カーライフ
更新日:2019.12.23 / 掲載日:2019.12.23
普通免許で運転できるトレーラー型のキャンピングカーの魅力と種類

グーネット編集チーム
キャンピングカーでの旅行やキャンプなどに興味があっても、キャンピングカーの維持費となると費用もかかるし、そもそも運転をするのに特別な免許が必要だから無理だと思っていませんか?
でも、実はキャンピングカーの中にも様々な種類があり、その中でもトレーラー型のキャンピングカーであれば、今利用している普通車を活用するため、費用は他のキャンピングカーと比べても安く、運転免許に関しても普通免許で運転ができます。
今回はこのトレーラー型のキャンピングカーの魅力とデメリットをお伝えしたうえで、具体的におすすめの車両もご紹介します。「普通免許でキャンピングカーなら検討したい」という方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
トレーラー型のキャンピングカーの魅力

グーネット編集チーム
トレーラー型のキャンピングカーは、自家用車をヘッド車にして牽引するキャンピングカーです。その魅力を解説します。
現地での自由度が向上
トレーラーを切り離し、アクティビティや買い出しに自家用車だけで出かけられます。現地で駐車スペースを気にしないでフットワーク良く動け、旅先の自由度が向上することは間違いないでしょう。
広い居住空間
居住部分に運転席やエンジンがないため、ゆとりのある空間がキープできます。広めのキッチンは、天気に恵まれず屋外調理がむずかしいときも安心です。
ペットもくつろげる
運転席と分離しているトレーラーであれば、ペットはトレーラー空間でのびのびと過ごせます。ドライバーは運転に集中できますので、安全性も万全です。ただし、走行中のトレーラーに人は乗れませんので注意してください。
普通免許でOK
総重量750kg以下のトレーラーであれば、普通免許で牽引できます。4人で就寝できるモデルもあり、室内スペースの確保も問題ありません。
手頃な価格
トレーラー本体の価格帯は新車でも170~300万円台が相場になります。安くても400万円程というキャンピングカーに比べればかなりお手頃です。
キャンプ以外にも利用できる
キャンプに使わないときは庭などに置き、子ども部屋や書斎、ホームバーとして使用可能です。
トレーラー型のキャンピングカーのデメリット
トレーラー型のキャンピングカーには多くの魅力があります。しかし、デメリットも存在するのも事実なので、メリット・デメリット双方をしっかり理解しておきましょう。
広い駐車スペースが必要
ヘッド車にトレーラーを合わせると全長9~12m程になり、車庫では収容できない可能性があります。車庫証明を取るためには、自宅から半径2km圏内に駐車スペースを借りなければいけません。
燃費が低下
車種にもよりますが、トレーラーを牽引すると設備分重量が増えますので、燃費は基本低下します。
高速道路は中型・大型扱い
牽引したトレーラーはコンパクトモデルでも中型車以上の扱いで、普通車に適用される割引がありません。
トレーラー型のキャンピングカーの種類
普通免許で運転することのできるトレーラー型のキャンピングカーをいくつご紹介します。
エースキャラバンズ エースワン330DL Jエディション
ベーシックなコンパクトトレーラーです。「Jエディション」は日本専用モデルで、左側通行の日本用にエントランスは左サイド。荷物の出し入れが快適です。
就寝人数/4名
カラド C161L
カラド社のコンパクトトレーラーは、ドイツ製らしい頑丈な作りになっています。窓が大きく開放感たっぷりです。キッチンは3バーナーなので、アウトドアでもしっかりお料理できます。
就寝人数/4名
バソグル カレッタ1500 Jエディション
イルカのようなキュートな形のトレーラーです。全長が4m未満の小型モデルで、2人でのキャンプにおすすめです。左サイドにエントランスがついた日本仕様です。
就寝人数:2名
バンショップミカミ コロ
「軽自動車で牽引できる」をコンセプトに作られ、個性的なデザインも魅力なのが「コロ」です。コの字型のダイニングはテーブルを外してベッドにできます。
就寝人数:4名(オプション使用時)
まとめ
トレーラー型のキャンピングカーは、広い空間を確保しながら旅先の自由度が高いのが大きなメリットです。お子さまやペット連れでも安心してアウトドアが楽しめます。普通免許で運転することができるタイプがあるのも魅力です。
最近は日本の事情に合わせた専用モデルも増えてきているので、選択肢も豊富になってきました。これを機にトレーラー型キャンピングカー、検討してみてはいかがでしょう?