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更新日:2022.04.04 / 掲載日:2022.04.04
30代以下の34%は渋滞でもイライラしない? 男女600人に調査
日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は4月1日、グーネット中古車と共同で「車の渋滞」に関するアンケートを実施し、その結果を公開した。
同調査は、車の運転をする男女600名(30代以下、40代、50代、60代、各世代150人)を対象とし、2022年3月23日 ~3月25日で行われた。
若年層ほど渋滞に巻き込まれてもイライラしない?
車の運転時に渋滞に巻き込まれるとイライラしてしまうかについての質問では、「はい」と回答したのは60代以上での76.7%が最も高い結果に。一方で、「いいえ」と回答したのは30代以下の34.0%が最も高く、年代が高まるほど渋滞時にイライラしてしまうドライバーが増える傾向となった。
イライラの理由では、「観光地に車で旅行に行った際に、車の渋滞があると時間通り着くかどうか心配ですごく焦るからイライラする!」(40代・男性)、「目的地への移動時間などを予想して出発しているので、渋滞にはまってその予定が狂う事が嫌だから」(60代・男性)といったように、事前に立てた計画が崩れてしまうことへのいら立ちの声が挙がった。
また、「遠くの前が見えて車が少しでも進んでいたら我慢できますが、前の様子も解らず見える範囲の車が全く動きを見せない場合、先頭は何やっとんねん動かんかいとイライラしてきます」(60代・男性)、「基本的に渋滞する時間帯は運転しないので、不意の渋滞はイライラする」(40代・男性)と、前方の状況が分からなかったり、原因が分からない渋滞に巻き込まれた時に、イライラが高まるという意見も寄せられた。
一方で、イライラしない理由については、「イライラしたところで渋滞が解消したり変化するわけではないからイラつくだけ時間の無駄だと思うから(30代・女性)」、「イライラしても仕方がなく、イライラして運転すると事故する可能性も高くなる為」(40代・男性)といった意見が。そのほか、「大抵運転する時は旅行の時などなので、少なからずワクワクしているし、人と乗っているのでその間ゲームなどをして過ごすことが多いため(20代・女性)」といったように、同乗者がいることでいら立ちが和らぐという声も挙がった。
一人で運転中に渋滞に巻き込まれた時は「音楽」を楽しむ人多数!
続いて、一人で運転している際に渋滞に巻き込まれた時の、車内での過ごし方について工夫していることがあるかを尋ねたところ、「ある」という回答は35.2%に。「ある」と回答した方へどのような工夫をしているかを聞くと、「好きな音楽をかけてリラックス。もしくは大声で歌って気を紛らす」(30代・女性)、「好きな曲をひたすら流しておく。夜で暗い場合はカラオケさながらに歌う」(30代・女性)と、音楽やラジオを聞いたり、歌ったりするという意見が多く挙げられた。
そのほか、「外の風景を楽しむ。普段通り過ぎるだけで見なかった景色があると思うので」(30代・女性)、「前の車のナンバーなどを見て数字遊びをする」(30代・男性)といった工夫も見られた。
同乗者との会話で気持ちをリラックス!
同様に、複数人で乗車している場合での過ごし方の工夫について聞いたところ、工夫が「ある」という回答は31.2%。その具体的な方法としては、「めったに効かない音楽とお菓子でテンションを上げる。古今東西などで昔ながらの遊びを楽しむ」(40代・女性)、「渋滞を回避できるようなルートを話し合ったり、話し相手になってもらったりする」(40代・男性)といったように、会話をするという意見がほとんど。
「運転手が退屈しないよう、もしくは苦痛を和らげるようにおしゃべりをかする、もしくは飲食を挟む」(30代・女性)、「なるべく運転手が負担にならないように世間話などをする」(40代・男性)と、ドライバーを気遣う意見も多く寄せられた。
渋滞回避の策は“早出”か、“リアルタイムの情報”か
渋滞回避のために工夫していることがあるかの問いでは、43.7%で「ある」という回答が得られた。
どのような工夫をしているかを聞くと、運転する時間帯の調整か、リアルタイムの情報を得られるようにするかといった意見に大別された。
時間帯の調整に関する工夫では、「他県に行くときは朝5時起きで高速道路に乗る。帰りも夕方は避けて夜の九時くらいに出るようにする」(40代・女性)、「渋滞する時間帯を避けたり、渋滞しやすい大通りを避けるようにしている」(40代・男性)といった声が挙がった。
「渋滞情報の確認。ナビなど。時間帯によって動きの速い道がある場合は予めそちらを通る。どの道も動かなそうな時は好きな経由を選択してます」(30代・女性)、「ラジオを聞きながら聞きながら渋滞がないか確認する」(20代・女性)、「高速は渋滞情報を見てからのる。下道は迂回してはしる」(50代・男性)と、その時々での最新情報をナビやラジオで確認してルートを選ぶという意見も見られた。
「車の渋滞に関するアンケート」調査概要
■調査期間:2022年3月23日 ~3月25日
■集計対象人数:600人(30代以下、40代、50代、60代、各世代150人)
■集計対象:事前調査で「車の運転をする」と回答した全国の男女
■引用元:30代以下の34%は渋滞に巻き込まれてもイライラしない!? 車の渋滞について男女600人に調査!(日本トレンドリサーチ)
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