輸入車
更新日:2021.03.09 / 掲載日:2020.06.04
大人のSUVに乗りたい!【輸入車コンシェルジュ】

文●ユニット・コンパス
(掲載されている内容はグーワールド本誌2020年6月号の内容です)
※中古車参考価格はすべてグーネット2020年4月調べ。
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
クルマ選びでいちばん大切なのは、購入したクルマが自分にフィットすること。そこでこのコーナーでは、相談者の夢や希望を元に編集部がオススメの輸入車を紹介!夢を実現化できる金額「予算400万円」をキーワードとして、毎回定番から意外性のあるものまで、さまざまな輸入車を提案していきます!
相談者[K・Sさん]44歳/会社員/既婚
若いときからのクルマ好きで、これまで国産、輸入車問わず多くのクルマを乗り継いできたという相談者。これまでファミリカーとして使ってきたミニバンの買い替えを考えているとのこと。子離れも近く、3列目までは必要ないが、それでも4人で旅行などにも使いたいという要望です。

大人のSUVに乗りたい!
ファミリーカーとして、乗っていたミニバンからの買い替えに悩んでいるという相談です。
なぜ悩むのかといえば、子育てがひと段落して3列目まで使う機会はほぼなくなったものの、一度ミニバンの便利さを経験してしまうと、なかなか普通の乗用車には戻りにくいと思っているそうなのです。たしかに、ミニバンは室内空間が四角く、頭上の余裕も大きいですから、セダンやワゴンだと窮屈さを感じてしまうという話は聞きます。
そうなると魅力的に見えてくるのがSUV。ミニバンほどではなくとも空間にゆとりがあり、アイポイントの高さも似ています。さらにライフスタイルの表現としては、SUVのほうが生活にゆとりを感じさせてくれるため、買い替えた甲斐があると実感できるでしょう。
流行のジャンルだけに選択肢が豊富なSUVですが、予算400万円代であれば、中古車ならではの「ワンランク上」がねらえます。ボディサイズでいえばミドルクラス以上、モデルによってはラージサイズも射程圏内。もちろん、新車ではなかなか購入できないラグジュアリーSUVだけに、内外装の高級感はミニバンとは比較になりません。きっとあなたも、ご家族も気に入るはずです。
【BMW X5】高級SUVの草分け的存在 先代モデルは中古車相場も下落傾向

数あるSUVのなかで、なぜBMW X5をオススメするのか。その理由は、X5こそがこのジャンルのパイオニアであるから。
2000年に登場した初代X5は、高い運動性能と高級セダン並みの上質な質感と乗り心地を武器に、あっという間に北米市場でスターダムに上り詰めました。それ以来、X5は高級オンロード系SUVのスタンダードとして、ライバルたちの手本となったのです。
ここで紹介するのは、2013年から2019年まで販売された3代目。初代が開拓した高級オンロード系SUVというコンセプトをさらに磨き上げ、時代が求める先進性を盛り込んだ意欲作です。
自動ブレーキを含む先進安全装備、低燃費に貢献するクリーンディーゼル、軽量化ボディなど、現行モデルに通じる意欲的な設計は、まさにトップランナーならではのもの。
2019年にフルモデルチェンジされ先代モデルになった今、中古車相場もこなれてきました。まさに、鉄板の選択といえるでしょう。
2014年 BMW X5 xDrive 35d Mスポーツ(8速AT) ●全長×全幅×全高:4910×1985×1760mm ●ホイールベース:2935mm ●車両重量:2210kg ●エンジン:直6DOHCディーゼルターボ ●排気量:2992cc ●最高出力:258ps/4000rpm ●最大トルク:57.1kgm/1500-3000rpm ●中古車参考価格:280万円~700万円(13年~19年 X5全グレード)
【ボルボ XC90】3列目まで同じ安全性を提供 知的な雰囲気も大人っぽい

ボルボSUV最上位としての高級感を備えつつも、落ち着きのある知性的な雰囲気を持つXC90は、まさに「大人のSUV」。3列目まで含めたすべての座席で、安全基準を上まわる安全性を約束。ホテルのエントランスからキャンプまで、幅広いシーンにマッチする人気モデルです。
2016年 ボルボ XC90 T6 AWD インスクリプション(8速AT) ●全長×全幅×全高:4950×1960×1775mm ●ホイールベース:2985mm ●車両重量:2080kg ●エンジン:直4DOHCターボ ●排気量:1968cc ●最高出力:320ps/5700rpm ●最大トルク:40.8kgm/2200-5400rpm ●中古車参考価格:400万円~860万円(16年~20年 XC90全グレード)
【ランドローバー ディスカバリー スポーツ】看板モデルのスポーティ仕立て 大人の色気が漂います

SUV専門ブランドであるランドローバーの看板モデルであるディスカバリー、そこにスポーティなフレーバーを与えたのがこのクルマ。あらゆる道路環境、天候に対応するタフネスと走る喜びを両立しているのが魅力で、スタイリッシュなファミリーカーとしても活躍してくれます。
2016年 ランドローバー ディスカバリースポーツ HSE ラグジュアリー(9速AT) ●全長×全幅×全高:4610×1895×1725mm ●ホイールベース:2740mm ●車両重量:1920kg ●エンジン:直4DOHCターボ ●排気量:1998cc ●最高出力:240ps/5500rpm ●最大トルク:34.7kgm/1750rpm ●中古車参考価格:240万円~640万円(14年~20年 ディスカバリースポーツ全グレード)