シルバーウィーク(９月連休)で渋滞が予想される東名高速道路情報についてまとめてみた

まず、今年のシルバーウィークについて確認しましょう。今年は9/19(土)に始まり、9/20(日曜日)、21(敬老の日)、22(国民の休日)、23(秋分の日)の合計5日間が連休になります。連休の始まりと終わりは人の行き来が活発になり混雑する傾向にあります。ただし、連休の最後の日は意外と混雑のピークは過ぎており、高速道路各社が発表した情報によれば 、今年の渋滞のピークは上り線（東京方面へ向かう道路）では22日、下り（名古屋方面へ向かう道路）線では20日と予測されています。

大和トンネル付近は、連休になると渋滞しやすいエリアです。22日17時時点の上り線で、35kmの渋滞が予測されています。大和トンネルの手前では、大量に車が流入してくる構造になっており、しばらくどの車も高速道路を降りないこと、そして緩やかな上り坂であることが自然渋滞の原因と言われています。 また、そもそもの道路の長さに対して流入する車の割合が多いです。そこで車間距離を取るために速度を落とすことから、大和トンネルでは上下線共に混雑する傾向にあります。

渋滞対策としては、高速道路を降りて一般道を走って迂回することも一案です。一例として、名古屋から千葉方面へ抜けるときに使われる秦野中井インターから国道1号線を通って、横浜新道を通り、首都高に抜けるという方法があります。この方法だと、東名高速の大和トンネル付近の渋滞には巻き込まれず、さらに東名高速の渋滞にも距離が短いことから巻き込まれにくいというルートです。大和トンネル付近の渋滞は、止まってしまうほどではなく、速度はかなり遅いけれども一応は動く、という実感です。しかしここでもし事故が起きて止まってしまったらと考えたら悲惨です。大和トンネル上り線は追突事故が多いことでも有名です。

国道271号（小田原厚木道路）と国道129号から流入した車が列をなしており、車の流入量が多い箇所です。抜け道としては、「国道246号→国道129号→厚木インターチェンジ」というルートがありますが、こちらの国道も夕方はかなり混雑し、高速道路の渋滞と変わらない状況になってしまいます。国道246号から先は、目的地に合わせた別ルートを設定すると、もう少し混雑に合わないように改善できるかもしれません。

御殿場インターチェンジ付近には、御殿場プレミアムアウトレットがあるため、買い物客による混雑が起きやすいエリアです。東京方面へ向かう場合は、御殿場インターチェンジから旧道（県道76号線）を通って、山北から国道246号線を走る方法があります。 アウトレットで買い物を楽しんだあと、東京方面へ戻る場合に活用できるルートです。先に取り上げた大和トンネルや、厚木インターチェンジ付近など、御殿場から先には幾つかの混雑ポイントがあります。国道246号も全く渋滞しないわけではありませんが、大和トンネルと厚木インターチェンジの混雑を回避できるため、有効な策と言えるでしょう。

子供連れの方の場合、渋滞ストレスは半端ではないと考えたほうがいいでしょう。小さいお子さんがいる方ほど、多少走行距離は伸びたとしても迂回路の走行をお勧めします。車から眺める風景が変わっていけば、子供の気分転換にもなります。一番ベターな迂回路はその時々によって変わるので、運転時には常に最新の交通情報をラジオやカーナビで仕入れましょう！