ノアの燃費って実際のところイイの？ 新旧モデルを調べてみた

　ファミリーカーの定番として親しまれているトヨタ・ノアは2001年、タウンエースノアの後継モデルとしてデビュー。姉妹車のヴォクシーと共にミニバンの人気モデルとしての地位を確立し、2022年のフルモデルチェンジで4代目を迎えました。

　そんなノアは3代目となった2014年よりハイブリッド車を導入、燃費性能の向上にも力を入れています。現行の4代目では新世代ハイブリッドシステムを搭載し、クラストップレベルの燃費性能を実現したとしていますが、実際にはどのくらいの燃費なのでしょうか。

　そこで今回はノアの燃費性能をリサーチ！ 新旧モデルを比較してみました！

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現行型ノアのカタログ燃費をチェック！

　はじめに、現行型である4代目ノアのカタログ燃費を見てみましょう。

　カタログには「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」という区分での数値も掲載されていますが、今回は基準となる数値をピックアップしています。

　現行型はハイブリッド車、ガソリン車のそれぞれで2WDと4WDの2タイプを設定。基本的には7人乗りですが、S-G、G、Xの3グレードは8人乗り仕様も用意されています。なお、7人乗り仕様と8人乗り仕様とでは燃費は同値となっています。

　ハイブリッド車の20km/L超えはインパクトが大きな数値。以前リサーチしたセレナやフリードなどといったライバル車を大きくリードしています。

気になる現行型ノアの実燃費は…！？

　では、実燃費はどうなっているでしょうか。調査の結果、以下のような数値が出ました。

　ガソリン車の2WDタイプが燃費達成率89.7%と突出した数値を出した一方で、同じくガソリン車の4WDタイプは66.0%と物足りない結果に。ハイブリッド車は2WD・4WD共に78％台という結果でした。

先代モデルのカタログ燃費と実燃費は？

　続いて、先代モデルである3代目ノアの燃費を見ていきます。まずはカタログ燃費からですが、今回は2020年4月時のカタログ値を参照しています。

　この時のハイブリッド車は2WDのみを設定。ガソリン車はすべてのモデルに7人乗り仕様と8人乗り仕様を設定していました。また、Siグレードは3ナンバー車、G・Xの両グレードは5ナンバー車という違いもありました。

　そして実燃費は以下の通り。

　燃費達成率はガソリン車の4WDタイプが現行型を上回った以外は、ほぼ同等の数値となりました。

　注目すべきは平均値。ハイブリッド車とガソリン車の2WDタイプについて、現行型の数値が2～3ポイントほど上回っており、燃費性能が向上していると見て取れます。

最上位グレードを狙うなら見逃せない！中古車もチェックして賢いお買い物を！

　グーネットに登録されている物件を見てみると、発売から3年が経過した現行型ノアは中古車もタマ数豊富。中でも最上位グレードに当たるハイブリッド車のS-Zが最も多く、チェックしておきたいところ。また、安全装備の充実度など燃費以外の面も考慮するなら、2019年式以降の3代目モデルもオススメです。

　2025年1月現在でグーネットには約3,200台のノアが登録されており、あなたの希望に見合う一台がきっと見つかるはず。次の愛車探しの際には、グーネットでお気に入りの一台を探してみてはいかがでしょうか。