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更新日:2018.10.21 / 掲載日:2017.11.27
多彩な魅力をアピール クラウン若返り!!
気合の入ったマイチェン

アスリートシリーズでは「ジャパンカラーセレクションパッケージ」と呼ばれる12色のカラーバリエーションを展開。標準6色と合わせて18色の外板色を選ぶことができるのだ
【本記事は2015年11月にベストカーに掲載された記事となります。】今回のクラウンマイチェン、「アスリートシリーズに直4、2Lターボエンジンが搭載される」というトピックスが大きくて、そればかりがクローズアップされちゃっているんだけど、まだまだ“注目点”はたくさんあって、なかなか気合いの入ったマイチェンなのである。以下、わかりやすく整理してお伝えしていこう。
■エンジンラインアップの変更

235ps/35.7kgmの直4、2Lターボエンジン直列4気筒の1998ccターボは235ps/35.7kgmを発揮。JC08モード燃費は13.4km/L
■エンジンラインアップの変更アスリート系では前述のとおり235ps/35.7kgmを発揮する直列4気筒2Lターボエンジン(8AR-FTS)を新搭載。これはV6、2.5L(203ps/24.8kgm)を置き換えるもので、後輪駆動にのみ設定され、i-Fourについては引き続きV6、2.5Lが搭載されている。いっぽうロイヤル系のエンジンラインアップに変更はなく、これまでどおりV6、2.5Lと直4、2.5Lハイブリッドの2タイプ。今一度整理すると、アスリート系のエンジンは排気量順に3.5L、V6(315ps/38.4kgm、FRのみ)、2.5L、V6(4WDのみ)、2.5L、直4ハイブリッド(FR、4WDあり)、2L、直4ターボ(FRのみ)となり、ロイヤル系は2.5L、V6と2.5L直4ハイブリッドでともにFR、4WDが設定されている。
■ボディ剛性アップ&ハンドリング性能向上

オプション設定される12色×3タイプのインテリアカラーアスリートシリーズにのみ設定される「ジャパンカラーセレクションパッケージ」。日本独特の繊細な色味にこだわった12色のボディカラーをチョイス可能。
■ボディ剛性アップ&ハンドリング性能向上モノコックの接合部に構造用接着剤を採用するとともにスポット溶接を90カ所以上増すことで、より強固なボディ剛性とした。これに伴い、ダンパーやブッシュなどサスペンションチューニングを変更し、より高い操安性を手に入れている。■アスリート系に12色のボディカラーを設定このページの写真にあるように、アスリート系には「天空」、「茜色」、「紺碧」、「翡翠」、「常盤色」など日本の伝統的な言葉を使った「ジャパンカラーセレクションパッケージ」と名付けられた12色のボディカラーを設定。さらに3色のインテリアカラーを設定し、12×3=36パターンのコーディネートを自在に組み合わせられるようになっている。このカラーシリーズでは、例えばブルー系統に微妙に色調の違う3色を用意するなど、実に繊細な色展開となっているのが特筆点。ボディカラーは標準設定色の6色と合わせて合計18色!! ロイヤルではこのシステムはなく、標準カラーの6色のみの設定。
■フロントマスク、リアランプデザインのフェイスリフト

こちら「茜色」と呼ばれるボディカラー
■フロントマスク、リアランプデザインのフェイスリフトフロントグリルの微妙なデザインの変更、バンパー部のデザインの変更、ヘッドライトデザインの変更などによりアスリート系、ロイヤル系とともにフェイスリフト。アスリートではリアランプのリング形状を大きくするなど、より印象的なデザインとしている。
■ITS Connectを世界初採用

ITS Connect世界初搭載一部下位グレードを除きITS Connectをオプション装着可能(2万7000~3万240円)。760MHzの専用周波数を使った車車間通信、路車間通信により情報を伝える
■ITS Connectを世界初採用ITS専用周波数(760MHZ)を活用したITS Connectにより、路車間通信、車車間通信に対応。例えば赤信号の見落としや、緊急車両の接近を知らせるなど、より高度な安全運転支援システムに対応する。これは同時にクラウンマジェスタにも採用されている。■価格は全体的に10万円程度のアップ別表のとおりだが、2.5Lロイヤルが373万円からとなるなど、全体的に10万円程度の価格アップ。注目の2LターボモデルはアスリートTが388万円、アスリートS-Tが450万円、最上級のアスリートG-Tが533万円となり、これまでのV6、2.5Lに対し20万~30万円程度のアップ。