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更新日:2023.12.14 / 掲載日:2023.12.10

2026年発売! レクサスのEV旗艦モデル「LF-ZC」先取りチェック

ズバリ、こいつは見逃せない! 気になる「市販濃厚モデル」先取りチェック

先日開催されたジャパンモビリティショー(JMS)2023では、各メーカー渾身のショーモデルが多数展示されていた。その中でも大きな注目を集めていたのが、いずれ発売されるであろう「市販化濃厚」のモデルたち。発売時期こそ異なるだろうが、どれもが売れそうな気配でいっぱい。絶対に注目すべきモデルをあらためて紹介しよう!

●文:横田晃/月刊自家用車編集部

この記事の目次

LEXUS LF-ZC

電動化ブランドを目指すレクサス
その未来を占う新世代モデル

 2035年には、BEV専門ブランドになることを宣言しているレクサス。JMSに展示されたLF-ZCは、その露払いとして2026年に市場に投入されることがアナウンスされている。全長4750㎜、全幅1880㎜は、現行のISに相当するサイズ感だ。

 市販までにはスタイリングの細部は変わるだろうが、バッテリーを始めとする主要メカニズムをレイアウトしたプラットフォームは、このモデルがベースとなることは間違いない。

 その新しいプラットフォームの核となるのは、次世代電池だ。全固体電池ではないが、従来のリチウムイオン電池と比べてセル単体で約12%のコンパクト化に成功してフロア下に搭載。エアコンユニットも小型化してキャビンを思いきり前に出し、1390㎜という低い車高とあいまって、エンジン車では不可能なプロポーションを実現している。

 ロングホイールベースと低い車高、そして各輪の駆動力を緻密に制御できる4WDシステム「DIRECT4」による、クルマとの一体感のある走りが、このクルマの武器だ。

 もう一台のLF-ZLは全長約5300㎜、全幅約2020㎜、全高約1700㎜という堂々たる体躯。プロポーションはSUV的だが、現在のLSに相当するVIPカーだ。

 どちらのモデルもトヨタが提唱する新しい車載OS「Arene(アリーン)」によって、好みに応じた乗り味やサービスの提供など、乗り手に最適化されたクルマへと進化していくという。

2026年の市販化を公言しているが、キャビンもコンセプトの粋は出ていない。ただ、電気信号で操作入力を行うバイワイヤ構造の採用や、液晶主体のインフォテインメントなど、レクサスの狙うキャビン設計を垣間見ることができる。

LEXUS LF-ZL

フラッグシップ級の車格が与えられるLF-ZLのキャビンは、ショーファー需要にも対応できる広さを持つ。後席はドアがスライドするリンク式パワードアを備えるなど、新機軸も目白押し。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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