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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.05
MITSUBISHI 個性派ミニバン、デリカD:5魅力3倍 222万6000円から手に入れられる幸せ
エアロと特徴的なフロントマスクがカッコいい

エアロと特徴的なフロントマスクがカッコいいローデスト
【本記事は2007年6月にベストカーに掲載された記事となります。】デリカD:5はミニバンとSUVを融合させたキャラクターで13年ぶりに復活を遂げた。1月のデビューからゴールデンウィーク前までに約1万2000台を受注するなど販売面でも好調。月販平均3000台程度じゃないか、と言うなかれ。D:5は4WDのみのラインアップで、BOXタイプの4WDミニバンのトップシェア(30%)に君臨。つまりBOXタイプミニバンの4WDの新車の約3台に1台はD:5となっているのだ。そのデリカD:5に待望のFFモデルが追加された。その2枚看板となるのが、FF標準車の『C2』と専用エアロパーツが装着された『ROADEST(ローデスト)』。
C2の最大の魅力は買いやすい価格設定

力強さよりもエレガントさが感じられるC2のエクステリア。ボディカラーはモノトーンのみでバンパーが同色化されたことで高級感も出た
C2の最大の魅力は買いやすい価格設定で、222万6000円から購入可能(4WDの同じグレードと比較すると32万5500円も安い)。4WDシリーズの快適性、安全性、充実したユーティリティなどは踏襲しているので買い得感も高い。全長4730×全幅1795mmというのはFF、4WD共通だが、全高は45mm低い1825mm(サスペンションで20mm、タイヤで25mmローダウン)に抑えることによりステップ高も45mm下がり、乗降性を高めているのがポイント。
個性派を求める人にはうってつけ

専用メッキグリル、エアロパーツによりC2とはひと味違うエクステリアを実現。個性派を求める人にはうってつけ。ランエボX並みの迫力を持つフロントバンパーの開口部がカッコいい。写真のモデルはレイズ製のアルミを装着したカスタマイズパッケージB(7万3500円高)。シートはシックな専用グレー/ブラック基調のファブリックタイプとなる
エクステリアでは、4WDシリーズが縦桟のメッキグリルにより力強さを演出しているのに対し、C2は格子グリルでエレガントさをアピール。ボディカラーはモノトーンのみで前後バンパーもボディ同色とすることで差別化(4WDはツートーン)。そのほかの見た目の違いはタイヤサイズが215/60R16と小径化(4WDは225/55R18)されている点。タイヤによりローダウンと同時に最小回転半径も4WDより0.2m短い5.4mとなり、取り回しも向上。エンジンは170ps/23.0kgmとFF、4WDとも同じだが、80kg軽くなったことで10・15モード燃費は11.0km/L。当然動力性能面でもキビキビ感が増していいことずくめ。

主要諸元
そしてもう1台が専用エアロパーツ、専用メッキグリル、クリアタイプメッキリアガーニッシュを装着したローデスト。タイヤサイズは215/55R17となり、ノーマルC2よりもスポーティ仕様。ファミリーをターゲットにしたC2に対し、ローデストはよりパーソナル性を強調したモデルとなっている。このローデストは日産のライダーシリーズ同様に、持ち込み車検扱いとなるが、面倒なことはいっさいないのでご安心を。C2の全グレードにローデストが設定されていて(パッケージAとB)、価格は254万1000~338万1000円。