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更新日:2019.12.02 / 掲載日:2019.11.29
走破性抜群!SUVタイプの軽自動車おすすめ5選

グーネット編集チーム
軽自動車といえば、荷物スペースの広さや使い勝手の良いクルマが人気ですが、一部では本格的な4WDシステムを搭載したモデルも販売されており、スズキ ジムニーのように一部のオフロード愛好家から絶大な支持を受けている車種も存在します。
また、最近では、新しいジャンルとして、デザインを重視しながら走破性も向上させた、クロスオーバー系のSUVも登場してきています。
ここでは、そんなSUVタイプの人気軽自動車を5モデルご紹介し、それぞれの悪路走破性についてもご紹介していきます。
スズキ ジムニー

グーネット編集チーム
スズキ ジムニーは、1970年当時、軽自動車で唯一の四輪駆動車として発売された、軽四駆の元祖といえるモデルです。軽自動車のジムニーをベースにした兄貴分モデルとして、普通車規格のジムニーシエラも販売されており、ジムニーシリーズは全世界194の国と地域で2018年3月までに世界累計285万台を販売してきました。
2018年7月発売の新型においても、梯子型に組んだ頑強なラダーフレーム構造が継承されました。多くの本格派オフローダーと呼ばれていたクルマが軒並みモノコック化する中で、ジムニーは頑なにラダーフレームにこだわり続けているのです。
4WDシステムについても、悪路走破性に優れる機械式副変速機付きパートタイム4WDを引き続き採用しており、4WDについては4H(高速)のほかに、急な登坂路や悪路で力を発揮する4L(低速)モードに切替えが可能となっています。具体的な性能値としては、アプローチアングル 41度、デパーチャーアングル 51度、ランプブレークオーバーアングル 28度となります。
サスペンションは、3リンクリジッドアクスル式サスペンションを採用し、電子制御のブレーキLSDトラクションコントロール、ヒルホールドコントロール、ヒルディセントコントロールなどの電子デバイスが追加されたのも大きなトピックです。これまでも悪路走破性に関しては、抜群の性能を有していたジムニーですが、新型モデルでは新設計のボディーマウントゴムや高速走行時の振動を減少させるステアリングダンパーなどにより、オンロード性能も大きく向上していることがポイントです。
あえてスクエアボディを継承し、機能美を追及したジムニーは、オフロード性能に関しては他のモデルを寄せ付けない圧倒的な性能を誇ります。本格的な悪路走行をするのであれば、ジムニーが最有力候補といえます。
スズキ ジムニーのおすすめ人気車種・グレード
スズキ ジムニー(JIMNY)XG(2018年7月モデル)
乗車人員:4名
駆動方式:パートタイム4WD
タイヤサイズ:(前)175/80R16 91S(後)175/80R16 91S
エンジンタイプ:R06A型 水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
排気量:658cc
最高出力:64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク:9.8kg・m(96N・m)/3500rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:—-km/L(詳細不明)
車両重量:1030kg
新車価格:1,458,000円
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
スズキ ジムニーの価格相場(2019年6月28日時点)
新車価格帯:99~184万円
中古車価格帯:0.1~298万円
中古車平均価格相場:63.6万円
スズキ ハスラー

グーネット編集チーム
スズキ ハスラーは、軽ワゴンとSUVを一体化させた新しいジャンルの軽自動車として、2013年12月に発売されました。大きな特徴としては、ワゴンRと共通のプラットフォームを採用することによって、軽ワゴンモデルと同等の広い室内空間が実現されていることです。これにより、軽4WDでは犠牲とされてきた後部座席のレッグスペースなどが確保され、幅広いユーザーを対象とすることができるようになりました。
また、165/60R15の大径タイヤを装着し、2WD車では180mmの最低地上高を確保することによって、アプローチアングル 28度とデパーチャーアングル 46度が達成されています。このオフロード性能によって、アクティブに使いたいけれども、本格派4WDまでは必要ないというユーザー層からの支持を得ています。
個性的なエクステリアデザインとパッションオレンジやキャンディピンクメタリックなどのポップでビビッドな色合いのボディカラーを設定している点も特徴です。インパネデザインはカラーパネルをパイプでつないだ造りとなっており、シートも車体色に対応した4色のシートパイピングが採用されています。
ハスラーは、フルタイム4WD方式を採用しており、基本的にはメカ系の性能ではなく、電子デバイスで走破性を高める設計となっています。下り坂の車速を制御するヒルディセントコントロールやスムーズな発進をサポートするグリップコントロールが備わるので、よほどの悪路ではない限り、通常の未舗装路を走破する性能は確保されています。
スズキ ハスラーのおすすめ人気車種・グレード
スズキ ハスラー(HUSTLER)Gターボ(2018年11月モデル)
乗車人員:4名
駆動方式:フルタイム4WD
タイヤサイズ:(前)165/60R15 77H(後)165/60R15 77H
エンジンタイプ:R06A型 水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ+モーター
排気量:658cc
最高出力:64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク:9.7kg・m(95N・m)/3000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:26.2km/L
車両重量:860kg
新車価格:1,535,760円
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
スズキ ハスラーの価格相場(2019年6月28日時点)
新車価格帯:105~180万円
中古車価格帯:36~252万円
中古車平均価格相場:112.0万円
三菱 パジェロミニ

グーネット編集チーム
三菱パジェロミニは、三菱が誇る本格派オフローダーのパジェロの末弟モデルとしてデビューしました。軽自動車が新規格になるタイミングである1998年10月に2代目へとフルモデルチェンジを行い、2012年6月に生産終了となるまで、約14年間も生産されました。
オフロード性能については、アプローチアングル 44度、デパーチャーアングル 47度、ランプブレークアングル 23度、最低地上高195mmとなっています。4WDシステムは、イージーセレクト4WDと呼ばれる機構で、2WD、4WD(Hi)、4WD(Lo)の3つの切替えが可能となっていました。また、純粋な2WD車の設定もあり、ボディ構造もラダーフレームを床に溶接したビルドインフレーム・モノコック構造となります。
パジェロミニは、オンロード方向に味付けがしてあり、純粋なラダーフレーム構造でなかったことから、一部のオフロード愛好家にとってはジムニーよりも低い評価を得ることもありました。しかしながら、それはあくまで使い方とのバランスであり、よほどの悪路に入り込むような使い方をしないかぎり、性能の差が見えるとはありません。洗練されたエクステリアのパジェロミニは、女性やシニアユーザーをはじめ、多くのファンからの支持を受けました。
残念ながら2012年6月に生産終了となってしまいましたが、パジェロミニは、ジムニーとともに軽SUVを代表していたモデルといえます。装備充実の限定版も多く販売されたので、中古車でも状態の良い車両はまだまだ高値で取引がされています。
三菱 パジェロミニのおすすめ人気車種・グレード
三菱 パジェロミニ(PAJERO_MINI)ZR(2010年8月モデル)
乗車人員:4名
駆動方式:パートタイム4WD
タイヤサイズ:(前)175/80R15(後)175/80R15
エンジンタイプ:4A30インタークーラーターボ型 直列4気筒SOHC16バルブICターボ
排気量:659cc
最高出力:64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク:9.0kg・m(88N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:—-km/L(詳細不明)
車両重量:980kg
新車価格:1,398,000円
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
三菱 パジェロミニの価格相場(2019年6月28日時点)
新車価格帯:100~169万円
中古車価格帯:1.5~142万円
中古車平均価格相場:36.6万円
ダイハツ テリオスキッド

グーネット編集チーム
ダイハツ テリオスキッドは、1998年10月に軽自動車が新規格へと変わるタイミングで、ミラやムーヴとともに発売されたSUVであり、2012年5月に生産終了となるまで、約14年間の長きにわたり販売されたモデルです。
テリオスキッドは、エンジン縦置きのFR型4WDで、パジェロミニと同じビルトインラダーフレームを採用していました。4WD機構に関しても、悪路走破性の高いセンターデフロック付の本格フルタイム4WDであり、見かけによらずかなりの悪路走破性を持っている1台です。
後席のスペースに関しては、ジムニーやパジェロミニよりも大きくとられており、乗用車的な使い方をできるのもテリオスキッドの大きな特徴です。ボディはダイハツの衝突安全システム「TAF」が採用されており、新国内衝突安全基準や新欧州衝突安全基準をクリアしています。
エンジンは水冷直3DOHCターボで、インタークーラー付ターボチャージャーに加え、ライトプレッシャーターボエンジンの設定もありました。
ダイハツ テリオスキッドのおすすめ人気車種・グレード
ダイハツ テリオスキッド(TERIOS_KID)L(2010年8月モデル)
乗車人員:4名
駆動方式:フルタイム4WD
タイヤサイズ:(前)175/80R15 90S(後)175/80R15 90S
エンジンタイプ:EF-DET型 水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
排気量:659cc
最高出力:64ps(47kW)/6400rpm
最大トルク:10.9kg・m(107N・m)/3600rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:15.4km/L
車両重量:990kg
新車価格:1,431,000円
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
ダイハツ テリオスキッドの価格相場(2019年6月28日時点)
新車価格帯:105~166万円
中古車価格帯:2.8~98万円
中古車平均価格相場:43.1万円
スズキ スペーシアギア

グーネット編集チーム
2018年12月に発売されたスズキ スペーシアギアは、ハイトワゴンの軽乗用車スペーシアのデザインを変更し、SUV風に仕立て直されたアクティブスタイルワゴンです。軽自動車のスーパーハイトワゴンは、広い室内スペースによって、圧倒的な支持を得ていますが、アウトドアブームによって、よりアクティブに軽自動車を楽しみたいというユーザーに向けて販売されたモデルといえます。
スペーシアギアは、全車でマイルドハイブリッドを搭載しており、大きくターボ有り無しに分かれ、駆動方式も2WDと4WDの両方が設定されています。確かに、ルーフやホイール、バンパーの一部などにガンメタリック塗装を施すことによって、SUVルックに仕立てられているものの、四駆システムもフルタイム4WDで、その他の電子制御が付いているわけではないため、悪路走破性に関しては通常の軽乗用車モデルと大きな差はありません。
しかしその一方で、スリムサーキュレーター、後席両側ワンアクションパワースライドドア、撥水加工を施した専用ファブリックシート、防汚タイプのラゲッジフロア、シートバック背面などが装備されており、アウトドアでも気軽に使える装備が満載です。タイヤサイズも155/65R14であり、オフロード走行を主眼として購入するクルマではありませんが、日常使いはもちろんのこと、アウトドアレジャーを気軽に楽しみたい方におすすめの一台です。
スズキ スペーシアギアのおすすめ人気車種・グレード
スズキ スペーシアギア(SPACIA_GEAR)ハイブリッドXZ(2018年12月モデル)
乗車人員:4名
駆動方式:フルタイム4WD
タイヤサイズ:(前)155/65R14 75S(後)155/65R14 75S
エンジンタイプ:R06A型 水冷直列3気筒DOHC12バルブ+モーター
排気量:658cc
最高出力:52ps(38kW)/6500rpm
最大トルク:6.1kg・m(60N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:26.4km/L
車両重量:930kg
新車価格:1,732,320円
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
スズキ スペーシアギアの価格相場(2019年6月28日時点)
新車価格帯:161~181万円
中古車価格帯:138.8~230万円
中古車平均価格相場:—-万円