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更新日:2022.07.08 / 掲載日:2022.07.06
CX60正式発表【3】インテリア
マツダの“次”を占う新世代SUV「CX-60」。
その国内仕様車の全貌が明らかになった。
予想以上の性能と魅力十分な価格設定、
相当な人気を集めるのは間違いなさそうだ。
●文:川島茂夫 ●写真:澤田和久
MAZDA CX-60『インテリア』
定番と最新を巧みに融合
広さはCX-5とほぼ同等
FR車らしい部分と言えばフロアトンネルが確認できるくらい。ステアリング径に合わせたメーターフードやタブレット感覚も併せ持つ横長センターディスプレイ、高さのあるセンターコンソールなどの構成要素はCX-5と同系統。これも外観同様にマツダデザインの個性を主張している。古典的なコックピット観をベースにしながら最新技術との融合を図るのはプレミアムクラスではセオリーでもある。
レイアウトや操作系はオーソドックスなデザインだが、トリムや加飾の設えが印象的だ。例えば、インパネトリムには甚平の脇口のような編み込みを配するなどの工夫を凝らし、落ち着きあるプレミアム感を表現している。
キャビンスペースはCX-5とほぼ同等。カップルディスタンスが多少拡大しているが、前席も後席も4名の長時間乗車に必要十分なレベル。悠々と寛ぐというほどの居心地ではないが、シート形状と座面高の設定のおかげで後席の座り心地は若干CX-5よりもしっかりした印象を受けた。荷室に関してもCX-5と同等の容量は確保されている。アウトドア趣味を積極的に楽しむユーザーには居住性も荷室容量も物足りないが、一般レジャー用途には十分だろう。
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