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更新日:2020.01.08 / 掲載日:2017.08.29
【メルセデスベンツ】雨天でも制動力を確保するインテリジェントなアダプティブブレーキとは

goo-net編集チーム
メルセデス・ベンツには、さまざまな最先端のインテリジェントな機能を備えています。
中でも最新のアダプティブブレーキは、
ESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)に2つの機能を追加することで、
さらなる利便性と安全性の向上に役立つブレーキ制御技術です。
運転の経験を問わず車両の挙動を安定させ、快適なドライブのサポートと安心性を高めます。
アダプティブブレーキの特徴
アダプティブブレーキは、車の走行状態を感知しエンジンやブレーキを制御し、
制動力を最大限に発揮するためのシステムです。
最新のシステムではその機能に、停止した状態を保つことと、
坂道での発進時が便利になる2つの機能を追加したことが大きな特徴です。
これらの機能により、より安全性と利便性を高めたブレーキとなっています。
アダプティブブレーキの機能
アダプティブブレーキの2つの機能を見ていきます。
1.ブレーキホールド機能
信号待ちのときなどに、ブレーキペダルを強く踏み込むことによって、
ペダルから足を離しても停止状態をホールドする機能です。
長い信号待ちなどでブレーキペダルを踏み続けるのは、高齢者や女性の方にはきついものです。
特にストップ&ゴーを繰り返す街中走行や渋滞時には、この機能が重宝します。
また不意な追突事故の防止など安全面でも役立ちます。
2.ヒルスタートアシスト機能
坂道で発進するときに、ブレーキから足を離しても、
約1秒間ブレーキがかかった状態を保持します。
車の運転に不慣れな方でも、誰でもスムーズな坂道発進が可能となり、とても利便性の高い機能です。
ブレーキから足を離して瞬時にアクセルを踏もうとすると、
力が入り過ぎてギクシャクした動作になることを防いでくれます。
ブレーキホールド機能は、特別な操作をする必要が全くなく、
ブレーキペダルを深く踏み込むだけの簡単な操作です。
ヒルスタートアシスト機能は、シフトが「Dレンジ」では後退、
同じく「Rレンジ」に入っているときは前進することをそれぞれ防止します。
この機能は、坂道でのこう配の角度が一定以上なければ作動しません。
アダプティブブレーキは、万一に備え、
ブレーキの制動力を最大限に発揮できるようブレーキをコントロールしたり、
日常の渋滞や信号待ちでも安全性や利便性・快適性を高めてくれる制御機能です。
メルセデス・ベンツは、車を便利に進化させるのと同時に、
常に世界トップレベルの安全性を追求する自動車メーカーです。
これからも世界のプレミアム自動車メーカーとして、
「事故を防ぎ」「生命を守る」「統合的安全」をコンセプトに、
最先端のクルマづくりを続けることでしょう。