ハスラーの燃費はどのくらい？実際どうなのか、調べてみた

　ハスラーは2014年に誕生、軽ワゴンとSUVを融合させた軽クロスオーバーという新たなスタイルで瞬く間に人気モデルの座を確立しました。2019年にはフルモデルチェンジし、全車マイルドハイブリッド搭載となっています。

　この企画では過去、ジムニー、N-BOX、デリカミニと人気の軽自動車を取り上げており、今回が4台目。軽自動車なのでボディサイズはほぼ同じですが、この4台の中ではハスラーが最も低い全高（1,680mm）で、車両重量も820～890kgと最軽量。燃費の良し悪しにも自ずと期待が高まります。本記事では、そんなハスラーの燃費をリサーチ！新旧モデルを比べてみました！

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現行型ハスラーのカタログ燃費をチェック！

　はじめに、現行型である2代目ハスラーのカタログ燃費を見てみましょう。

　カタログには「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」という区分での数値も掲載されていますが、今回は基準となる数値をピックアップしています。

　2024年10月現在、ハスラーはHYBRID X、HYBRID G、タフワイルドの3グレードを展開し、それぞれで2WDと4WD、ターボ搭載の有無を設定しています。ターボ無しの2WD車は25.0km/Lとインパクトのある数値で、最も低い数値のターボ有・4WD車でも20.8km/Lと20km/L超えを達成。ハスラー全車種の平均値は22.95km/Lとなっています。

気になる現行型ハスラーの実燃費は…！？

　では、実燃費はどうなっているでしょうか。調査の結果、以下のような数値が出ました。

　カタログ値と比較すると、各タイプで3～4ポイント程度の開きがあったものの、燃費達成率はターボ有・2WD車が82.1％、ターボ有・4WD車は82.7％、ターボ無・2WD車が83.4％、ターボ無・4WD車は87.9％と、いずれもほぼ同等の数値になりました。これまで取り上げてきた車種を踏まえると、おおむね平均的な達成率と言えます。

　ターボ搭載無しのタイプは2WD・4WD共に20.0km/L超えで、過去にリサーチした軽自動車の中では最良の結果となりました。

先代モデル（MR01系）のカタログ燃費と実燃費は？

　続いて、先代ハスラー（MR01系）の燃費を見てみましょう。まずはカタログ燃費を紹介しますが、この時はJC08モードという測定方法で算出しており、現在使われているWLTCモードに比べると2～3割ほど数値が高くなっています。

　先代型はS-エネチャージというマイルドハイブリッドシステムを採用していたほか、トランスミッションはCVTと5MT（マニュアル）の2タイプを採用していました。

　続いて実燃費ですが、今回はマイルドハイブリッドを搭載する現行型との比較という点に着目し、S-エネチャージ搭載車に絞ってリサーチしました。

　現行型と比べると、ターボ無・4WD車こそ約2.9ポイントの開きがありますが、その他のタイプは1.0ポイント前後の差となりました。全体的に見て18.0km/L弱という数値は悪くありませんが、現行型はそれを上回る数値。燃費最優先で購入を検討するなら現行型がオススメと言えます。

現行型ハスラーは低走行車のタマ数も豊富！中古車もチェックして賢いお買い物を！

　先代型から現行型にかけて、燃費性能の向上が見て取れる結果となったハスラー。新車に強いこだわりが無ければ、低走行の中古車を狙うという選択肢はお買い得感もありオススメです。

　2024年10月現在でグーネットには約7,900台のハスラーが登録されており、あなたの希望に見合う一台がきっと見つかるはず。次の愛車探しの際には、グーネットでお気に入りの一台を探してみてはいかがでしょうか。