中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.04

メルセデスベンツCクラスワゴン C200コンプレッサー&C250 本格的ワゴンでも走りはスポーティ!!

V8搭載のAMG C63もある

V8搭載のAMG C63もある

【本記事は2008年5月にベストカーに掲載された記事となります。】7年ぶりにフルモデルチェンジした新型ベンツCクラスワゴンを若葉が芽吹く4月初旬の福岡で試乗した。この3代目となる新型Cクラスワゴンは、Cクラスセダンの登場から遅れること約10カ月、4月8日から販売開始している。ちなみに新型Cクラスセダンは発売開始した昨年6月22日から今年3月末まで1万1000台を販売し絶好調だという。

こちらが184psの1.8L、直4スーパーチャージャーを搭載するC200コンプレッサーアバンギャルド。個人的にはエレガンス仕様の顔よりこちらのほうがカッコいいし、走りよりスポーティなのでオススメ

こちらが184psの1.8L、直4スーパーチャージャーを搭載するC200コンプレッサーアバンギャルド。個人的にはエレガンス仕様の顔よりこちらのほうがカッコいいし、走りよりスポーティなのでオススメ

日本に導入されるのは、1.8L、直4(184ps、25.5kgm)にスーパーチャージャーを組み合わせたC200コンプレッサーステーションワゴン(453万円)、同エンジン搭載の上級仕様C200コンプレッサーエレガンス(490万円)、同エンジン搭載のスポーティ仕様C200コンプレッサーアバンギャルド(499万円)、2.5L、V6エンジン(204ps、25.0kgm)搭載の上級仕様C250ステーションワゴンエレガンス(593万円)、同エンジン搭載のスポーティ仕様C250ステーションワゴンアバンギャルド(606万円)。そしてトップエンドにAMG製6.2L、V8エンジン搭載のC63AMGステーションワゴン(1050万円)の6車種。フロントマスクは、エントリーモデルとエレガンスのグリルはスリーポインテッドスターがボンネットの上、アバンギャルドにはフロントグリル中央に配置されていて、このあたりは先に登場したセダンと同じ。

Uターン時や駐車時など取り回し性にも優れ

ワゴンの特徴となるテールゲートは、これまでのモデルと違い、実用性を重視し角度を立たせているのが特徴。ボディサイズは全長がセダンより約15mm長い4600mm、全幅はセダンと同じ1770mm。ライバルのBMW3シリーズツーリングが全幅1815mm、アウディA4アバント(今年後半に日本上陸)が全幅1825mmだから新型Cクラスワゴンが最も扱いやすいサイズ。また最小回転半径5.1mなのでUターン時や駐車時など取り回し性にも優れているので、そのあたりを気にする人にはぴったりだと思う。

ちょうどいいサイズ感がなんとも心地よい

インテリアトリムは、エントリーモデルのC200コンプレッサーは漆黒のピアノラッカー調、エレガンスはウォールナット、アバンギャルドはブラックバードアイメープル。シートは人工皮革&ファブリックがアバンギャルドでそのほかはファブリックが標準。本革シートはC200コンプレッサー以外のモデルに28万4000円でオプション設定されている

インテリアトリムは、エントリーモデルのC200コンプレッサーは漆黒のピアノラッカー調、エレガンスはウォールナット、アバンギャルドはブラックバードアイメープル。シートは人工皮革&ファブリックがアバンギャルドでそのほかはファブリックが標準。本革シートはC200コンプレッサー以外のモデルに28万4000円でオプション設定されている

といえ、ラゲッジスペースが犠牲にされていないのが嬉しい。これはもう大幅な進化である。ラゲッジ容量は先代比較で通常時、プラス20Lの450L、後席格納時はプラス151Lの1465Lとクラス最大レベルに拡大。2対1分割可倒式シートは、これまでの座面を上げて倒す方式から、バックレストのレバーを操作するだけの1アクションでフロアがフラットになるのだ。走りはどうか? 試乗車はC250エレガンスとC200コンプレッサーアバンギャルド。シャシーは、セダン同様、アジリティコントロールコンセプトに基づくセッティングが施されているので、ワゴンボディをまったく感じさせない。このアジリティコントロールは、機械式の可変減衰力ダンパーを軸に、ボディの剛性アップや重量バランスの最適化により、俊敏なハンドリング性能と快適性を両立。走り出すと、可変減衰力ダンパーにより、乗り心地の快適性を犠牲にせずにハンドリングの気持ちよさをうまく両立させているのがすぐに体感できる。まるで体にジャストフィットしているかのようなちょうどいいサイズ感がなんとも心地よかった。

質感の高い外観

装備面でも不満はなし。ダッシュボードにはスライド式のHDDナビ、オーディオを簡単に設定、表示できるCOMANDシステム、日本専用開発のバック時に車両の予測進路ラインを表示するパーキングアシストリアビューカメラを全車標準装備する。実用性の高いラゲッジスペースと、快適性とスポーティさを両立している走り、取り回し性のよさ、さらには質感の高い外観と、おおいに感心させられた。

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ