ドライブ
更新日:2020.04.06 / 掲載日:2014.04.18
G.Wはクルマで出かけよう!

最近は燃費がよくてロングドライブがラクなクルマが増えた。高速道路の料金も今ならまだ大幅な割引きが効く。そこで現在、免許の取得に挑戦中の芸人たんぽぽの二人も夢見て憧れている休日ロングドライブの魅力を探ってみた!
SAとテレビ番組のコラボ企画でも盛り上がるロングドライブの魅力とは
ロングドライブは電車などよりも時間の制約がなく、車内では我が家のように寛げるので、大型連休での家族旅行に最適だ。休日なら東京から大阪まででも1万数千円程度で済む費用の安さも魅力。
今回は人気テレビ番組「めちゃイケ」とのコラボ企画「日本一面白いSA」として注目を集める東名高速・足柄SA(下り)で、おすすめメニューなどの演出に参加している「たんぽぽ」の二人と一緒に、休日ロングドライブのメリットをチェックしてみた!
(1)高速道路料金
ETC割引きは縮小もこの春はまだ安い!
消費増税に伴い4月から高速道路料金は大きく改正され、ETC割引きは縮小/廃止の方向になるが今春はまだ安いままだ。
地方の休日5割引きは4月以降も3カ月継続し、 3割引きへの引き下げは7月からとなる!
地方の休日5割引きは4月以降も3カ月継続し、 3割引きへの引き下げは7月からとなる!
今年度から高速道路の利用料金は事実上値上げされる。ETC割引きは本来ETCの普及を狙う目的で導入されたものなので、普及率が高まったことで縮小/廃止の方向にあり、現状の休日5割引きなどの大幅な割引きが3割引きへと縮小されるのはドライバーとしては残念だ。しかし、6月までは休日5割引きは継続されるし、東京湾アクアラインの通行料が正規価格で3000円から1700円に値下がるなど、今年のG.W.期間中はまだ、リーズナブルにドライブを楽しめるのだ。
今年4月以降の高速道路料金について
●現状では50円刻みとなっているのを10円刻みに変更。
●首都高速道路と阪神高速道路を除く全国の高速道路を「普通区間」「大都市近郊区間」「海峡部等特別区間」の3区分に整理し、それぞれ統一的な基準による料金を設定。ETC搭載車の1キロメートルあたりの基本料金は普通区間で24.6円、大都市近郊区間で29.52円、海峡部等特別区間で108.1円に。
●地方の平日昼間と都市部の休日昼間に実施している3割引きを廃止
●夜間の5割引きを3割引きに引き下げる
●地方の平日朝夕に実施している通勤割引は利用回数が多いクルマに限定。
●マイレージ割引は最大割引率を13.8%から9.1%に縮小
●首都高速は2015年度まで、阪神高速は2016年度まで現行料金を維持。
(2)運転
ロングドライブで疲れないコツとは?
多くの人にとって、マイカーでの遠出で心配となるのは運転中の疲れ。数時間以上ハンドルを持ち続けることに不安を抱くことは多いと思うが、ちょっとした工夫ひとつで疲労度は大きく変わってくることを覚えておきたい。
あらためて大事な運転姿勢
あらためて大事な運転姿勢
基本に忠実な姿勢が一番疲れにくい
根本的な着座環境の善し悪しはクルマの設計にも左右されるところだが、基本に忠実な正しい姿勢をとることは疲労軽減に直結する。腰と背中がシートに密着するよう深く腰掛け、ステアリングの最上部を握っても肩がシートから離れない状態となるようあらためて確認しよう。アームレストなどに肘をかけての運転は、一見楽そうに見えるが実は背筋が曲がり疲労しやすくなる。左右のどちらかに重心を傾けないように意識したい。
後席の乗員もキチンとした姿勢をとることで疲れにくくなる
後席の乗員もキチンとした姿勢をとることで疲れにくくなる
後席だからといってダラ~っとした姿勢をとるのは危険極まりない
運転席と違って、後席では過度にリラックスした姿勢をとりたくなってしまうものだが、後席も運転席と同様、基本に忠実な正しい姿勢をとることが疲労軽減と安全性の向上に直結することを忘れないようにしたい。横になって寝転んだりすると、万一の衝突事故の際にシートベルトが正常に機能せず大ケガをしたり、身体が車外に放り出されたりする可能性が高くなってしまう。子供の着座姿勢には特に注意したいものだ。
必ず45分程度で休憩をとる
必ず45分程度で休憩をとる
マメに休憩をとることが疲労軽減最大のコツ
運転で疲れる原因は、同じ姿勢をとり続けることで全身の血行が悪くなること。わずかでもクルマから降りると劇的に回復するので、可能な限りこまめに停車してクルマから降りたい。連続運転は最長でも45分と決めておこう。急いでいる時はわずかな停車時間も惜しみたくなるものだが、マメに停まるほうが疲れにくく、結果として早くかつ、安全に目的地に到達できる。疲れを自覚していないからといって、何時間も乗りっ放しにならないように。
眠気を感じたら、直ちに小休止
眠気を感じたら、直ちに小休止
車内での対処だけでなく一旦停まって対処する
運転中、睡魔に教われることはドライバーにとってもっとも恐ろしく辛いこと。眠気を感じた場合は、直ちに次のSA・PAで停車して、クルマから降りて身体をリフレッシュさせたい。ガムを噛んだり眠気覚ましの飲み物を飲んだりするといった車内でできる対処を試すよりも、一旦降りるほうが数倍効果的だ。眠気が酷い場合は、5分程度でもいいので軽く仮眠(シートを倒して目を瞑るだけでも)すると回復効果が大きい。
運転支援システムは積極的に利用
運転支援システムは積極的に利用
高速巡航時の疲労軽減を狙った装備が普及しつつある
スバルのアイサイトに代表される先行車自動追従機能付きのクルーズコントロールは、まさに高速巡航時の疲労軽減のために開発された安全デバイスなので、これが装備されたクルマではぜひとも積極的に利用したい。右足でアクセルを踏み続ける行為というのは想像以上に身体への負担が大きいもので、高速巡航中にアクセルペダルを踏む作業から解放されると、疲労低減効果が大きいことを誰もが強く実感するはずだ。
(3)燃費
ロングドライブで燃費を良くするコツは?
市街地運転では燃費があまり良くないクルマでも高速巡航では燃費を良くしやすい。誰もが実践できるロングドライブでの低燃費運転のコツをチェックしてみよう。
エコタイヤの選び方とは?
エコタイヤの選び方とは?
タイヤラベリング制度の評価をチェックして選ぶ
日本自動車タイヤ協会が実施している「タイヤラベリング制度」が各社のタイヤを客観的に評価しているので、これをもとにタイヤの性能はおおむね把握できるようになっている。転がり抵抗が「A」以上だとエコタイヤと判断できるが、最近では「AA」や「AAA」といったハイレベルなエコタイヤが続出しているので、値段とのバランスをみて選ぶようにしたい。ウェットグリップ性能が「C」以上ならおおむね安心できる。
運転支援システムのアクセルワークは低燃費効果が絶大
運転支援システムのアクセルワークは低燃費効果が絶大
普通のクルコンでも低燃費運転効果はかなり大きい
設定した一定の速度を保とうとする先行車自動追従機能付きのクルーズコントロールは、速度を保つための最低限のアクセルしか踏まないため、そのクルマでの最高の低燃費が記録されやすい。自動アクセルワークの巧みさに関しては普通のクルーズコントロールでも同様なので、低燃費運転に自信がなかったり、あまり好きではないという人は、高速巡航中のアクセルワークはできるだけ機械任せにすると効果的だ。
エンジンタイプに適した省燃費オイルの選び方とは?
エンジンタイプに適した省燃費オイルの選び方とは?
実用車の場合は粘度指数を下げたエコオイルを
エンジンオイルでも場合によっては1割程度の燃費向上効果が得られる。中古車の場合、買った時点でどのようなオイルが入っているかわからない場合も多いが、クルマの取り扱い説明書に記載されている指定の粘度指数をチェックし、ワンランク粘度の低いオイルを選ぶと低燃費効果が期待できる。たとえば純正指定が5W-30の場合、0W-30や0W-20の省燃費オイルを選んでも問題ない。ただし大排気量やターボ車の場合は注意が必要だ。
クルマのタイプ | 粘度指数 | 1Lあたりの価格の目安 |
---|---|---|
軽自動車 | 0W-20 | 1000円 |
660~1500cc | 0W-20 | 1500円 |
1500~2000cc | 0W-20/30 | 2000円 |
小型ハイブリッド | 0W-20 | 1500円 |
中型以上のハイブリッド2000~ | 0W-20/30 | 2000円 |
2000cc以上 | 0W-30 | 2000円 |
高出力エンジン | 5W-30/40 | 2500円 |
惰性を利用したアクセルワークを心がける
惰性を利用したアクセルワークを心がける
アクセルワークはメリハリ重視で
高速巡航では、アクセルをオフにして惰性で走る瞬間を少しでも長くするのが低燃費運転のコツ。料金所やSA・PAからのスタートでは比較的活発に加速をして巡航速度に達するまでの時間を短くし、一旦速度に乗ったらアクセルをオフにして慣性に任せて転がっていくような状態が理想的だ。特に大型車の場合はアクセルを常に踏み続けているより、オンとオフのメリハリがあったほうが低燃費を記録しやすい。

(4)渋滞
大型連休の大渋滞の対処法
G.W.などの大型連休でのドライブにおいて避けられない、最大の難点は主要高速道路の渋滞だ。完全に回避することは難しいが、ちょっとした工夫でいくらかは負担を軽減させたり、その時間を楽しむことはできる。
出かける前に・・・
まずは情報を収集して回避策を練る
携帯電話からは短縮ダイヤル(#8011)で
まずは情報を収集して回避策を練る
Mb<事前情報の精度は年々高まっている
最近では過去のデータなどからかなり正確な予測が立てられるようになっており、日本道路交通情報センター(JARTIC)では渋滞の発生場所や時間、長さなどを予想している。公式Webサイトなどを見て、深夜に出発するなど、なるべく酷い状況に突入しないようなドライブプランを立てておけば、思ったよりラクに通過できることが多い。出先で迷ったときでもJARTICに電話をすれば最新のピンポイント情報が得られる。
出発!
渋滞を少しでも早く通過するための小ワザ
渋滞を少しでも早く通過するための小ワザ
バスやトラック、高性能カーナビを駆使する
3車線以上の大きな高速道路では、車線ごとの流れの速さの差は意外に大きいので、少しでも流れの良い車線を選ぶことが重要。この時期の高速道路渋滞に比較的慣れ、かつ座席が高いことで遠くの視界が広い路線バスや物流トラックの後ろに着いていくと、多少は流れが早くなる場合が多い。またITS機能に優れた高性能カーナビのVICS+ビーコンによる渋滞回避ルートはかなり役に立つので、カーナビの高性能化を図っておくのも手だ。
渋滞にハマったら・・・
まったく身動きがとれなくなった時は?
まったく身動きがとれなくなった時は?
自分の好きな娯楽を車内で楽しむための工夫を
大型連休の高速道路では大小を問わず事故が激増するので、事故渋滞に見舞われるなど想定外の事態に直面することも多い。酷めの渋滞にはまってしまった場合は、最寄りのSA・PAに入って買い物や食事、仮眠などをして時間をつぶすほうが心身共に負担が少なくなる。SA・PAが混んでて入れない場合は、映画や野球、サッカーの試合など、2~3時間つぶせる娯楽のDVDや放送を受信できる環境を整えていくと便利だ。
備えあれば憂いなし 渋滞で役立つアイテム
大渋滞は避けられないものとして準備を万端に
できるだけ渋滞を避けるための努力も大事だが、大型連休中の主要高速道では予期せぬ事故渋滞など、対処不可能な状況に陥ることも少なくないので、大渋滞にハマることを前提とした行動計画を立てることが必要。にっちもさっちもいかなくなった中で時間をつぶすための手法や携帯トイレなど、あらゆる事態を想定した準備をしておけば辛さも少しは緩和される。
クッション類
クッション類
いかに適切な姿勢を保っていても、長時間降りられない状況では限界があるので、腰に当てるクッションや仮眠時用のネックサポートなどを常備しておきたい。
携帯トイレ
携帯トイレ
絶対必需品ともいえる重要なグッズのひとつ。路肩で用を足せば良いなどと考えず、乗員の数×2程度は用意しておこう。イザという際に大変心強いものだ。
DVDプレーヤーなど
DVDプレーヤーなど
まだ観たことのない映画やアニメなどの映像作品DVDがあれば、2~3時間があっという間に過ごせる。ワンセグテレビを視聴するための端末も用意しておきたい。
※DVDなどを視聴する際には充分注意して利用しましょう
簡易カーテン
簡易カーテン
いかに携帯トイレがあっても、周囲に多くのクルマが居る中、車内で用を足すのは抵抗があるもの。車内のプライバシーを確保できるようにしておくことも絶対条件だ。
電源インバーター
電源インバーター
多人数での長距離ドライブでは車内での充電に対応するための用意は普段より充実させておく必要がある。携帯電話だけでも一人一台あり、充電器機は複数用意したい。
空気清浄機
空気清浄機
窓が開けられない状況が続くことも多いので、車内の空気のリフレッシュは非常に大事だ。喫煙者が乗車する場合は、他の乗員のためにも絶対用意しておきたい。
(5)クルマ
ロングドライブに強いクルマとは?
居住性が良い上、長時間運転するドライバーの疲労度を考慮して、ロングドライブでも比較的疲れにくいクルマを選定。同時に燃費や航続距離についても優れたおすすめのクルマを乗車人数別に挙げてみた。
2人で長距離ドライブを快適に過ごせるクルマ
日産 スカイラインクーペ(先代)

中古車の相場:85~420万円 流通台数:約175台 ※平成20年~26年式の相場
走りの良いスカGで快適なロングドライブを
スカイラインの派生車種らしく、走りの良さは折り紙つきで、3.7リッターの余裕のあるエンジンも相まって、長時間でも運転が飽きない。セダンがベースなので居住性や実用性にも不満はなく使える。
レクサス SC

中古車の相場:200~500万円 流通台数:約60台 ※平成17年~26年式の相場
上質なオープンクーペで春の空気を満喫したい
リアシートは狭いが大人二人分の旅の手荷物を置くには十分で、トランクはフルオープン時でもゴルフバッグひとつが搭載可能。電動ルーフを開ければオープンエアが楽しめる点も春の行楽向き。上質なクーペだ。
3~4人で長距離ドライブを快適に過ごせるクルマ
スバル レガシィツーリングワゴン

中古車の相場:125~395万円 流通台数:約500台 ※平成21年~26年式の相場
余裕のある室内空間とアイサイトで安心
全座席とも居住空間にゆとりがあり、レジャー用の荷物も楽々収容可能な広大なラゲッジを備える。2.5リッターエンジンはトルクがあり低燃費。自動追従機能付きアイサイト装備の物件も増えつつある。
マツダ CX-5

中古車の相場:185~340万円 流通台数:約160台 ※平成24年~26年式の相場
運転が楽しいSUVでどこまでも遠くへ行ける
世界戦略車でもあるので居住空間には余裕があり、経済的で力強いディーゼルエンジンなど、ロングドライブに適した資質を備えている。重心の高いSUVながら操縦性は軽快。シートの出来が良い点も魅力。
5人で長距離ドライブを快適に過ごせるクルマ
マツダ プレマシー

中古車の相場:70~235万円 流通台数:約195台 ※平成22年~26年式の相場
運転好きにすすめたいロングドライブ向けミニバン
ミニバンに求められる実用性を高いレベルで備えながら、新世代のパワートレーン搭載で巡航燃費に優れる。操縦性はミニバンとしては秀逸で、ドライバーは運転を作業ではなく喜びとして楽しめる点にも注目。
ホンダ ステップワゴン(先代)

中古車の相場:30~220万円 流通台数:約1490台 ※平成17年~21年式の相場
人気ミニバンの中でも特にロングドライブに向く
ホンダ独自のプラットフォーム技術により、2リッタークラスミニバン御三家ともいえるセレナやノア&ヴォクシーと比較して、重心の高さを感じさせない点がロングドライブ向き。後席の快適性も高い。
6~7人で長距離ドライブを快適に過ごせるクルマ
トヨタ エスティマ ハイブリッド

中古車の相場:30~480万円 流通台数:約320台 ※平成13年~26年式の相場
移動電源車としても重宝
停車中でも家庭用100V電源が使えるので、大渋滞の中にあっても様々な電化製品が使用可能。渋滞対策用の電化製品の選択肢が限りなく広がる。ミニバンとしての基本性能にもまったく不満はない。
トヨタ アルファード

中古車の相場:50~620万円 流通台数:約3170台 ※平成14年~26年式の相場
圧倒的な広さと高さでストレスを軽減
とにかく圧倒的な居住空間の広さがロングドライブ時における様々な場面で重宝する。高めの着座位置により遠くが見渡めせるため、渋滞時のイライラを低減させる効果も。大人数乗車でもストレスが少ない。
※すべての価格は参考価格です
※相場についてはGoo-net 3月調べ

(6)SA/PA
目的地としても使える全国の注目SA/PA
たんぽぽの二人も「ロケ地への移動でSA・PAに寄るのが大好きです。料理も美味しいのが多くて楽しいですよね!」と語るほど、年々充実度が高まっているSA・PA。中でも全国から選りすぐりのSA・PAを紹介しよう!

mapA 道央道/砂川SA(下)
mapA 道央道/砂川SA(下)
日本最北端のSAは北海道らしさ満点
日本の最北端に位置するSA。牛肉や牛乳などの牧場の恵みをふんだんに使ったメニューやおみやげが豊富で、いかにもな北海道らしさに溢れている。人気スポットの旭川動物園が近く、関連グッズも手に入る。
mapB 東北道/岩手山SA(下)
mapB 東北道/岩手山SA(下)
東北北部の情緒に溢れた雰囲気
日本庭園や岩手山の山並みが鑑賞できる。りんごやニンニクなどの青森の名産が豊富で、北国情緒に溢れた雰囲気も楽しい。東北道の下り線では最後の給油所なので、さらに北上する場合は、多少残量に余裕があっても給油するようにしたい。
mapC 東北道/菅生PA(下)
mapC 東北道/菅生PA(下)
仙台グルメを楽しむならココ!仙台名産の牛たん料理は他のSA・PAにもあるが、本格度では随一のラインナップを誇る。やや値が張るメニューも納得の味なので、ちょっと奮発してみたいところだ。下り線の海鮮コーナーにもなかなかの本格派の店があり、総じて料理の満足度が高い。
mapD 東北道/佐野SA(下)
mapD 東北道/佐野SA(下)
佐野市自慢の麺文化を味わおう
栃木県ということで宇都宮の餃子関連のメニューやおみやげのバリエーションが豊富だが、佐野市は低い内陸型の気候風土で昔から良質の小麦を産出することで知られ、日光連山の名水もあることから麺文化が発達。ラーメン好きは是非立ち寄ってチェックしよう。
mapE 東北道/パサール羽生(下)
mapE 東北道/パサール羽生(下)
本格派の洋食屋さんの味を是非!ネクスコ東日本の新世代SA「パサール」はグルメもショップもひと味違う充実ぶり。下りにあるロイヤル羽生洋食軒の「とんてき」は独自に開発したオリジナルのソースが絶品で、ご飯が進みまくる旨さ。これを食べるためだけにでも足を運びたくなる味だ。
mapF 関越道/越後川口SA(上)
mapF 関越道/越後川口SA(上)
壮大な絶景が楽しめる米処
定食や丼ものはどれも「飯」が絶品。米処越後ならではの味と雰囲気を堪能できる。「魚沼地方にみる名峰」の山々は絶景で、谷川岳や八海山、会津駒ヶ岳などが一望できるダイナミックな絶景スポットは見物だ。天気が良ければ是非立ち寄って鑑賞したい。
mapG 上信越道/横川SA(下)
mapG 上信越道/横川SA(下)
文字通りドラマチックなSA
「ドラマチックエリア横川」とも呼ばれるだけあって、エンターテイメント要素がいっぱい。昭和30年代の横川駅を再現した鉄道の展示や、高崎だるま関連グッズは思わず惹き込まれる。妙義山などの山々に囲まれた景観も素晴らしい。峠の釜飯も要チェックだ。
mapH 東名/海老名SA(上)
mapH 東名/海老名SA(上)
日本随一の規模と充実度を誇る
日本でも随一の利用客数を誇るEXPASA海老名。総合的にすべてが充実しているが、上り線のグルメ店舗の質が特に素晴らしく、丼専門店の親子丼はトロける旨さ。都心に帰る前にSAで本格的な日本料理店を思わせる繊細な味に舌鼓が打てるのだ。
PICK UP! mapI 東名/足柄SA(下)
PICK UP! mapI 東名/足柄SA(下)
まさに目的地として楽しめるSA
「日本一面白いSA」としてたんぽぽも出演する人気テレビ番組とのコラボによる「めちゃイケSA」の演出がなされ(2014年9月23日まで)、様々な関連ブースが設置されている。SAとしての充実度が極めて高く、料理はもちろん足湯や温泉、富士山など、一日居ても飽きないほど。
mapJ 新東名/静岡SA(下)
mapJ 新東名/静岡SA(下)
ファミリーにおすすめのSA
比較的新しい高速道路の新東名にできたNEOPASAの大型SA。駿河湾で獲れた海鮮料理や静岡おでんなどのグルメに注目が集まるが、タミヤ模型の特設コーナーは大人も子供も興奮できるスポットだ。子供向け遊具の設置もあり、リフレッシュにも最適だ。
mapK 新東名/浜松SA(下)
mapK 新東名/浜松SA(下)
「音楽と餃子の街」浜松の文化に触れよう
ヤマハのお膝元ということで「音」を体感しながら買い物やグルメが楽しめる個性的なSA。ピアノなど楽器に触れられるミュージックスポットがある。また、浜松市は実は餃子の消費量で日本一であり、餃子関連の売店やおみやげに力が入っている。
mapL 新名神/土山SA(下)
mapL 新名神/土山SA(下)
忍者の里で関西の食文化を味わう
甲賀忍者の里をイメージした店舗外観が愉快なSA。忍者関連グッズや信楽焼の販売など、地元の特色がこれ以上なく濃厚に現れている。近江牛関連グルメも人気が高く、関西風のすき焼きの味が楽しめる。焼きたてのパンコーナーも美味しいとの評判だ。
mapM 高松道/津田の松原SA(下)
mapM 高松道/津田の松原SA(下)
讃岐うどんのすべてがわかるSA
麺好きなら一度は足を運びたいうどんの聖地讃岐。本場ならではのセルフ式でリーズナブルに讃岐うどんのコシが満喫できる。うどんのおみやげ品目の多さは圧巻で、うどんの国に来たことが実感できるだろう。珍しい豆菓子専門のコーナーも覚えておいて損はない。
mapN 山陽道/福山SA(下)
mapN 山陽道/福山SA(下)
中国エリア屈指のグルメスポット
広島風お好み焼きはもちろん、タコ焼きやイカ焼き、牡蠣や鯛などの瀬戸内海の海の幸を使ったB級グルメが盛りだくさんで、いずれも逸品揃い。尾道ラーメンは地元の人も好んで食べる味でスープが絶品。できるだけお腹を空かせて足を運びたいSAだ。
北九州を知るにはココに限る
65年前に日本で初めて辛子明太子を製造・販売したとされる老舗ふくやの特設コーナーなど、博多の名産がめじろ押し。柳川鍋や八女茶など、北九州の食文化を味わうにはうってつけのSAだ。敷地も店舗も大型で、混雑時でも比較的利用しやすいのも嬉しい。
mapP 九州道/宮原SA(上)
mapP 九州道/宮原SA(上)
熊本~鹿児島エリアの名物がズラリ
熊本の名物料理屋がズラリと並ぶ「にぎわい横町」で、春雨料理や辛子レンコンなど、地元色が強烈なグルメを楽しもう。鹿児島エリアのみやげや料理も揃っている。天草や雲仙岳が見渡せる絶景スポットも人気だ。
たんぽぽさんインタビュー
たんぽぽ
2008年結成の女性お笑いコンビ。川村エミコと白鳥久美子とも独自の自虐ネタを中心に人気を博している。マイカーでのドライブに憧れ、多忙を極めるスケジュールの合間をぬって免許の取得を目指している。「めちゃ×2イケてるッ!」など多数のバラエティ番組で活躍中。
まとめ
マイカーでの旅は自由で経済的であることは間違いない
新幹線などの鉄道や飛行機での旅は移動時間が短く、自分で運転するよりは肉体的な負担が少ないことは間違いないが、マイカーでのロングドライブには電車などでは得られない楽しさがあることもまた間違いない。
ETC割引きの縮小・廃止が本格化される今年の夏以降はロングドライブを控える人が増え、大型連休の大渋滞が緩和される可能性もあるので、将来的には悪いことばかりではなさそうだ。