カーライフ
更新日:2019.09.06 / 掲載日:2019.09.06
一人旅で車中泊!魅力・必需品・クルマの選び方・車中泊する場所を紹介

グーネット編集チーム
クルマ好き、旅好きの方であれば、クルマで旅をして、そのまま車中泊にもチャレンジしてみたいという方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、一人旅で車中泊をすることの魅力をはじめ、車中泊をする際の必需品の紹介や、車中泊に適したクルマの選び方、おすすめの車中泊スポットをご紹介します。これから車中泊にチャレンジする方は、ぜひ参考にしてください。
一人旅で車中泊をする魅力とは?
一人旅で車中泊をすることにはいくつも魅力があります。それらの車中泊の魅力について見ていきましょう。
思い立ったらすぐに旅立てる
一人旅なら、同行者とのスケジュール調整が不要です。自分の都合さえつけば、いつでも思い立った時に、すぐに出発できます。
時間の使い方が自由
車中泊は、移動に自身の所有するクルマやレンタカーなどを利用します。バスや電車などのように時間が決まっているわけではないので、自由気ままに移動ができます。
宿泊施設に泊まるとなると、荷物を部屋まで運ばなければなりませんが、車中泊は移動に使ってきたクルマにそのまま泊まるので、荷物を運ぶ手間がかかりません。クルマでしか行けない名所に行けるのも魅力的なところでしょう。
旅の時間や行動が自由
旅行のルートや時間を自分で決めることができるのも車中泊の魅力です。旅の途中で気になる観光スポットを見つけたら、目的地を変更して向かうこともできます。
宿泊場所があらかじめ決まっていると、チェックインの時間があるので、急な予定変更で遅れてしまわないか不安に感じてしまいます。
また、寝るところや寝る時間・タイミングはもちろん、食べたいものを食べたり、自分で食事を作るのであれば、自分の好きな食材を購入して、自分の好きな食事メニューを作ったりと、自由な行動ができる魅力があります。
節約旅行ができる
車中泊では、ホテル・旅館などの宿泊代を節約できます。その分ちょっとおいしいものを食べて贅沢したり、お土産を奮発したりすることもできます。
一人旅の車中泊を快適にする必需品
車中泊を快適にするアイテムはいろいろありますが、特に一人旅の時の必須アイテムをお伝えします。
車中泊用の布団・寝袋
車中泊で欠かせないのが寝具です。夜は気温が下がるため、クルマの中にいても肌寒さを感じることもあるでしょう。特に冬の季節であれば寒さが厳しくなるため、少しでも暖かくして、ぐっすりと睡眠がとれるように、布団や毛布、ブランケットなどを準備しておきましょう。また、体を横にできるようなスペースがあれば、持ち運びにも便利な寝袋を用意しておくのも良いでしょう。
マットレス
睡眠をとる際に、クルマのシートを倒して横になれるとしても、シートの凹凸などにより快眠を妨げられてしまうこともあります。これを解消するために、マットレスを準備しておくことをおすすめします。マットレスを敷くことで、シート間の段差などをフラットにしてゴツゴツ感を緩和し、快適に横になれます。
車載充電器・モバイルバッテリ
車中泊においてスマホは、GPSの機能でカーナビの代わりに利用できることや、インターネットを利用して旅先の情報を収集することができるなど、様々な場面で役立つことから、とても便利なアイテムになっています。
しかしながら、そんな便利なスマホもバッテリーがなくなってしまうと、利用できません。スマホを充電するための電源を確保するためにも、車載充電器・モバイルバッテリを準備しておくようにしましょう。
LEDランタン
車中泊となると、基本的には夜に車内で過ごすことが多くなりますので、やはり明かりはあったほうが良いでしょう。車中泊での明かりでおすすめなのがLEDランタンです。
LEDランタンは、LED式の照明のため、明るくてバッテリ持ちが良いことと併せて、ランタンの形状からキャンプをしているような雰囲気を演出してくれたり、室内の全方向を明るく照らしてくれる実用性にも優れています。
折りたたみテーブル
車内で食事や読書・PC操作する時などに、折りたためるテーブルがあると便利です。シートの背もたれを利用して設置するタイプなど、種類も豊富にあるので、室内サイズや利用シーンに合わせて選びましょう。
クーラーボックス
クーラーボックスを積んでおけば、食料を保冷保存しておくことができます。飲料水を購入したり、ドライブ中にスーパーや道の駅などで食材を購入しても、クーラーボックスに入れて保存しておくことができます。上部がフラットなクーラーボックスであれば、テーブルがわりにも利用でき便利です。
ボディシート
ボディシートやシャワーが使えない場所などでちょっとさっぱりしたい時に、ベタつき・臭いを拭き取って体を清潔にしてくれます。コンビニなどで簡単に入手できますし、あまりかさばることもないので、いつでも利用できるように多めに積んでおくのが良いでしょう。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは、食事などでクルマを汚してしまった時でも、サッと汚れを拭き取ることもできます。水道がなくて手が洗えない場合でも、ウェットティッシュがあればすぐに手を拭くことができ、清潔に保つことができます。
一人旅の車中泊に最適なクルマの選び方
一人旅の車中泊にはどんなクルマが良いのでしょうか。最適な車中泊に条件をまとめました。
居住空間が広いクルマ
車中泊をする際には、クルマに車中泊用の荷物を積み、その上で車内で睡眠をとることになります。少しでも快適に車中泊を楽しむためには、居住空間の広いクルマを選択するのがいいでしょう。荷物を置くスペースとは別に、横になって寝返りを打てるような居住空間が確保できるクルマがぴったりです。
座席をフルフラットにできるクルマ
運転席や助手席など、座席を倒せない状態での睡眠となると、いつもの就寝時とは異なり無理な態勢になることも多く、疲れがとれづらくなってしまいます。それに対して、シートの背もたれを倒して水平な広いスペースを確保できるようなクルマであれば、車中泊をより快適に過ごせるでしょう。シートアレンジで、フルフラットにすることができるクルマがベストです。
それを踏まえて考えると、軽バンやミニバン、ステーションワゴンなどのボディタイプが車中泊にはおすすめだと言えるでしょう。ただし、コンパクトカーでもフルフラットが可能なクルマが登場しており、選択肢も多くなってきています。多様なシートアレンジができる、軽自動車でも良いでしょう。
車中泊をもっと楽しみたい、より快適な車中泊をしたいというのであれば、車種選びから検討するのも良いでしょう。
車中泊ができる場所はどこがおすすめ?

グーネット編集チーム
ここでは、おすすめの車中泊のできる場所4つをご紹介します。
道の駅
道の駅は、地元の名物や名産品などが買えて、とても便利な施設です。駐車場やトイレ設備が充実し、中には温泉施設があるところまでありますから、利用価値は高いと言えるでしょう。
ただし、最近、迷惑行為などが原因で車中泊禁止になる道の駅も出てきています。道の駅で車中泊を考えている方は、自分が車中泊をしたい道の駅が、車中泊禁止になっていないかどうか、公式HPなどを確認しておくようにしましょう。また、車中泊が認められている場合でも、他の利用者の迷惑にならないように、節度を持って利用しましょう。
高速道路のサービスエリアやパーキングエリア
高速道路のサービスエリアやパーキングエリアには、飲食店や売店、自動販売機なども充実しており、食事をとったり車中泊に必要なものを揃えたりすることもできるため、車中泊におすすめの場所と言えるでしょう。サービスエリアやパーキングエリアは、夜間であっても利用する人が少なくないため、人気のない場所よりも安全性は高く、初めての車中泊にもおすすめです。ただし、こちらも道の駅同様、一般利用者の迷惑にならない、節度ある利用を心がけるようにしましょう。
オートキャンプ場
クルマで乗り入れてキャンプができる施設です。最近では、寝泊まりをテントではなく、クルマの中でするというキャンパーも増えているようです。自炊設備が整っているので、食事作りを楽しむこともできます。地元の食材を手に入れて、その場で火を使って調理をして楽しむこともできます。元々がクルマで乗り入れてキャンプをする場所ですので、車中泊をするにも適している環境と言えるでしょう。
RVパーク
RVパークは車中泊に必要な設備を整えた施設です。24時間利用可能なトイレをはじめ、電源設備やシャワー・入浴施設が整っているRVパークも存在します。それぞれの施設によって整備されている設備や利用料金が異なりますが、2019年5月現在で、北海道から沖縄まで、全国に合わせて122箇所ものRVパークがあります。安心して車中泊をしたい方や、車中泊初心者の方にもおすすめの場所です。
まとめ
一人旅では車中泊をすることで、普段のドライブや旅行とはまた違った体験と楽しみを発見できるかもしれません。ドライブや旅行が好きな方は、ぜひ、一人旅での車中泊を楽しんでみてはいかがでしょうか。