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更新日:2022.10.03 / 掲載日:2022.07.28

新型レクサスRX 22年秋発売!エクステリアの進化をチェック!

元々はLSに代表される高級サルーン/セダンのイメージが強かったレクサスも近年はSUVに注力。その中心的存在とも言えるRXがフルモデルチェンジを迎える。ワールドプレミアで明かされた、次期レクサスSUV主力モデルの素性に迫る!

●文:山本シンヤ ●写真:澤田和久

LEXUS 新型RXのすべて「エクステリア」

レクサスの新しいデザイン言語で構築されたRX。新世代のプレミアムがここにある。

レクサスのNEWアイデンティティ「スピンドルボディ」

「らしさ」を失うことなく
伸びやかな印象になった
 エクステリアはパッと見るとキープコンセプトに感じるが、新旧を見比べるとNX以上に別物。ちなみにボディ後半のフローティングクォーターピラーは唯一先代からの受け継がれた部分だが、新型では立体的に進化をしている。
 スピンドルグリルからスピンドルボディへの進化(グリルとボディの境界を融合させたシームレス表現)、エッジではなく面で構成されるサイドの造形、L字シェイプ一文字シグネチャーランプなど、次世代レクサスのデザインモチーフをより積極的に採用。
 全体的にNX/RZとの共通性を感じるものの、RXはホイールベース延長、前後トレッド拡幅によるスタンスの良さ、更には低重心化と言うパッケージの進化に加えて、伸びやかで張り出した面構成などにより、レクサスクロスオーバーSUVシリーズの中では”柔らかさ”や”余裕”を感じさせるフォルムに仕上がっている。
 写真では堂々としたスタイルに見えるが、ボディサイズは全長4890(±0)×全幅1920(+25)×全高1695(-10㎜)と先代とほぼ同等である。全幅1900㎜超えは日常での取り回しが気になる所だが、これは実際に試乗してから判断したい。

ホイールベースが60㎜拡大され、前後オーバーハングが短くなっている。全高10㎜ダウンと相まって、伸びやかな印象を強めた。
リヤのフルLEDコンビネーションランプは水平に延びるガーニッシュと一体のデザイン。

ボディカラー

バリエーション

スタイリングは標準系と“Fスポーツ”に大別される。今回、よりスポーツ志向の“Fスポーツパフォーマンス”が新たに加わっている。

新型RX

標準系でも十分にスポーティでシャープな印象だ。グレードにより異なるデザインのアルミホイールが装着される。

新型 RX “Fスポーツパフォーマンス”/“Fスポーツ”

おなじみの“Fスポーツ”に、新開発の4WDシステム「DIRECT4」等で武装する高性能仕様「パフォーマンス」が新登場。

新旧比較

路線継承ながら、ひと目でわかる新しさ
 従来モデルはエッジが効いたガンダムチックなフォルムが特徴だったが、パッケージの制約などからどこか寸詰まりな印象が否めなかった。
 対する新型は、基本的なイメージは踏襲しているが別物。特に滑らかな面で構成されたフォルムに加えて、ワイド&ローかつ前後オーバーハングが短くなったことで、より踏ん張りが効いたデザインに仕上がっている。
 デザインは好みの問題があるものの、個人的にはLS/LCと言った背の低いレクサスとの共通性がより高まったスタイルになっていると感じた。そういう意味では、ブランドとしての方向性がより明確になったのだろう。
 先述の通り、ボディサイズは先代に対して大きな変化はないものの、全幅1920㎜は取り回し性能にどのような影響があるか気になるところだ。

従来型 LEXUS RX

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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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