車の歴史
更新日:2022.07.02 / 掲載日:2022.07.02

【トヨタ ヴェルファイア特集】ワイルドでタフな高級ミニバン【歴史・改良遍歴】

文●大音安弘 写真●トヨタ

 国産高級ミニバンの新時代を築き、今も絶大な人気を誇るアルファードとヴェルファイア。現在は、トヨタの車種構成の変化により、ヴェルファイアはモデルラインが縮小。選べる仕様が少ないことも有り、やや存在感を薄めているが、歴代モデルの中では、アルファードを凌ぐ人気を誇った。若々しさとスポーティさを魅力に多くのミニバンユーザーを虜にしてきたヴェルファイアの歴史を振り返りたい。

 キャラクターの異なる姉妹車として、アルファード共に歴史を刻んできたヴェルファイアだが、実はアルファードよりも一世代少ない。これは初代アルファードが、ややデザインが異なるフロントグリルを与え、サブネームの「G」と「V」で差別化することで異なる販売チャンネルで販売をしていたためだ。それが第2世代に進化する際、アルファードGは、シンプルにアルファードに。アルファードVは、ヴェルファイアへと、それぞれの道を歩むことになった。

【初代:20系】よりスポーティでエッジを利かせた新世代の高級ミニバン

ヴェルファイア 3.5 Z Gエディション(2008年モデル)

 初代ヴェルファイアは、2008年5月12日に発表された。基本的なメカニズムや装備は、姉妹車である2代目アルファードと共通だが、専売となるネッツ店のフレッシュで親しみやすくイメージの店舗を目指していたため、高級志向であるヴェルファイアでは、オーソドックスなアルファードとは異なり、スポーティさやカスタム色が強調されたデザインに仕上げられていたのが特徴だ。グレード名こそ異なるが、同等の仕様が用意され、価格帯も同一であった。最大の違いは、前後のマスクデザイン。フロントマスクは、水平基調のグリルと上下に2分割された個性的なヘッドライトユニットを備え、フロントバンパーの開口部もアルファードよりも大型化することで、シャープかつスポーティさを演出。リヤは、フロントほどの差別化はないが、テールランプユニットも上下の2分割式となり、スポーティさを感じさせるクリアレンズを採用していた。

 搭載エンジンは、経済性に優れる2.4L直列4気筒DOHCとパワフルな3.5L V6DOHCの2種類。全仕様で4WDの選択が可能であった。エクステリアは、標準デザインとエアロ仕様を用意。グレード構成では、エントリーの「X」が8人乗り専用車と最上級グレード「3.5V Lエディション」が7人乗り専用となる以外は、2列目キャプテンシートの7人乗りと2列目ベンチシートの8人乗りを選択することができた。エントリーグレードから、ディスチャージヘッドランプ、運転席ニーエアバック及びカーテンエアバック、助手席側パワースライドドア、スマートエントリー&スタートシステムなどを標準化するなど、安全及び人気アイテムが積極的に搭載され、高級車であることをアピールした。

ヴェルファイア ハイブリッド ZR Gエディション(2011年モデル)

 2011年9月27日に発表された初のマイナーチェンジでは、フロントグリルとフロントバンパー、リヤガーニッシュとバックランプのデザインを変更することで、より力強さを表現。ただヴェルファイアのイメージを変えるものではなく、まさに化粧直しに留められていた。最大のトピックは、待望のハイブリッドモデルの追加だ。ハイブリッドシステムは、前輪駆動用の2.4L直列4気筒エンジン+モーターに加え、後輪駆動用モーターを備えた4WDの「E-Four」のみとしたことも大きな特徴であった。これは高級ミニバンらしい力強い走りと環境性能を両立。もちろん、大型ミニバンらしく、降雪地やレジャーのニーズをしっかりと押さえるためでもあった。

 大型ミニバンユーザーの上級指向を満足させるべく、ヴェルファイアにも、快適装備を追加し、内外装に豪華な装飾を与えた特別仕様車が用意されたが、スポーティ仕様が存在したことは、あまり知られていないのではないだろうか。それが2012年9月18日に発表された「G SPORT(通称:G‘s)」だ。“CONTROL AS YOU LIKE”~意のままに操る喜びを~」をコンセプトに開発されたモデルで、約30mmダウンとなる専用チューニングサスペンションや床下剛性アップパーツの装着、スポット溶接打点の追加などの行うことで、ボディ剛性の向上を図り、走りの質感を高めていた。さらに空力性能高める専用エアロパーツや専用デザインの19インチホイール、アルカンターラシートや専用メーターパネルなど、内外装もばっちりとスポーティに仕上げられ、しっかりと他グレードと差別化されていた。選択可能な仕様は、2.4Lと3.5LのFFのみで、全車7人乗りであった。ブレーキも強化するなど、しっかりとトータルチューニングが実現され、走りのミニバンに仕上げられていたものの、シリーズされることはなく、現時点ではこれが最初で最後の大型ミニバンのG’sモデルとなった。

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【2代目:30系】「ライバルは高級セダン」。大胆不敵をテーマにした攻めのデザイン

ヴェルファイア ZR Gエディション(ハイブリッド車、2015年モデル)

 初のフルモデルチェンジとなる2代目は、2015年1月26日、姉妹モデルの3代目アルファードと共に発表された。これまでの高級車像を打ち破る「大空間高級サルーン」をキーワードに開発された。ずばりライバルは、他車ミニバンというよりも、高級セダンである。先代同様に、アルファードと基本を共有するが、デザインのテーマは、アルファードの「豪華・勇壮」に対して、「大胆・不敵」とし、ヴェルファイアならではのワイルドかつアグレッシブなスタイルが目指された。もっとも特徴的なのが、フロントマスク。伝統の2分割ヘッドライトデザインが継承され、フロントグリルは、金属を削り出した水平基調のデザインとし、シャープだが、重厚感のある顔付きとなった。フロントほどの目立つ違いはないが、テールレンズがクリアタイプとなり、左右を結ぶように配置された立体的なセンダーガーニッシュがデザインの特徴だ。またスタイルは、歴代モデル同様に、標準タイプとエアロタイプの2種類が用意された。

インテリアは、クラウンなどの高級セダンを彷彿させる上質さを追求。ダッシュボードやドアトリム、シート表皮などにも拘り、乗る人すべてに視覚と体感で、豪華さと快適さを提供することが目指された。その象徴と言えるのが、新たな最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」だ。その名が示すように、ショーファードリブンのような後席の快適性を最優先とした仕様で、セダンドシートには、電動調整機能やパワーオットマン、テーブルなどを備えた「エグゼクティブパワーシート」を装備。さらに後席専用モニターやAC100V電源などの快適機能だけでなく、足回りの専用チューニングまで施す徹底ぶり。価格も他グレードよりも圧倒的に高価にも関わらず、大好評となった。これは後席利用の多いビジネスユーザーやより広々した空間を求める高級セダンオーナーからの支持が得られたためだ。実際に、タクシーやハイヤーなどへの採用例も多い。

 メカニズムのトピックは、更なるフロアの低床化で乗降性が高められたことやリヤサスペンションをダブルウィッシュボーン式にアップデートすることで、ボディ剛性の向上との相乗効果により上質な乗り心地と優れた操縦安定性を実現している。パワートレインは、新採用となるバランス重視の2.5L直列4気筒エンジンとパワフルな3.5LV6エンジン、そして好評の2.5Lのハイブリッドを設定。ガソリン車は、FWDと4WDの選択が可能。ハイブリッドは、従来型同様に後輪用駆動モーターを備える4WDシステム「E-Four」が標準となった。

 先進機能では、世界初となるシースルービュー機能付パノラミックビューモニターを採用。これは車両周囲を映すカメラ映像を俯瞰映像だけでなく、クルマがスケルトンになったように車両周囲映像の確認が出来るもの。さらに安全運転支援機能も続々と採用され、トヨタ初の全車速追従機能付レーダークルーズコントロールや後退時の誤発進抑制制御や衝突被害軽減ブレーキなどを含むインテリジェントクリアランスソナーなどを採用するなどトヨタの最新技術が惜しみなく投入されていた。

 2代目の市場からの反応は上々で、月販目標4,000台に対して、発売1か月での受注が約22,000台を記録。対するアルファードは、月販目標3,000台に対して、約20,000台となっており、2車種を合わせると、たった1か月で4万台以上という驚異的なセールスとなった。

 2016年7月には、初の特別仕様車「GOLDEN EYES」が登場。標準車「Z Aエディション」とエアロタイプの「Z Aエディション」をベースに、ゴールド加飾のヘッドライト、ダークメッキのフロントグリル、ウルトラスエードとフェイクレザーを組み合わせた専用コンビシート、ブラックルーフライニングなどを追加したもの。シート表皮やステッチにもゴールドを採用し、高輝度塗装アルミホイールなどを備えるなど豪華と力強さを演出した内容となっている。2.5Lと3.5Lのガソリンエンジン車のみの設定であった。

ヴェルファイア ZG(2017年モデル)

 2017年12月には、初のマイナーチェンジを実施し、翌年の2018年1月より販売を開始。最大のトピックは、先進の安全運転支援機能のパッケージである「トヨタセーフティセンス」の全車標準化だ。代表的な機能として、自転車や夜間の歩行者の検知可能な「プリクラッシュセーフティ(衝突被害軽減ブレーキ)」やレーダークルーズコントロール、車線中央維持支援を行う新機能「レーンとトレーシングアシスト」などが挙げられる。ビジュアル面では、前後マスクのデザイン変更が行われたものの、人気車だけに改良前のイメージを受け継いでおり、フロントグリルの押し出し感が強め、ライトデザインもよりシャープさを増した。またリヤスタイルでは、センターガーニッシュのエリアが拡大され、テールランプがフロント同様に、上下2段式デザインに発展している。グレード構成では、人気の最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」にエアロ仕様の「エグゼクティブラウンジZ」を追加。走り好きのオーナーに人気の高い3.5L車は、エンジンを進化させ、8速ATとの組み合わせとなり、より力強い走りと燃費の向上が図られている。さらに2018年10月の一部改良では、インテリジェントクリアランスソナーが全車標準化となった。

 2019年12月に公表された一部改良は、エグゼクティブラウンジシリーズを除く、全車に車載通信機と9インチのディスプレイオーディオを標準化することで、コネクテッドカーへと発展。同時に公式リリースには記載されていないものの、フロントグリルに装着されていたヴェルファイア専用エンブレムが廃止され、トヨタエンブレムへと置き換えられている。オーナー以外に気が付く人は少ないかもしれないが、これがより新しい仕様のヴェルファイアを見分けるポイントとなった。同モデルは、翌年となる2020年1月より販売が開始されている。

 2020年4月には、前期モデルで好評を得た特別仕様車「GOLDEN EYES」が復活。Zグレードをベースに、ゴールド加飾ヘッドライトなどの特徴を受け継ぎつつ、漆黒メッキ加飾をフロントグリルやLEDフロントフォグランプモール、リヤランプガーニッシュなどに採用している。シートの表皮は、ウルトラスエードとフェイクレザーの組み合わせとなるが、加工やデザインを変更し、従来よりも上品な仕様としている。パワートレインは、待望のハイブリッドを新設定。エンジン車は、2.5Lのみとなっている。

ヴェルファイア GOLDEN EYESⅡ(2021年モデル)

 2021年4月の一部改良では、ヴェルファイアはひとつの転機を迎える。グレード構成が見直され、好評の特別仕様車「GOLDEN EYES」をベースに、両側パワースライドドアなどの装備を追加した「GOLDEN EYESⅡ」に進化させ、他グレードが全て廃止に。この人気車が迎えた意外な展開の背景には、2020年5月よりスタートしたトヨタ車の全店舗扱いのスタートがある。これまでヴェルファイアは、ネッツ店専売モデルであったが、前年より、全てのトヨタ新車ディーラーで、アルファードとヴェルファイアが購入できるようになったことで、主力をアルファードとし、ヴェルファイアのデザインが好きなファンに向けて、限定的な仕様で提供されるようになったのだ。パワートレインは、2.5LエンジンのFWDと4WD、または4WD専用のハイブリッドの3つに集約されている。2022年4月に発表された最新仕様では、「GOLDEN EYESⅡ」が、進化版である「GOLDEN EYESⅢ」に発展。主な変更点として、メーターリングのゴールド加飾の追加、シート表皮のブランノーブⅡとフェイクレザーのコンビに変更されたこと。そしてブラインドスポットモニターとパーキングサポートブレーキの標準化などが挙げられる。パワートレインの設定に変更はない。

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まとめ

 トヨタ車の全店舗扱いの余波で、トヨタの高級ミニバンがアルファード中心の構成となり、ヴェルファイアは限定的な仕様となってしまったのは、ファンにとって残念だろう。生産効率などの観点から、グレードの整理が進められたことは仕方ないことだと思うが、フォーマル志向の強いアルファードと異なり、ワイルド&タフネスを強調するヴェルファイアの強みを活かすべく、特徴的なグレードはもう少し残しても良かったのではないかと思う。特に象徴的なエアロ付きの最上級グレード「エグゼクティブラウンジZ」や豪快な走りが魅力の3.5L V6エンジン仕様などが選べなくなったのは残念。これらの仕様のヴェルファイアが欲しいならば、良好な状態な中古車が手に入るうちに、検討を急ぐべきだろう。もちろん、これらの仕様のアルファードバージョンは、現在も販売中だ。

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大音安弘(おおと やすひろ)

ライタープロフィール

大音安弘(おおと やすひろ)

1980年生まれ。埼玉県出身。クルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者に転身。現在はフリーランスの自動車ライターとして、自動車雑誌やWEBを中心に執筆を行う。歴代の愛車は全てMT車という大のMT好き。

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