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更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.07.18

トヨタセリカの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

トヨタセリカの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム

トヨタセリカは、1970年の誕生以来、常に時代をリードする先進的でスポーティなボディデザインです。
ドライバーを魅了するダイナミックな走行性能を持ち、スペシャリティクーペとして世界中の多くのファンに親しまれ、2006年の販売終了まで7代にわたる歴史的な名車を残した人気車種です。

ここでは6代目モデルとファイナルとなる7代目モデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。

6代目 トヨタ セリカ 200系(1993年~1999年)

6代目 トヨタ セリカ 200系(1993年~1999年)

グーネット編集チーム

6代目 セリカ (200系)は、4代目モデルから続くWRC参戦のためのフルタイム4WDモデル「GT-FOUR」の最終モデルがラインナップされた世代として、今なお世界中の多くのファンから熱い支持を得るバージョンです。

「硬質でダイナミックなスポーティ感覚」を開発テーマに掲げ、洗練されたボディデザイン、アクティブで力強い走行性能を提供するスペシャリティクーペとして、1993年10月に誕生しました。

【エクステリア】
プラットフォームを共有する「カリーナED」および「コロナEXiV」のボディサイズ拡大に伴い、セリカの全幅が広がり、3ナンバーボディへ大きく変更されました。

先代モデルまでの2代続いたブラックアウトされた、リトラクタブルヘッドランプを備えるフロントマスクから一転して丸型異径4灯ヘッドランプを採用し、彫りの深い表情豊かなフロントマスクデザインが特徴です。

ワイドトレッドによる大きく膨らんだ抑揚のある前後フェンダーフレア、大型リヤスポイラーを備えたリヤダックテールの採用など、滑らかで空力特性を重視したモダンで安定感のあるボディフォルムへと大胆に変貌を遂げています。

ボディタイプは歴代モデルからのリヤゲートを持つ3ドアリフトバックモデルと、電動ソフトトップを備える4座フルオープンボディのコンバーチブルモデルの2タイプがラインナップされています。

コンバーチブルモデルはボディ剛性を大幅に高めるとともに、ソフトトップのリヤウインドウをガラス製にし、耐久性・視認性が向上するなど、日常の実用性に加え、優れた走行安定性や乗り心地を実現しています。

【インテリア】
歴代モデルからのこだわりでもあるクルマとドライバーが一体化し、操作性を重視したコックピットデザインを採用しています。

視認性の高い大型ホワイトメーター、ドライバー側へ傾斜した機能的なインストルメントパネル、ややタイトながら圧力分布に優れ身体をしっかり支え、快適な座り心地を提供するスポーツシート、グリップ性に優れる本革巻3本スポークステアリングホイールなど質感の高いスポーティな仕様となっています。

ほかにもオートエアコンや奥行きのあるサウンドを再生する8スピーカーを配置するDSP付セリカ・スーパーライブサウンドシステムなど、スペシャリティクーペに相応しい、快適装備が施されています。

室内長の拡大に伴って、後席の居住性が向上し分割可倒式リヤシートを採用したことで、大人4人が快適に移動できる使い勝手の良い室内空間を提供しています。

【パワートレイン・メカニズム】
搭載するパワーユニットは基本的に先代モデルからのキャリーオーバーながら、細部にわたりブラッシュアップされた、2.0Lエンジンを採用しています。

実用域の扱いやすさと爽快なドライブフィールを両立する静粛性の高いハイメカツインカム、VVT-i(連続可変バルブタイミング機構)を備え、レスポンスが向上し、伸びのあるパワフルなスポーツドライブを提供するスポーツツインカム、255psまでパワーアップした、圧倒的な動力性能を発揮するツインエントリー・セラミックターボを備えるインタークーラー付ターボエンジンの3タイプのエンジンが設定されています。

足回りは、従来の4輪独立懸架サスペンションにジオメトリーの見直しを行い、剛性の強化などの改良をしています。

また、FF駆動のスポーツグレードには、回頭性や操舵性能を向上させた新開発スーパーストラットフロントサスペンションを採用しています。

搭載するトランスミッションは4速ATもしくは5速MTがモデルに応じて設定されています。

トヨタ セリカ(CELICA)SS-III(1999年1月モデル)

ボディタイプ:クーペ・スポーツ・スペシャリティ
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4435×1750×1305mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1735×1450×1100mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)205/55R15 87V(後)205/55R15 87V
エンジンタイプ:3S-GE型直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1998cc
最高出力:200ps(147kW)/7000rpm
最大トルク:21.0kg・m(205.9N・m)/6000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:12.6km/リットル
車両重量:1210kg
価格:2,448,000円
自動車税:年間39,500円 ※

「SS-III」は、シームレスで力強い動力性能を発揮する連続可変バルブタイミング機構を備える2.0L4気筒スポーツツインカムエンジンを搭載するFF駆動モデルの上位グレードです。

このパワーユニットは1Lあたり100psを出力する自然吸気エンジンでありながら、性能を下げずに維持し、全域にわたりレスポンスの良い爽快なスポーツドライブを提供するエンジンとして定評があります。

ヘリカルLSD(リミテッドスリップデフ)やスーパーストラットサスペンションをはじめ、前後左右の加速度をセンサーがモニタリングし、より緻密で高度な制動制御を行うスポーツABSやリニアで強力な制動力を発揮するツインポットキャリパーを備えたフロントブレーキ、ワイドリムのホワイトアルミホイールに組まれたハイグリップロープロファイルタイヤと相まって、ドライバーの意に素直でステアリングレスポンスに優れた、ダイレクトな走行フィールが特徴の人気グレードです。

ほかにも大型リヤスポイラーやボディ同色のフロントアンダースポイラー&リヤアンダースポイラー、サイドマッドガードの装着など、スポーツムードを高める迫力ある佇まいが特徴です。

また、身体のホールド性を高め、掛け心地の良い豪華なレカロ製スポーツシートがオプションで用意されています。

ボディカラーはスポーティで情熱的な存在感を放つスーパーレッドIVを含め、全5色が設定されています。

※自動車税は2018年1月時点で参照したものとなります。

セリカ SS-III(1999年1月)のカタログ情報(1002164)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
チルト&スライド電動式ムーンルーフ、コーナーセンサー(フロント左/リヤ左/リヤ左右)、レカロシート(SR-II)、ワイドマルチAVステーションII(GPSボイスナビゲーション付)、セリカ・スーパーライブサウンドシステム、など。

・カラーバリエーション
ブラック、スーパーホワイトII、シルバーメタリック、スーパーレッドIV、ブルーマイカメタリック。

トヨタ セリカ 200系の中古車一覧

7代目 トヨタ セリカ 230系(1999年~2006年)

7代目 トヨタ セリカ 230系(1999年~2006年)

グーネット編集チーム

7代目 セリカ (230系)は、WRC参戦のベース車種「GT-FOUR」の廃盤に伴い、ボディサイズ・エンジン排気量をダウンサイジングし、「見て、見られて、繰って楽しい」を開発テーマに掲げています。

歴代モデル以上に幅広い層のユーザーを想定した「ライトな新感覚GT」として、1999年9月に誕生しました。スタイリッシュで若々しいデザイン、軽快な走行性能、手ごろな価格設定などから、発売当初から高い人気を誇りました。

また、7代目をもって、セリカブランドは36年の輝かしい歴史に幕を閉じました。

【エクステリア】
プラットフォームを一新し、ショートオーバーハング化することで全長を大幅に短縮しながら、フロントフェンダー上部まで伸びた縦長ヘッドライトを備えたダイナミックで個性的なフロントマスクや、大胆でアグレッシブなキャラクターライン&ベルトラインの造形や未来的なリヤビューを採用しながら、スリークで上品なボディスタイルが特徴のスタイリッシュクーペです。

伸びやかな直線と豊かな曲面が融合したモダンなシルエットが先進性を演出し、インパクトのある動的な外観を創りあげています。

【インテリア】
7代目では乗車定員を4名に変更し、ボディ全長を100mm短縮しながらも、ホイールベース長を65mm拡大するなど、スペース効率を向上させた新たなパッケージデザインにより、ロングドライブでも快適に移動できる快適な居住性を提供しています。

歴代モデルのセリカの特徴でもある、ドライバーの操作性を重視した機能性の高いコクピットデザインを継承しながらも、洗練されたインストルメントパネルと本革巻ステアリングホイール、カラーコーディネートされたシートによって、スタイリッシュでモダンな仕様がスペシャリティカーらしさを演出しています。

【パワートレイン・メカニズム】
排気量をダウンサイジングした高性能1.8L4気筒自然吸気エンジンが2タイプ用意されています。

VVT-iや高圧縮比などにより、実用速度域のトルクが太く、ドライバビリティに優れる軽快な走行性能と省燃費性能を両立した1ZZ-FEエンジン、吸排気効率を高めるVVTL-i機構を搭載し、全域にわたりトルクフルでレスポンスの良いショートストロークエンジン2ZZ-GEエンジン、スーパーインテリジェント4速AT(SuperECT)あるいは5速MT、もしくは1速かから5速がクロスギアレシオ化された6速MTの組み合わせになります。

サスペンションは評価の高いフロントがマクファーソンストラット式サスペンションに加え、リヤは新開発のダブルウィッシュボーン式サスペンションが採用され、ロードホールディング性に優れた上質な乗り心地を提供しています。

トヨタ セリカ(CELICA)SS-II スーパーストラットパッケージ(2005年12月モデル)

ボディタイプ:クーペ・スポーツ・スペシャリティ
乗車定員:4名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4340×1735×1305mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1725×1440×1085mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)205/50R16 87V(後)205/50R16 87V
エンジンタイプ:2ZZ-GE型直列4気筒DOHC
排気量:1795cc
最高出力:190ps(140kW)/7600rpm
最大トルク:18.4kg・m(180N・m)/6800rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:13.0km/リットル
車両重量:1140kg
価格:2,362,500円
自動車税:年間39,500円 ※

本「SS-II スーパーストラットパッケージ」グレードは、高回転まで切れのあるトルクフルな動力性能を発揮する高圧縮比・ショートストロークエンジンを搭載しています。

従来の吸気バルブタイミングの連続可変機構に加え、吸排気バルブのリフト量も制御するVVTL-iを備えています。
クロスギアレシオ化された小気味よい6速マニュアルトランスミッションと相まって、トルクバンドを積極的に使った、ダイレクトで質の高いスポーツドライブを提供するモデルです。

また、タイヤと路面の角度を制御し、回頭性・操舵性能を向上させるスーパーストラットフロントサスペンションに加え、アクセルに対して応答性の高いヘリカルLSD、リヤサスペンションの能力を高めるリヤパフォーマンスロッドを備えています。
ドライバーと一体となったスタビリティの高い、気持ちの良い走りを実現するモデルとして高い人気を誇ります。

ほかにも16インチロープロファイルハイパフォーマンスタイヤやディスクブレーキなどのスポーツドライブをサポートするアイテム、フロントフォグランプ、リヤスポイラーやマフラーカッターなどを備える精悍なエクステリアが特徴です。

また、質感の高い専用ファブリックシートやカラード本革巻ステアリングホイール、アルミペダルなどのスポーティな装備に加え、ステンレス製スカッフプレートやオートエアコンなど、充実した装備が施されています。

ボディカラーはスタイリッシュで個性的なフォルムをビビッドに演出するスーパーブライトイエローを含め、全7色が設定されています。

※自動車税は2018年1月時点で参照したものとなります。

セリカ SS-II スーパーストラットパッケージ(2005年12月)のカタログ情報(10030880)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
SRSサイドエアバッグ(運転席&助手席)、リヤフォグランプ、アウタースライド電動式ムーンルーフ、DVDボイスナビゲーションシステム、セリカ・スーパーサウンドシステム、CD/カセット一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ&4スピーカーなど。

・カラーバリエーション
ブラック、スーパーホワイトII、グレーメタリック、スーパーブライトイエロー、シルバーマイカメタリック、スーパーレッドV、ブルーブラックマイカカラークリアー。

トヨタ セリカ 230系の中古車一覧

トヨタ セリカの中古車一覧

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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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