中古車購入
更新日:2018.10.25 / 掲載日:2017.04.18
中古車は「買い替え」と「車検」のどちらを選ぶのが得か?

goo-net編集チーム
どんなに気に入って思い入れのある愛車でも、年数が経ち、
あちこち不具合が出始めると買い替えを検討するのは無理もない事でしょう。
いつかは買い替えなければいけないとは思いつつも、
高い買い物であるゆえに、そのタイミングがポイントです。
思い切って買い替えるか、車検を通して愛車に乗り続けるか、その見極めは非常に悩むところです。
ここでは、中古車の「買い替え」と「車検」の考えるタイミングや、
どちらを選ぶのが得なのかを説明します。
車の買い替えを考えるタイミングとは?
中古車でも新車でも車を買い替えようと思うタイミングは、
新車登録から6年~10年経過した後の「車検の前」と言われています。
車検は、最初の新車登録から3年目、以後は2年ごとに車検を迎えます。
5年目ではまだなんとなく大丈夫と思っても、
その次の車検を迎える前の6年目あたりから買い替えという考えがよぎり、
次の7年目の車検で、車検を受けて継続するか、中古車で買い替えるかの、
選択肢が出てくるというのが一般的です。
このタイミングを迎えた時、例えば、
子どもが生まれたのでファミリー向けにミニバンへ買い替えたい、家族に送迎が必要になった、
子どもが免許を取得したので小回りの利くコンパクトカーをシェアして乗りたいなど、
生活環境の変化とリンクしているとすんなりと買い替えへ心が動きやすくなります。
また故障が多くなって心配、燃費が悪いのではという不安も買い替えへのタイミングを後押しします。
次の車検を通せば何の問題もなく乗れてしまう、
そのような場合、買い替えか車検かを思い悩んでしまうようです。
「買い替え」と「車検」損得の分岐はどこに?
では「買い替え」と「車検」の損得の分岐はどこにあるのでしょうか?
買い替えをするにも車検を受けるにも、共通のポイントは「費用」にあります。
修理費や部品代、その他のメンテナンス代などを全く無視して、
「今の車をずっと乗り続ける」と想定すると、
新たなローンを組んで買い替えるよりも、車検を通して乗り続けた方が経済的にお得となります。
ただし冒頭でも記した通り、車は耐久性の観点からも経年により故障しやすくなり、
部品の交換やメンテナンスも必要となります。
さらに各メーカーから毎年燃費のいい車や、維持費のかかりにくい車が発売されています。
燃費やメンテナンス費用などを考えると、古い車に乗り続ける方が、
より維持費がかさむケースもあります。
また、いざ買い替えようと愛車を査定に出したら、価値が下がってしまい、
売却どころかタダ同然と査定されてしまったという事も想定されます。
ちなみに一般的な乗用自動車の耐用年数は6年とされているので、
下取り価格がつきやすい6年未満で買い替えを検討する上で目安となるでしょう。
中古車を買い替える場合の注意点とは?
中古車を買い替える場合は以下の点に注意しましょう。
・買い替える必要性を考える
・使用目的に見合った車を選ぶ
・予算内のローンを組む
買い替えに照準を定めると、購買意欲が先に立ち、冷静な判断ができない事があります。
送迎目的であったり、週末だけの使用であったり、家族とのシェアであったりと、
それぞれ使用目的をしっかりと確認し、本当に欲しい車かどうかを判断しましょう。
さらにローンを組む時は予算だけでなく、
年間維持費も想定にいれて無理のない範囲でローンを組む事が必要です。
「買い替え」と「車検」のタイミングや価値観は人それぞれです。
買い替えの場合、自分の使用状況や用途に合わせて、
次のマイカーとなる車種を決めると良いでしょう。