車の歴史
更新日:2022.07.06 / 掲載日:2022.02.28

【トヨタ アルファード特集】進化を続けるミニバンの絶対王者【初代から新型まで】

文●大音安弘 写真●トヨタ

 国産ミニバンの王者として君臨するトヨタ「アルファード」は、今や高級セダン市場を脅かすほどの大人気車へと成長し、日本を代表する高級車に数えられるようになった。その魅力は国内だけに留まらず、主にアジア地区を中心に輸出され、乗用専用モデルによるラグジュアリーミニバンという新ジャンルを切り開いている。まさに世界に誇るメイドインジャパンなクルマである「アルファード」が如何なる進化を遂げてきたのか、その歴史を振り返ってみよう。

初代:広さと上質感で高級ミニバンの世界観を創り上げた

アルファード(2002年モデル)

 アルファードの歴史は、2002年まで遡る。ハイエースなどの商用1BOXと基本を共有する上級ワゴンから、ボンネットを備えたセミキャブオーバーモデルの「グランビア」を皮切りに、姉妹車となる「ハイエース・レジアス」、「ツーリング・ハイエース」、「グランド・ハイエース」で構成された高級ミニバンシリーズを展開するも、1997年に登場した日産エルグランドに大敗を喫した苦い経験から生まれたオールニューモデルである。

 グランビアシリーズは、エルグランド同様に、FRレイアウトの凝った作り込みであったが、これはコストアップの原因でもあり、さらに乗降性と車室広さなどの利便性を高めることに有効な低床化にも限界があった。そこでFFミッドサイズモデルのプラットフォームを流用し、開発費及び生産コストを抑えながらも、クラウンのような分かりやすい日本車的高級車の内外装を与えることで、収益性とユーザー満足度も高める高級ミニバンへと仕立てられていた。パワーユニットも、高級車に相応しい3.0LのV6エンジンに加え、2.4Lの直列4気筒エンジンを搭載することで、価格と維持費を引き下げにも配慮されていた。アルファードは、「アルファードG」と「アルファードV」の2種類が存在するが、これは販売チャンネルでの住み分けであり、仕様や価格も同一であった。

 2002年5月22日の発売から1か月後には、月販目標4,000台に対して、5.5倍となる約22,000台にも上り、好調なスタートを迎える。当時の資料には、好調の理由として「堂々とした存在感あるスタイル」や「乗る人すべてがホスピタリティを実感できる広大な室内空間と各種装備」などが挙げられており、一代でトヨタの看板車のひとつへと成長をアルファードの基本的価値が、初代よりしっかりと構築できていたことが伺える。

アルファード ハイブリッド(2003年モデル)

 2003年7月には、その後の主力となる「ハイブリッド」が新登場。2.4Lエンジンとモーター、CVTを組み合わせたハイブリッドシステム「THS-C」で前輪を駆動し、後輪側をモーターで駆動する電動4WDシステム「E-Four」が搭載されていた。エコカーとしての側面だけでなく、レクリエーションなどでの活躍する新価値として、ハイブリッドシステムによる大出力発電機能を活用した給電機能も売りとした。当時、今よりも高価なハイブリッドシステムを搭載していたため、エントリー価格が、V6エンジン車の最上級グレードよりも、33万円と高価であるなど、普及型だったプリウスと比べ、高級ハイブリッド車というイメージも強かった。またハイブリッドカーをアピールすべく、外装を中心に一部が専用デザインとなり、差別化も図られていた。

 2005年4月には、初のマイナーチェンジを実施。主な改良は、フェイスリフトで、より高級感のあるデザインに変更されている。このタイミングで、3.0LのV6エンジン車のみATが4速から5速に変更されている。好調の人気車ということもあり、初代モデルの大きな変化は、ハイブリッドの追加と1度のフェイスリフト程度にとどまり、2008年まで販売された。

 初代アルファードで忘れてならないモデルが、トヨタモデリスタインターナショナルが販売していたコンプリートカー「ロイヤルラウンジ」だ。ロイヤルラウンジは、アルファードをベースとしたリムジン仕様で、後席エリアを大胆にも2座のキャプテンシートとしたものだ。このリムジン仕様は、モデルを重ねるごとに豪華となり、現行型まで受け継がれたが、2019年末に生産を終了している。しかし、その世界観は、現行型の最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」や海外向けのレクサスミニバン「LM」の基礎となったといえ、アルファードの歴史の語る上で、決して外せない存在といえるだろう。

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  • 支払総額:52万円
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  • 車種 : アルファードハイブリッド
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  • 車検: 検7.5

2代目:ヴェルファイアが登場し二枚看板に

アルファード(2008年モデル)

 2008年5月のフルモデルチェンジで2世代目に進化したアルファードは、新たな展開を迎える。販売チャンネルによる差別化を強化すべく、姉妹車「ヴェルファイア」が登場。共通の開発テーマとして「威風堂々、ミニバンの頂点」と掲げながら、アルファードは「上品と洗練」を、ヴァルファイアは「力強さと先進性」をエクステリアの特徴として加えた。これにより、2代目以降は、フォーマルなアルファードとワイルドなヴェルファイアというそれぞれのキャラクターが生まれることになった。グレード名なども差別化されていたが、いずれも同等の仕様と価格のものが用意されており、事実上、違いは販売店とデザインのみといえた。

ヴェルファイア(2008年モデル)

 プラットフォームも刷新され、一足先に新世代となっていた3代目エスティマと共通化され、全高を抑えながら、更なる低床化も実現。その結果、車室高が+10mm、室内長が+75mm、それぞれ拡大され、より広々としたキャビンに仕立てられていた。パワートレインは、改良を加えた2.4L直列4気筒エンジンがCVTの組み合わせとなり、上位モデル用のV6 エンジンは、3.5Lにスープアップされ、トランスミッションも6速ATとなった。FF車であることは、初代同様だが、全仕様で4WDの選択もできた。意外にも、ハイブリッド仕様は設定されず、ミニバンのハイブリッドニーズは、エスティマハイブリッドに集約された。キープコンセプトながら、ヴェルファイアというエッセンスが加わった第2世代は、アルファードとヴェルファイアは、各3000台という月販目標が掲げられたが、発売から約1か月の受注は、約36,000台を記録。アルファードが約16,000台に対して、ヴェルファイアが約20,000台という結果になっている。これはヴェルファイアの若々しさが市場に支持された面もあるが、ヴェルファイアを取り扱うネッツ店の販売店舗数の多さも影響していたようだ。

ヴェルファイア(2013年モデル)

 初代同様に好調な販売を見せた2世代目も、大幅改良と言えるのは、2011年9月に発表されたマイナーチェンジのみ。フェイスリフトを中心とした内外装の意匠の変更が主なものだったが、2.4L車にも、2列目エグゼクティブシート装着車を追加。より多くの人が、アルファードとヴェルファイアに、高級感や贅沢さという価値を求めていることを実感させる改良であった。最大の変化は、ハイブリッドモデルの復活だ。これは市場の声に応えたもので、環境意識の高まりに加え、ハイブリッドシステムの進化に期待する人が増えたことを意識させるものであった。搭載されるハイブリッドシステムは、2.4Lエンジンとモーターを組み合わせたものだが、新世代となる「THS-Ⅱ」に進化。初代同様に、後輪モーターを備える「E-Four」仕様となった。

 2代目モデルのハイブリッド復活に並ぶトピックとしては、歴代シリーズ唯一となるスポーツコンプリートカー「G SPORT(G’s)も設定されたことだ。専用のエアロやシートなどのビジュアル面だけに留まらず、床下剛性アップパーツとスポット溶接打点増しなどによるボディ剛性の向上とローダウン仕様のチューニングサスペンションまで与えた本格派だ。そのレアさは、ロイヤルラウンジにも匹敵するだけに、アルファード/ヴァルファイアファンには覚えていて欲しい存在だ。

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  • 車種 : アルファードハイブリッド
  • 年式 : 2012年
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3代目:より贅沢で快適に。高級ミニバンとしてさらに進化を遂げる

アルファード(2015年モデル)

 現行型となるアルファードとヴェルファイア共に2015年1月26日にフルモデルチェンジを実施。これによりアルファードは3世代目に。ヴェルファイアは初のフルモデルチェンジを迎えた。「大空間高級サルーン」を共通のテーマに、縮小し続ける高級セダンニーズをカバーする、より贅沢で快適性の高い高級ミニバンが目指された。それぞれのテーマは、アルファードが「豪華・勇壮」、ヴェルファイアが「大胆・不敵」とし、フロントマスクデザインの差別化を強化。クラウンの稲妻グリルを彷彿させるグリルがアルファードに与えられことが大きな話題に。一方、独自路線を重視するヴェルファイアは、彫刻的な塊感のあるフロントマスクとなり、より個性的な顔立ちに仕上げられていた。

ヴェルファイア エグゼクティブラウンジ(2015年モデル)

 上質化の追求は、プラットフォームにも表れており、リヤサスペンションにシリーズ初となるダブルウィッシュボーン式を採用。内外装も豪華さを強調し、その世界観を追求したフラグシップグレード「エグゼクティブラウンジ」を設定。その豪華な装備や仕上げだけでなく、エントリー車の約2倍のプライスも話題となった。

アルファード エグゼクティブラウンジ(2015年モデル)

 パワートレインのラインアップは、ガソリン車が、2.5L直列4気筒エンジンとCVTか、3.5LのV6エンジンと6速ATの組み合わせで、FFと4WDの選択が可能に。さらにハイブリッドも用意され、こちらは先代に引き続き、改良を加えた「THSⅡ」を搭載するが、エンジンは、2.5L直列4気筒エンジンに換装されている。もちろん、ハイブリッド車は、後輪モーターによる「E-Four」が標準に。グレード構成は、一部を除き、モデル毎に専用化されていたが、内容と価格は共通のものとなっていた。

 発売から1か月の受注台数は、月販目標がアルファード3,000台、ヴェルファイア4,000台に対して、合計で約4万2000台と絶好調。アルファードとヴェルファイアの差も、ヴェルファイアが2,000台増となる約22,000台と上回っていたが、先代よりも人気が僅差となっていることを示していた。これは豪華な「エグゼクティブラウンジ」が登場したことで、より高級車らしいデザインとなったアルファードへの関心の高まりが背景にあったと想像された。それを裏付けるようにアルファードのPR戦略では、本木雅弘と北川景子を起用し、世界でショーファードリブンとして活躍するイメージのCMを展開されていた。

アルファード(2017年モデル)

 2017年12月のマイナーチェンジでは、トヨタの先進安全運転支援機能である「トヨタセーフティセンス」が全グレードに標準化された。内外装の意匠の変更も行われているが、歴代モデルの中でも特に高い人気を示している現行型だけに、小変更に留められている。2019年12月の一部改良では、ナビシステム標準となる「エグゼクティブラウンジ」系グレードを除き、全車にディスプレイオーディオと車載通信機を標準化することでコネクテッドカー化を図った。その際に、ヴェルファイアの伝統であったフロントマスク内のネットエンブレムが廃止となり、トヨタエンブレムに変更されている。

 2020年5月よりトヨタは全店舗で全車種の取扱を開始したため、この流れによる車種の統合や整理などが行われたが、人気車であるアルファードとヴェルファイアは共に継続された。しかし、ヴェルファイアは、そのワイルドなキャラクターに特化した特別仕様車「ゴールデンアイズⅡ」のハイブリッド車及び2.5Lガソリン車に仕様を縮小。残念ながら、将来的にはアルファードに一本化される可能性が高いようだ。その一方で、高級ミニバンの主力となったアルファードは、コロナ過の影響による少人数での自動車による移動が増えたこともあり、さらにニーズを拡大し、今やクラウンを脅かす存在にまで成長を遂げている。

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  • 支払総額:389.2万円
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  • 車種 : アルファードハイブリッド
  • 年式 : 2022年
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  • 車種 : アルファードハイブリッド
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  • 年式 : 2022年
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  • 車種 : アルファードハイブリッド
  • 年式 : 2022年
  • 走行距離 : 2.4万km
  • 車検: 検7.2
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  • 年式 : 2015年
  • 走行距離 : 9.7万km
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  • 車種 : アルファードハイブリッド
  • 年式 : 2019年
  • 走行距離 : 5.6万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:509.6万円
  • 車両本体価格:487.8万円
  • 車種 : アルファードハイブリッド
  • 年式 : 2019年
  • 走行距離 : 5.7万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:604.9万円
  • 車両本体価格:590.2万円
  • 車種 : アルファードハイブリッド
  • 年式 : 2023年
  • 走行距離 : 0.5万km
  • 車検: 検8.1
  • 支払総額:638.2万円
  • 車両本体価格:619万円
  • 車種 : アルファードハイブリッド
  • 年式 : 2019年
  • 走行距離 : 1.1万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:328万円
  • 車両本体価格:312万円
  • 車種 : アルファードハイブリッド
  • 年式 : 2015年
  • 走行距離 : 8.4万km
  • 車検: 車検整備付
  • 支払総額:499.7万円
  • 車両本体価格:489.7万円
  • 車種 : アルファードハイブリッド
  • 年式 : 2020年
  • 走行距離 : 1.2万km
  • 車検: 検7.10
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大音安弘(おおと やすひろ)

ライタープロフィール

大音安弘(おおと やすひろ)

1980年生まれ。埼玉県出身。クルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者に転身。現在はフリーランスの自動車ライターとして、自動車雑誌やWEBを中心に執筆を行う。歴代の愛車は全てMT車という大のMT好き。

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1980年生まれ。埼玉県出身。クルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者に転身。現在はフリーランスの自動車ライターとして、自動車雑誌やWEBを中心に執筆を行う。歴代の愛車は全てMT車という大のMT好き。

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