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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.01
ローデストRVの第三弾はRVRローデスト アクティブ系重視のRVRがシティ派に変身!
オンロード(ROAD)での最上級(EST)の走りをイメージ

ローデストは三菱が誇るカスタマイズコンプリート仕様。アウトランダー(写真上)、デリカD:5(写真下)で展開し、どちらも純正カスタマイズカーとして異例の売上げを誇る。アウトランダーのROADESTは24Gで293万円、デリカD:5のROADESTプレミアムは341万8000円で展開中だ
【本記事は2011年7月にベストカーに掲載された記事となります。】そもそも「ローデスト」という仕様が最初に発表されたのは’07年5月、デリカD:5に設定されたエアロバージョンであった。「オンロード(ROAD)での最上級(EST)の走りをイメージし、三菱自動車とカスタマイズブランドROARとのコラボで誕生した」と説明され、これまで三菱のSUVにイメージ付けられていた「アウトドア派」の雰囲気からうって変わって、夜の高速道路が似合う「シティ派」イメージの強いエアロバージョンがローデストの特徴だ。
若者を中心に支持を集める

長兄はデリカD:5 第三弾のRVRが一番ヤンチャな顔!? 次兄はアウトランダー
期せずしてメーカー純正のエアロ仕様は若者を中心に支持を集め、ローデスト仕様はアウトランダーやトッポなどにも拡大していった。そしてこの6月2日、ついにRVRに設定されることになった。拍手っ!
純正標準装備で初のLEDデイライト

三菱車では標準初採用となるLEDライト。最近流行だ
このローデスト、2010年度の販売比率ではデリカD:5で約15%、アウトランダーでは約40%以上と非常に高い売れゆきで、しかもノーマル仕様と比べると購買層が約10歳若いのが特徴だとか。ポイントはなんといってもフロントマスク周辺のエアロデザインだが、一番目を引くのは三菱車純正標準装備では初となるLEDデイライトの採用だろう。フォグランプとLEDデイライトを組み込んだグリル一体型の専用フロントエアロバンパーは、森や太陽がよく似合うノーマル仕様と対称的に、ビル街や夜の月明かりがよく似合う「ワル」な仕上がりとなっている。また本企画担当が個人的に一番気に入ったのが光輝処理を施したRAYS製の17インチアルミ(メーカーオプション)。LEDライトと相まって、足下から存在感を主張しつつクールな印象に磨きをかけている。
RVRローデストは注目の1台

アーバンな雰囲気のフロントマスクはただ者でないオーラを漂よわせている
従来、こういったカスタマイズカーはビッグサイズミニバンを中心としたラージクラスが市場を牽引してきた。しかし世はなべてダウンサイジング重視。カスタマイズカーもコンパクトで価格商品力の高いモデルに注目が集まってくるはず。そういう意味でもこのRVRローデストは注目の1台なのである。車高も最低地上高もノーマルと変更なしなので、評価の高いハンドリングはそのまま味わえるのもうれしい。
揺るぎない個性

ボディカラーはチタニウムグレーメタリック、ブラックマイカ、ホワイトパール(有料色)で展開
このRVRローデスト、ノーマル仕様と比較するとMで31万5000円高、Gで24万1500円高。揺るぎない個性が手に入れられるのだから、格安だろう。