だ。極めて低い荷室フロア高と相まって、使い勝手の革命を実現している。ここからの乗降は想像以上に楽チンだ。
気になるJC08モード燃費(FF車)は15.4~17.0km/Lと、非フルハイブリッドではクラスナンバーワンの数値。その立役者は、直噴ターボを採用した新開発の1.5Lで、ライバルを上まわる150馬力のパワーを発生。だが、より注目すべきは、1600から5000回転という広範囲で20.7kg mのトルクを生むこと。モード燃費値ではノア/ヴォクシーのハイブリッド車にかなわないが、新型ステップワゴンは力感ある走りで勝負をかける。16インチタイヤをベースグレードにも標準化したのは、走りに対するこだわりの表れといっていい。もちろん、自動ブレーキを核とする「ホンダセンシング」は、全グレードで選択できる設定。この項目においては、トヨタ勢に明確な差をつけた。
■インテリア/エクステリア写真[1]
棚状にデザインされたインパネは、視認性、操作性と豊富な収納を追求した結論。質感向上も見逃せない点で、内装色の設定や木目調パネルのあしらい方にもこだわりを感じる。
室内長と室内高を拡大。頭上のサイドにも余裕があり、クラストップの居住性をアピールする。サードシートは床下格納式を踏襲しつつ、操作を容易にして使い勝手を高めた。
■インテリア/エクステリア写真[2]
ダウンサイジング直噴ターボに方向をチェンジ。排気量は1.5Lで、150馬力/20.7kg mの性能を生む。
縦開きに加え、横開きも可能な「わくわくゲート」。3列目の乗降や手荷物の収納に、多大な効果を生む。
親しみやすい容姿の標準車に対して、スパーダは精悍なイメージ。専用のグリルやバンパー、ロアスカートなどを採用する。クールスピリット(FF車)のタイヤは17インチだ。
ホンダ ステップワゴン G EX(CVT)
全長×全幅×全高 | 4690×1695×1840mm |
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ホイールベース | 2890mm |
トレッド前/後 | 1470/1485mm |
車両重量 | 1670kg |
エンジン | 直4DOHCターボ |
総排気量 | 1496cc |
最高出力 | 150ps/5500rpm |
最大トルク | 20.7kg m/1600-5000rpm |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | 車軸式 |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 205/60R16 |
価格
ホンダ ステップワゴン | 228万8000円~308万1400円(全グレード) |
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