中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.05
10年ぶりのフルモデルチェンジ!! ジープ初の4ドア追加で魅力アップ!!ラングラーアンリミテッド
フレームを始め内外観に至るまで新設計

オフの走りは本格派
【本記事は2007年4月にベストカーに掲載された記事となります。】1941年のウイリスMBをルーツにもち、65年以上の伝統をもつジープ。その直系のラングラーが10年ぶりにフルモデルチェンジ、6代目に進化した。6代目のトピックスは、これまでのジープの公式を踏まえ、フレームを始め内外観に至るまで新設計されたことと、オジリナルジープ初の4ドア5人乗りモデルを追加したこと。
伝統的なデザインを継承しつつ

2ドアは先代より全長が270mm、全幅が140mm拡大した全長4185×全幅1880×全高1840mm(サハラ)。4ドアは2ドアからホイールベースを520mm延長した全長4705×全幅1880×全高1845mm
エクステリアはジープの伝統的なデザインを継承しつつ、7本の縦型スロットグリル、丸型ヘッドライト、台形オーバーフェンダーなど一目見ただけでジープとわかるデザインである。またフリーダムトップと呼ぶ独自の3ピース構造の脱着式ルーフを採用したのもポイント。

5名乗車となる4ドア、アンリミテッド。後席のレッグルームは945mm、ヒップルームは1440mmあり広々
ボディサイズは2ドアが先代に比べ全長が270mm長く、全幅が140mm広くなった全長4185×全幅1880×全高1840(サハラ)。いっぽうアンリミテッドと呼ばれる4ドアモデルはホイールベースを2ドアから520mm延長し全長4705×1880×全高1845mm。4ドアになったことで乗車定員が4名から5名となった。実際に4ドアモデルに乗ると特に後席の居住性、ラゲッジスペースに余裕を感じる。オンロードでの走りで目立つのは静粛性が上がったことと、乗り心地のよさ。4ドアのほうがより直進安定性に優れていた。エンジンは4L V6から新型3.6L V6となり、199ps/32.1kgmを発生。
新たに4ドアという選択肢が増え、魅力が倍増

グレーまたはカーキのインテリアは武骨でジープらしい。HDDナビが標準装備されるのはアンリミテッドサハラのみ
オフロードコースではオフロードロックトラックと呼ばれる前後にロック可能なデフやよりローレンジギアが低められたルビコンに試乗。電子制御の「アクティブスウェイバーシステム」が装着されており、巨大な岩を登るようなホイールストロークを確保したい時などにスウェイバーを解除することができる優れもの。急勾配でも副変速機4L、ギアを1速に選択すればアイドリングでもエンストなしに登っていくのは驚いた。安全面を含めすべての面において進化した6代目ジープラングラー。新たに4ドアという選択肢が増え、魅力が倍増した。