中古車購入
更新日:2020.04.16 / 掲載日:2017.01.30
ホンダバモスとスズキエブリイの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回はホンダの人気車種バモスシリーズのバモス(VAMOS)Gと、
スズキのエブリイ(EVERY)ジョイン(レーダーブレーキサポート装着車)を、
徹底比較したいと思います。
ともにホンダとスズキを代表する軽ワゴンタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■ホンダ バモス(VAMOS)G
全長×全幅×全高
3395×1475×1755mm
■スズキ エブリイ(EVERY)ジョイン(レーダーブレーキサポート装着車)
全長×全幅×全高
3395×1475×1895mm
両車とも背の高い軽ワゴンタイプです。
ともに軽自動車の規格いっぱいのサイズで作られ、全長、全幅もまったく同じ数値です。
全高はエブリイの方が140mm高く、
室内高をより高く確保したスペースユーティリティに優れたデザインとなっています。
タイヤサイズ
■ホンダ バモス(VAMOS)G
(前)155/70R13 75S
(後)155/70R13 75S
■スズキ エブリイ(EVERY)ジョイン(レーダーブレーキサポート装着車)
(前)145/80R12 80/78N LT
(後)145/80R12 80/78N LT
バモスの方が1インチ大径でひと回り太いタイヤを標準装備しています。
このクラスでは標準的なサイズで経済的なタイヤと言えるでしょう。
また、アルミホイールが標準で装備されています。
エブリイは偏平率の高いライトトラック(小型貨物車用)規格のタイヤが装着され、
商用車に求められる耐久性とロングライフ性能に優れます。
乗車定員
■ホンダ バモス(VAMOS)G
4名
■スズキ エブリイ(EVERY)ジョイン(レーダーブレーキサポート装着車)
4名
両車とも軽自動車の規格に沿った4名の乗車定員です。
4人家族もしくは、大人2名プラス12歳未満の子ども3名までなら乗車が可能です。
※法令は2017年1月時点で参照したものとなります。
維持費(燃費)
■ホンダ バモス(VAMOS)G
JC08モード燃費:16.8km/リットル
排気量:656cc
最高出力:45ps(33kW)/5500rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:990kg
■スズキ エブリイ(EVERY)ジョイン(レーダーブレーキサポート装着車)
JC08モード燃費:19.4km/リットル
排気量:658cc
最高出力:49ps(36kW)/5700rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:890kg
バモスはミッドシップ駆動で5MT、エブリイはFR駆動で5AT(5AGS)を備えます。
燃費はエブリイが2.6km/リットル優れた数値となっています。
エブリイは100kg軽量なことと、
燃焼効率に優れたDOHCエンジンを搭載していることが主な要因と言えるでしょう。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。
室内
■ホンダ バモス(VAMOS)G
室内長×室内幅×室内高
1645×1250×1270mm
■スズキ エブリイ(EVERY)ジョイン(レーダーブレーキサポート装着車)
室内長×室内幅×室内高
—-×—-×—-mm(詳細不明)
エブリイの室内サイズは非公開です。
バモスは、エンジンを車両後方の床下に搭載したミッドシップレイアウトを採用し、
低床フロアの恩恵で数値以上にヘッドクリアランスに余裕があり乗降性に優れます。
またエンジン搭載位置を乗員と離すことで、高い静粛性を実現しています。
エブリイは、背の高いボディの恩恵により、広々とした明るい室内空間を提供しています。
インパネシフトと余裕のある足元のスペースと相まって、
前席のウォークスルーを実現し、狭い場所や反対側からの乗り降りの際の利便性に優れます。
ともに両側リアスライドドアを備え、フル乗車定員でも広いカーゴスペース、
分割可倒式リアシートと併せて、商業車としても高い実用性を兼ね備えています。
新車価格
■ホンダ バモス(VAMOS)G
1,320,000円
■スズキ エブリイ(EVERY)ジョイン(レーダーブレーキサポート装着車)
1,223,640円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
両車は同じ背の高い軽ワゴンながら、駆動方式も異なり、乗り味や操縦性にも違いがあります。
■ホンダ バモス(VAMOS)G
ホンダらしいミッドシップレイアウトを採用し、
重心の低さと、ややソフトな足周りにより、揺れの少ない安定感のある乗り心地を提供します。
また、ミッドシップレイアウトの恩恵により、
エンジン音の遮断性に優れ、静かな快適なキャビンを実現しています。
5MT+自然吸気エンジンの組み合わせにより、小気味よい走りを実現しています。
■スズキ エブリイ(EVERY)ジョイン(レーダーブレーキサポート装着車)
座面がやや小ぶりながら手触りの良いファブリックシートを備え、軽量ボディ、
中低速の豊かなトルク特性を誇るパワフルな3気筒自然吸気エンジン+5AT(5AGS)と相まって、
メリハリのある走りとソフトながらしっかりした乗り心地が特徴です。
ライトトラック規格の12インチタイヤとサスペンションのマッチングも良く、
フル乗車定員+荷物積載時にもストレスを感じにくい軽快な乗り味を提供しています。
操作性
最小回転半径は、バモスが4.7m、エブリイが4.1mです。
エブリイの方がより小回りがきくことがわかります。
これは駆動方式によるタイヤの切れ角の違いとタイヤサイズが主な要因と言えるでしょう。
しかしながら、両車ともコンパクトな軽自動車ならではのボディサイズにより、
狭い路地の走行やすれ違い、縦列駐車などの操作性に優れます。
ターゲット層
両車ともに背の高い軽ワゴンタイプですが、ボディデザインを始めとして、
駆動方式や走行性能などにそれぞれ特徴のある2台です。
■ホンダ バモス(VAMOS)G
駆動方式にミッドシップレイアウトを採用するなど、
背の高い軽ワゴンながらもホンダイズムがコンセプトに表れます。
ミッドシップレイアウトにより、車の重心がほぼ中心に置かれ、
ハンドリング性能に優れ、安定感ある軽快な走りを実現しています。
また、エンジンを乗員から離すことにより、静かで快適なキャビンが自慢です。
万一の急ブレーキの際の危険回避能力を高める、
EBD(電子制御動力配分システム)機能付きのABSを備え、高い安全性を誇ります。
5MT+自然吸気エンジンの組み合わせと揺れの少ない足周りにより、
アクティブな走りが得られる軽ワゴンを求める方々へおすすめです。
■スズキ エブリイ(EVERY)ジョイン(レーダーブレーキサポート装着車)
スズキの中でも長い歴史を持ち高い人気を誇るモデルで、
スペースユーティリティに優れた背の高い軽ワゴンです。
追突事故の危険を察知して、衝突を回避・被害を軽減する、
レーダーブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ)や、
車両の走行状態を察知してコーナーなどで横滑りを制御するESP(車両走行安定補助システム)、
ABSなどの装備により、安全性能・走行安定性の高さも特徴です。
クラッチ・シフト操作を自動で行うユニークな5速オートギアシフト(5AGS)を搭載し、
力強い走りと高い燃費性能を実現しています。
肌触りの良いファブリックシート、パワフルなエンジン性能、
フル乗車定員+荷物積載時でもストレスを感じにくい優れた走行性能など、
日常の買い物から商業車としての用途まで幅広く使える軽ワゴンを求める方々におすすめです。
バモスと比較してより幅広い層をターゲットに意識したパッケージになっています。
外観
goo-net編集チーム
ホンダ バモス(VAMOS)G
goo-net編集チーム
スズキ エブリイ(EVERY)ジョイン(レーダーブレーキサポート装着車)
※参考URL
ホンダ バモス(VAMOS)G:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/VAMOS/10096171/index.html
スズキ エブリイ(EVERY)ジョイン(レーダーブレーキサポート装着車):
http://www.goo-net.com/catalog/SUZUKI/EVERY/10102815/index.html