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更新日:2020.01.08 / 掲載日:2017.12.13

【メルセデスベンツ】後続車の衝突被害を軽減する リアCPA

【メルセデスベンツ】後続車の衝突被害を軽減する リアCPA

goo-net編集チーム

メルセデス・ベンツのプリクラッシュセーフティ技術に、
「リアCPA(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)」があります。

人間の目では100%、後方を常時確認することができません。
リアCPAは、後方の検知システムであり、事故の回避や衝突時の被害の軽減に役立つシステムです。

まさにメルセデスベンツの「後ろにも目がついている」という発想による先進技術です。

リアCPAの開発の背景

リアCPAは、メルセデスベンツの安全性と快適性を融合させた、
「インテリジェントドライブ」思想に基づき開発されたテクノロジーです。

前方や左右の安全確認機能に加え、後続車の動きを感知するためにリアにも目配りをしました。
確かに高速道路や一般道での渋滞時に、
後続車による追突事故もかなりの頻度で発生しているのが現状です。

メルセデスベンツの安全哲学の中に「事故なき車社会をめざして」という一文があります。

世界屈指の優れた走行性能を持つ自動車メーカーでもありますが、
同時に世界トップレベルの安全技術と高い信念も併せ持っています。

リアCPAの特徴

リアCPAは、後続車の追突事故の防止と衝突時の被害軽減という2段階で構成された安全技術です。
走行時の後方の常時確認は、駐停車時を除き、常にすることができません。

人のできないことをメルセデスベンツはテクノロジーで解決しました。

リアCPAの3つのポイントは次の通りです。

1.リアバンパーに設置されたレーダーセンサーが後方の車を監視。

2.衝突の危険を検知すると、ハザードランプを素早く点灯させ、
後続車のドライバーに警告をうながします。

3.後続車が十分に減速しない場合、乗員保護機能が作動。

乗員保護機能は、2次被害を軽減するため、
ドライバーがブレーキを踏まなくでも自動的にブレーキ圧を高め、
自車をロックし玉突き事故を防ぎます。

衝突時には2次被害対策が重要になり、玉突き事故、車線逸脱による対向車との衝突、
歩行者との衝突など被害が拡大するケースがあります。

また、シートベルトテンショナーも作動し、乗員の拘束力を高め、
衝撃を受けた際の被害軽減を図ります。

CPA技術を搭載した車種名一覧

CPA技術を搭載した車種は次の通りです(2017年9月現在)。

・Cクラス(標準装備)
・C350e アバンギャルド(ステーションワゴンも含む)
・メルセデス-AMG C43 4MATIC(ステーションワゴンも含む)
・メルセデス-AMG C63(ステーションワゴンも含む)
・メルセデス-AMG C63 S(ステーションワゴンも含む)など


追突事故は居眠り運転が発生しやすい夜間の走行時や、
渋滞が始まった最後尾についたときなど、特に注意が必要です。

とはいっても、後方の確認はしづらく、後方からの追突はなかなか避けられるものではありません。
CPAのような先進機能があれば、自分自身を守るだけでなく、相手も守ることになります。

これがメルセデスベンツの「安全哲学」に基づいた車づくりに関する理念のひとつです。

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グーネットマガジン編集部

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グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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