Nipponの新ベーシック、ついに確立か！？　ホンダNワゴンの広さと走りに太鼓判

【本記事は2014年1月にベストカーに掲載された記事となります。】ホンダの軽自動車Nシリーズの4番打者、Nワゴン。発売から10日経過した12月1日時点での受注台数が1万2984台を数えた。開発責任者の人見康平LPLは「もう少しほしかった」と満足していない様子だが、現在の市場を考えたらホームランではないが、ヒットとはいえるだろう。

そのNワゴンの公道試乗会が開催された。早速ターボから試乗。走り出してすぐに感じたのがハンドリングのよさだ。N-ONEと同じようなサイズに同じエンジンを搭載しており、社内でキャラがかぶっているが、そのN-ONEと比べて明らかに違うハンドリング特性といっていい。N-ONEは、しなやかな足でやや腰高感を覚えたが、Nワゴンはしなやかさはそのままで剛性の高さが伝わってくる。

続いてNA。これもN-ONEとの比較をすると、加速感が違う。ターボの時にもうすうす感じていたが、NAになると差が歴然と感じる。

ホンダの技術者に聞くと、足回りもエンジンも相当手が入っているそうだ。特にエンジンは、同じ型式でも新エンジンといっていいほどという。かなりいいぞNワゴン。N-ONE、危ういかもしれない。

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