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更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.02.13

マツダ アクセラスポーツの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

マツダ アクセラスポーツの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム

マツダアクセラスポーツは、大胆で躍動感のあるボディデザイン、視認性、使い勝手に優れる機能的な室内空間、スムーズでパワフルな走行性能と高い省燃費性能を両立する5ドアコンパクトハッチバックとして、2003年の誕生以来人気の高いモデルです。

ここでは2代目モデルから現行モデルまでの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。

2代目 マツダ アクセラスポーツ BL系(2009年~2013年)

2代目 マツダ アクセラスポーツ BL系(2009年~2013年)

グーネット編集チーム

2代目マツダ アクセラスポーツは、グローバル戦略モデルとして高い人気を博した初代モデルからのキープコンセプトモデルながら、「再びカスタマーの期待を超える」をテーマに開発され、最新のアイドリングストップ機構「i-stop(アイ・ストップ)」などの新技術の採用に加え、各部をブラッシュアップすることで商品性を高めたモデルとして2009年9月にフルモデルチェンジされました。

発売後約1ヶ月間で月間販売目標台数2,000台に対し、約3.8倍の7,640台の受注を達成するなど、堅実な立ち上がりをみせたモデルです。

【エクステリア】
「アイデンティティの継承とエクスプレッシブ(表情豊かな)への進化」のデザインコンセプトの下、「センターフォーカス」を採用した躍動感のあるフロントデザインが特徴です。

ワイドトレッドを強調する張りのある面構成を多用したフロントフェンダー、奥行きのあるアグレッシブなフロントバンパーをはじめ、滑らかさの中にもエッジを効かせた、細部にわたり質感の高いスポーティで表情豊かなボディデザインが印象的です。

【インテリア】
ドライバーを中心に機能性を重視したヒューマン・マシン・インターフェース(H.M.I.)を追求したコックピットデザインを採用し、ドライバーとクルマが一体化した使いやすさとドライビングプレジャーを両立したキャビン性能を実現しています。

ドライバーの視線移動を最小に抑え、さまざまな情報を表示するマルチ・インフォメーション・ディスプレイやセンターコンソールの操作ダイヤルなど、ドライバーが運転に集中できる機能的なコクピットデザインが特徴です。

また、誰でも理想的なドライビングポジションの設定が可能なチルト&テレスコピックステアリング、ラチェットレバー式シートリフターの採用など、運転席からの見晴らしの良さとともに日常走行の取り回し性にも優れるパッケージデザインが大きな魅力と言えるでしょう。

やや大きめながら身体をしっかり支える掛け心地の良いフロントシートをはじめ、足元や頭上に大きな空間を確保する後席スペース、利便性の高い分割可倒式リアシートの採用や左右独立式花粉除去フィルター付フルオートエアコンや世界的高級オーディオメーカーBose社製のオーディオシステムなど、大人5人がゆったりと寛げる快適な室内空間を演出しています。

【パワートレイン・メカニズム】
先代モデルのラインナップにあった2.3Lエンジンは廃止され、1.5Lエンジンと2.0L DISIエンジンの2タイプのエンジンが搭載されます。

2011年9月のマイナーチェンジでは、2.0Lエンジンが新世代の直噴エンジン「SKYACTIV(スカイアクティブ)-G 2.0」へ置き換わりました。
1.5LモデルはCVTとの組み合わせとなり、2WD/FF駆動となります。
2.0Lモデルにはフルタイム4WDモデルは4AT、2WD/FFモデルは当初5ATが搭載され、マイナーチェンジ後は6ATの「SKYACTIV(スカイアクティブ)-DRIVE」が搭載されます。

マツダの新世代技術「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」が採用された、マイナーチェンジ後の2.0Lモデルはスムーズで扱いやすく、伸びやかな走行性能と高い省燃費性能を発揮することから定評のパワーユニットです。

2代目モデルのサスペンション形式は初代を踏襲しながらも、ボディ剛性やサスペンションの取付け部の剛性を向上させることで、しなやかな質感のフラットな高い乗り心地となっています。

また、ボディ剛性や空力特性を大幅に見直し強化することで、足回りは先代モデルと同じ構造ながら、ドライバーと一体となった優れた操舵性能と走行安定性能を実現するとともに、しなやかで快適な乗り心地を提供しています。

アクセラスポーツ(AXELA_SPORT)20S-スカイアクティブ(2011年9月モデル)

ボディタイプ:ハッチバック
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4460×1755×1465mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1980×1475×1200mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)205/55R16 91V(後)205/55R16 91V
エンジンタイプ:PE-VPS型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1997cc
最高出力:154ps(113kW)/6000rpm
最大トルク:19.8kg・m(194N・m)/4100rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:16.2km/リットル
車両重量:1330kg
価格:2,150,000円
自動車税:年間39,500円 ※

「20S-スカイアクティブ」グレードは、2011年9月のマイナーチェンジに追加になったグレードです。
先進のアイドリングストップ機構「i-stop」を備える新世代2.0L直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV(スカイアクティブ)-G2.0」と6速化されたオートマチックトランスミッション「SKYACTIV(スカイアクティブ)-DRIVE」を搭載した上位モデルです。

エクステリアには専用のヘッドランプデザインの採用をはじめ、剛性を高めロードノイズを減少させた新デザインの16インチタイヤとやや偏平率の低いアルミホイール、空力特性を向上させた新デザインのフロントバンパー&フロントグリル、アンダーカバーが装着され専用リアバッチと相まって、精悍で洗練されたプレミアム感を強調した佇まいが特徴です。

他にもSRSサイド&カーテンエアバッグなどの安全装備やブラックアウトメーター、照明付バニティミラー、本革巻ステアリングホイール&シフトノブや4.1インチカラー液晶マルチインフォメーションディスプレイなど、充実した快適装備により人気の高いグレードです。

ロックアップ領域を拡大した6速ATと相まって、直噴エンジンらしいレスポンスに優れ、パワフルな走行性能とアイドリングストップ機構「i-stop」搭載による、クラストップレベルの優れた燃費性能を実現しています。

さらに「i-stop」のステイタスや履歴が「マルチインフォメーションディスプレイ」に表示されインテリジェントなエコドライブを支援します。

ボディカラーは深みのある鮮やかな発色のスカイブルーマイカを含む、全7色が設定されています。

※自動車税は2017年11月時点で参照したものとなります。

参考:

アクセラスポーツ 20S-スカイアクティブ(2011年9月)のカタログ情報(10072041)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
ディスチャージヘッドランプ、アダプティブ・フロントライティング・システム(AFS)、リアビークルモニタリングシステム(RVM)、17インチタイヤ&アルミホイールなど。

・カラーバリエーション
ブラックマイカ、インディゴライトマイカ、グラファイトマイカ、アルミニウムメタリック、べロシティレッドマイカ、スカイブルーマイカ、クリスタルホワイトパールマイカ。

マツダ アクセラスポーツ BL系の中古車一覧

3代目 マツダ アクセラスポーツ BM系(2013年~)

3代目 マツダ アクセラスポーツ BM系(2013年~)

グーネット編集チーム

3代目アクセラスポーツは、新世代のマツダ車に共通するデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」と新世代テクノロジー「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」を全面的に採用した、「CX-5」「アテンザ」に続く第3弾モデルとして2013年11月にフルモデルチェンジしました。

発売早々から高い注目を集め、約1ヶ月間で月間販売目標台数3,000台に対して、5倍を超える約16,000台を達成するなど順調な立ち上がりをみせました。
また3代目モデルからは、より一層のグローバル戦略車としての盤石な生産体制の強化を行い、メキシコ、タイ、中国などでも生産が開始されました。

【エクステリア】
低く構えたフロントグリルには大きな開口部を持つマツダ車に共通する「シグネチャーウイング」を採用し、ボリュームあるフロントフェンダーとともに、ワイド&ローを強調する躍動感のある斬新なフロントマスクが特徴です。

全体的に金属の塊から削り出したような、骨格のしっかりした張りのある面構成により、質感の高い洗練された伸びやかなフォルムがモダンな佇まいを演出しています。
先代モデルまでのカーゴスペースを重視したリアハッチを立てたスタイルから、なだらかなルーフから続くクーペを思い浮かべる流麗なスタイルへと変貌を遂げました。

また、フロントフェンダーのうねりのある力強い造形から、サイドを走る個性を強調する特徴的なキャラクターラインや、リアクォーターガラスにかけて跳ね上がるウエストラインが、一層伸びやかなエモーショナルで若々しいボディフォルムを際立たせています。

【インテリア】
マツダのフィロソフィーとも言える「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」にある「人馬一体」となったドライバーを刺激し、楽しい走りが感じられる車作りはインテリアにも活かされています。

ドアを開けて目に入るのがピアノブラックのフェイシアとサテンクローム、オフホワイトのシート表皮とブラックのドアトリム&シートバックなど、上品に設えられたモダンでハイコントラストのカラーコンビネーションを採用したインテリアです。

他にも握り心地の良いステアリングホイール越しに見える視認性に優れる単眼メーター、運転席の10wayパワーシート機構と運転席ラチェットレバー式シートリフター、最適なペダルレイアウトによる理想的なドライビングポジションをはじめ、ペダルの操作性やタッチにもこだわったオルガン式アクセルペダルの採用など、随所に機能性を重視した設計思想が表れています。

身体をしっかり支え不快な振動や揺れを吸収してくれる掛け心地の良いフロントシート、レッグスペースやヘッドクリアランス、シートバックの高さを十分に確保し、開放感のある上質なコンフォート性能を持つリアシートなど、静粛性の高さと相まって、乗員の誰もがリラックスできる居心地の良い室内空間を提供しています。

【パワートレイン・メカニズム】
新世代の「SKYACTIV(スカイアクティブ)」テクノロジーを採用する4種のパワーユニットが搭載されています。1.5Lのガソリンエンジン「SKYACTIV(スカイアクティブ)-G1.5」とクリーンディーゼルターボエンジン「SKYACTIV(スカイアクティブ)-D1.5」、2.0Lガソリンエンジン「SKYACTIV(スカイアクティブ)-G2.0」と2.2Lクリーンディーゼルターボエンジン「SKYACTIV(スカイアクティブ)-D2.2」です。

軽快で伸びやかな走行性能を発揮するガソリンエンジンとディーゼルエンジン特有のノック音を低減する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」と「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」が搭載され、中低速のトルクが豊かでドライバビリティの高いクリーンディーゼルのバリエーションとなります。

ただし、2.0Lガソリンエンジンは2006年7月の大幅改良を実施した際に廃止されています。
最新のアイドリングストップ機構「i-stop」が採用され、いずれも環境に配慮した優れた省燃費性能を実現しています。

ロックアップ領域が拡大されたスムーズで伸びやかな加速フィールを生みだす6AT「SKYACTIV(スカイアクティブ)-DRIVE」とクイックでダイレクトな操作感が特徴の6速MT「SKYACTIV(スカイアクティブ)-MT」が搭載され、2WD/FF駆動モデルと卓越した安定感と走破性能を誇るフルタイム4WD機構「i-ACTIV AWD」との組み合わせになります。

また、「エンジンでシャシー性能を高める」と言う新発想の下、横方向・前後方向の加速度を統合的に制御し、4輪それぞれの接地荷重を最適化する「G-ベタリングコントロール」、しなやかで高剛性を実現した「SKYACTIV-CHASSIS」を採用することで、滑らかで一体感のある狙ったラインをキレイにトレースする安定化のある走りと揺れの少ないフラットな乗り心地を両立しています。

アクセラスポーツ(AXELA_SPORT)22XD Lパッケージ(2016年7月モデル)

ボディタイプ:ハッチバック
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4470×1795×1470mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1845×1505×1165mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)215/45R18 89W(後)215/45R18 89W
エンジンタイプ:SH-VPTR型 水冷直列4気筒DOHC16バルブターボ(ディーゼル)
排気量:2188cc
最高出力:175ps(129kW)/4500rpm
最大トルク:42.8kg・m(420N・m)/2000rpm
使用燃料:軽油
JC08モード燃費:19.6km/リットル
車両重量:1450kg
価格:3,088,800円
自動車税:年間45,000円 ※

「22XD Lパッケージ」グレードは、2016年6月の大幅改良を実施した際に追加になった2.2Lクリーンディーゼルターボエンジン「SKYACTIV(スカイアクティブ)-D2.2」と6AT「SKYACTIV(スカイアクティブ)-DRIVE」を搭載する最上位グレードです。

「SKYACTIV(スカイアクティブ)-D2.2」エンジンは4LのV8ガソリンエンジン並みの太いトルクをわずか2,000回転で発揮する、ドライバビリティに優れるパワーユニットであり、従来のディーゼルエンジンに付き物であったノック音を大幅に減少させた静粛性の高さが特徴と言えるでしょう。

また、「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」を採用することで、心地よいエンジンサウンドをコックピットへ伝えます。

さらにドライバーとクルマが人馬一体となった、スムーズで運転が楽しくなる新世代車両運動制御技術「SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS(スカイアクティブ ビークル ダイナミクス)」の第一弾である車両安定制御「G-Vectoring Control(G-ベクタリング コントロール)」が搭載されています。

中でも「22XD Lパッケージ」は、ロープロファイルの18インチタイヤと高輝度塗装が施された精悍なアルミホイールをはじめ、スマート・ブレーキ・サポート(SBS)&マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)などの安全装備、オート格納電動リモコン式カラードドアミラーや電動スライドガラスサンルーフ(チルトアップ機構付)、シフトスイッチ付ステアリングホイールに加え、運転席10Wayパワーシート&シートメモリー(アクティブ・ドライビング・ディスプレイ連動)、運転席&助手席シートヒーターなどの快適装備が施され、充実した豪華な仕様により人気の高いグレードです。

ボディカラーはイメージカラーのソウルレッドプレミアムメタリックを含め、全8色が設定されています。

※自動車税は2017年11月時点で参照したものとなります。

参考:

アクセラスポーツ 22XD Lパッケージ(2016年7月)のカタログ情報(10105091)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)、Boseサウンドシステム(AUDIOPILOT2+Centerpoint2搭載、9スピーカー)、ナビゲーション用SDカードPLUS、CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)など。

・カラーバリエーション
ジェットブラックマイカ、チタニウムフラッシュマイカ、ディープクリスタルブルーマイカ、マシーングレープレミアムメタリック、ソニックシルバーメタリック、ソウルレッドプレミアムメタリック、エターナルブルーマイカ、スノーフレイクホワイトパールマイカ。

マツダ アクセラスポーツ BM系の中古車一覧

マツダ アクセラスポーツの中古車一覧

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