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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.29

世界のスポーツセダンに白黒つけるレクサスIS発表

ついに正式発表

ISは白、シルバー、ブルー、レッド系などとともに黒のボディカラーが設定されているが、担当はこの黒が一番精悍でカッコよく見えた!

ISは白、シルバー、ブルー、レッド系などとともに黒のボディカラーが設定されているが、担当はこの黒が一番精悍でカッコよく見えた!

【本記事は2013年6月にベストカーに掲載された記事となります。】今年1月のデトロイトショーで市販モデルを発表し、日本でもプロトタイプ試乗を実施したISが5月16日に日本で正式発表。事前露出が多く新鮮味に欠ける感は否めないが、ズバリ、写真で見るよりも実物はケタ違いにカッコよくて質感が高い。

グレード

進化のほどは? 新型の走りの質感は旧型と雲泥の差がある!

進化のほどは? 新型の走りの質感は旧型と雲泥の差がある!

■グレード旧型から踏襲するIS250/350に加えて、2.5L、直4+モーターのハイブリッド、IS300hを新設定。そして3タイプのモデルに対して、標準、バージョンL、Fスポーツの3グレードが設定されるので9タイプ、さらにIS250にのみAWDが設定されるので合計12タイプを設定。ユーザーのチョイスの幅が広がっているのは○。装備を抑えて買い得感を演出する標準、ラグジュアリー性を重視したバージョンL、文字どおりスポーツできるFスポーツと明確にキャラ分けされている。

エンジン

エンジンは3タイプ IS300hはGSに搭載している3.5L、V6+モーターではなく、クラウンに搭載されてデビューした2.5L、直4+モーターでシステム最高出力は220ps

エンジンは3タイプ IS300hはGSに搭載している3.5L、V6+モーターではなく、クラウンに搭載されてデビューした2.5L、直4+モーターでシステム最高出力は220ps

■エンジン2.5L、V6(215ps/26.5kgm)、3.5L、V6(318ps/38.7kgm)、2.5L、直4(178ps/22.5kgm)+モーター(143ps/30.6kgm)の3種類をラインアップ。圧巻はハイブリッドで、JC08モード燃費は23.2km/Lとクラスで圧倒的な低燃費を誇り、CO2排出量は100g/kmを達成するなど◎。しかし、いくらハイブリッドを用意しているといってもV6搭載モデルにはアイドリングストップすら装着されず、エコカー減税の蚊帳の外というのは心情的に×。

トランスミッション

IS300hのFスポーツはバランスよし!

IS300hのFスポーツはバランスよし!

■トランスミッション3種類のエンジンに別々のトランスミッションが組み合わされる。IS250には6速AT、IS300hには電気式無段変速機で、IS350は完全ロックアップのIS Fで定評のある8速SPDSを採用。

デザイン

上のメッシュグリルがFスポーツに対し、標準、バージョンLは横桟グリルとなる。これでも充分にスポーティ!

上のメッシュグリルがFスポーツに対し、標準、バージョンLは横桟グリルとなる。これでも充分にスポーティ!

■デザインフロントマスクは標準、バージョンLは横桟グリルを採用するが、Fスポーツは差別化するためにメッシュタイプのグリルが装着される。ノーズと一体化した3次曲面の造形は見事(←でもブツけると高そう……)

インテリア

レクサスのインテリアは上質だと定評があるが、新型ISはスポーティさもアピールしている

レクサスのインテリアは上質だと定評があるが、新型ISはスポーティさもアピールしている

■インテリア前述のとおり、ホイールベースの延長により室内、特にリアシートの居住性がアップ(旧型比で後席膝前空間は85mm拡大)。スポーツシックなデザインのインテリアは視覚的に適度なタイト感があり、スポーツムードを高めている。ホールド性に優れたシートも◎。

FスポーツはLFA譲りの可動メーターを採用。ハイブリッドはメーターの表示まで変わる!

FスポーツはLFA譲りの可動メーターを採用。ハイブリッドはメーターの表示まで変わる!

FスポーツのメーターはLFA譲りの可動式メーター(左右に動く!)を採用し、300hの場合、スポーツモードに切り替えるとタコメーターが出現するなど凝っている。

価格

■価格価格は最も安いIS250の標準が420万円、トップモデルのIS350Fスポーツで595万円、新設定のIS300hは480万~538万円の設定。旧型が398万~538万円という価格設定だったことを考えると、装備の充実ぶりを差し引いても若干の値上げ。

販売動向

BCの独自調査で新型ISはゴールデンウィーク明けの段階で事前予約が殺到していて、特にハイブリッドの300hの人気は凄まじく、「すでに半年近い納車待ち」という状態になっているもよう。作ってもブツが追いつかず納期が大幅に遅れたクラウンハイブリッドと同じ状況になる可能性は大きい。事前の受注の70%をハイブリッドが占めているという情報もある。いまだにハイブリッドの注目度の高さに驚かされるが、当面はハイブリッド比率がかなり高いまま推移すると予想できる。だからすぐに乗りたいなら早めに手を打つ必要あり!

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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